
Name |
Babakia cf. festiva |
Place |
和歌山串本町(2000.12) |
Length |
20mm |
Date |
2000.12.31 |
Point |
和歌山県串本町串本ダイビングパーク前ビーチ |
Depth |
-4m |
Temp |
17℃ |
冬季に、付近に珊瑚礁があるような温暖な内湾性の海で観察。
石をめくったところ、石の下に付いていたのをガイドが見つけた。
最初カスミミノウミウシ仲間かと思ったが触角の形状が大きく異なっているように思える為、AEOLIDACEA
sp.ということにした。
非常に立派な触角が特徴的だと思うのだが、手持ちの資料では同定するには至らなかった。
下の写真は卵塊の写真。ガイドによると最初はこの卵塊の近くにいたのが、石をめくった後移動し始めたとの事である。ミノウミウシの仲間には他のウミウシの卵塊を食べるものもいるが、おそらくこの卵塊は本種のものと思われる。移動速度は以外と速い。
卵塊があるということは、他にも同種のウミウシがいるということだろうか?
ガイドも写真を撮りたかったと言っていた位キレイなウミウシだった。
もう二度と会えないような気がするが・・・・
中野さんより本種はBabakia cf. festivaだろうとの指摘を頂いた。
ラドマン先生のHPに掲載されているものと同種だろうと思われる。
中野さんによると八丈では結構普通に見られる種らしいが、串本では希種。
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