Cカード(STRESS & RESCUE)
取得奮戦記

 

学科講習 1998/12/21

 SSIのストレス&レスキューコースを受講することにした。
目的は、安全性の向上と、インストラクターを目指す為の前準備。

ショップは、アリストダイバーズ
まずは、学科でビデオ及びマニュアルを用いてのレクチャーだ。
ここは、特に問題になるようなこともなく、ストレートに終わった。


海洋実習1日目−1本目− 1998/12/21

 ショップ前の海での基本練習が中心となる。水深は3m程度なのだが・・・その分水温が低く冷たい。
水温11度の中の講習・・・やるほうもたいへんだろうが、受けるほうも結構きつい。
めちゃくちゃ寒い。スリーシーズングローブでフード無しという状況だったので、手は冷たいし、顔は冷たいのを通り越して痛さを感じる。さらにそれを通して感覚すら無くなってくる・・。
 講習の内容は基本的な練習の確認(マスククリアー、レギュレータリカバリー&クリアー、オクトバスブリージングなど)だった。

 ここで、問題点が出てきた。オクトバスブリージングの際に、レギュレータを相手に渡して自分がオクトパスを使用する(つまりエア切れを起こしてパニックになっている相手が咄嗟に自分のレギュレータを奪ったと想定)場合に、オクトパスが直に掴めなかった。オクトパスがリカバリー動作で掴めず(付近のロープに引っかかっていた)苦労したのと、左だしにしていたオクトパスを吸うには困難があるのだ(普通に加えると上下逆になる)。

これを踏まえて、以降のダイビングでは、オクトパスもレギュと同様に右だしにし、さらにオクトパスの口はエントリー前にBCに取りつけるようにした。


海洋実習1日目−2本目− 1998/12/21

2本目も同じくショップ前だった。
講習内容は曳航方4種類(側面からの曳航、足を押しての曳航、ビート板を使っての曳航、背面からタンクの上を掴んでの曳航)を短距離10〜20mぐらい行った。

 さらに水面でパニックを起こしているダイバーの救助&曳航方の練習。水中での意識不明ダイバーの救出&曳航の練習を行う。曳航方にもよるが、結構疲れる。


海洋実習2日目−1本目− 1998/12/27

今回は、水深5〜7mのところでの講習だった。場所はホテル前。

まず、最初はイケスの中での練習・・・これは、ある意味で面白い。魚が泳いでいるプールという感覚か?水深は5mほどだったが。
ここで、一般的な復習(マスククリア、レギュレータリカバリー&クリア、オクトパスブリ―ジングなど)を行った。さらに緊急スイミングアセントの練習も行う。また、簡単な曳航の復習もイケスの中で練習した。


海洋実習2日目−2本目− 1998/12/27

2本目は、同じくホテル下だが、イケスの外での練習となる。練習は曳航を中心としたものだ。前回同様4種類の曳航の練習及び、水面・水中でのダイバーの救出の練習をそれぞれ行い、さらにそれらを一連の動作として複合で行った。

最後の陸揚げで、サドルバックキャリーを行って終了だ。

ここで問題は・・・陸揚げの時に、特にドライスーツ着用時にフィンが脱ぎ難いことだ。イントラは、フィンを履いたまま陸揚げしていたが、私にはあの動作は出来そうに無い。同考えてもフィンを脱いだ方が安全かつ迅速に行動できるのだ。

対策としては陸が近づいた段階で、フィンのストラップを外しそのままフィンキックで曳航するとフィンが脱ぎやすくなるようだ。とりあえず、この点に注意しておこうと思う。


カード申請

最後にショップに戻り、ストレス&レスキューの申請をした。


Cカード(RESCUE DIVER)