白浜でダイビング4   2001年12月31日(月)

今日は白浜で潜った。久しぶりの白浜だ。そろそろウミウシが多くなっているシーズンだと思うのだけれど・・・・。
サービスに着いて、手続きを済ませる。一時間くらい余裕があるようだ。カンナツノザヤウミウシやトウモンウミコチョウが見れるらしい。場所を聞いておく。
出航の時間になったので港に移動する。ボートが港から出ると1mくらいあった。波にゆられながらポイントまで移動する。

1本目:ペイマンケーブ
エントリーしてすぐにウミウシ探しをする。が、その前に噂のケーブをくぐっておこう。出口が青く見えてなかなか幻想的だ。上にも青く見えるところがあって上にも抜けているのか?と思ったが近づいて見ると、ケーブ内にたまったエアーが光を反射してそう見えているだけのようだ。
アーチの中でウミウシを探して見るが見つからず、何回か往復してケーブの中にイガグリウミウシが一匹と、入り口付近にニシキウミウシ、タテヒダイボウミウシがいる程度だった。それ以外にはアオウミウシとコイボウミウシがいた程度である。他の人が上がりかけているので、そろそろ上がろうか・・・・と、コンピュータを見ると3m、7分の表示が・・・。
げげ・・・いつのまにやら減圧モードになっている。しょうがないのでゆっくりと浮上しながら3mラインで減圧停止だ。ふだんだと5mラインなのだが5mだとなかなか消えないので3mをキープする必要がある。減圧表示が消えてからさらに安全停止をしてからエクジット。

サービスに戻って食事をすませゆっくりと休憩する。何時もよりも水分を多めに取る事にする。
ゆっくりと休憩してから2本目の準備に入る。2本目はカンナツノザヤウミウシやトウモンウミコチョウがいると言われている沈船だ。今回はセルフで入るので場所を聞いておく。
やっぱり波に揺られながらポイントまで移動する。1本目よりはポイントまでの距離が近いのでまだマシなのだけど。

2本目:沈船
エントリーしてまずはトウモンウミコチョウを目指す。沈船の先端から岩場に廻りこみ砂地に出て、それらしいところに辿り着いた。頑張って探して見たが見つからない。散々粘ったが見つからず、戻って沈船でカンナツノザヤウミウシを探すがこちらも見つからない。何人か集まってきているがみんな見つけていないようだ。しょうがないので沈船の周辺を探して見るがルンキナウミウシの仲間が2匹見つかった程度である。
みんなが上がりかけているので、浮上を開始し、今回も長めに安全停止してからエクジットする。

2本潜ったが今回は完全な玉砕だった。
サービスのスタッフと雑談してから、宿泊予定のすさみに向かう。多分元旦は店はしまっているだろうから、2日分の食料やらお菓子を買いこんでチェックインし、後はのんびり過ごす。
仕事収め   2001年12月29日(土)

今日は大掃除。朝からバタバタと掃除をして、午後に食事に行く。
その後3時くらいには解散。
で散髪に向かう。一年ぶりかなぁ?枝毛だらけでボロボロだったのでバッサリと切った。
だけども切り過ぎたかなぁ?この季節にはちょっと寒いかも・・・。
串本でダイビング32   2001年12月24日(月)

今日も串本でダイビングだ。そして今日も一日シーマンズビーチだ。今日は最終日なので昨日のようには行かない。ちゃかちゃかと潜らないと、帰りがしんどい。つまりは翌日もしんどくなるのだ。
ということでサービスに着いて、早速準備をしてビーチに向かう。

1本目:シーマンズビーチ
昨日と同じ場所を中心に探して見るが流石に昨日と同じウミウシは見つかっても初物は出ない。
サガミコネコウミウシ、オウカンウミウシオトメミドリガイ、シラユキウミウシ、シロウサギウミウシ、キヌハダモドキ、フマ―タ、オカダウミウシなどが見つかる。ホクヨウウミウシの仲間を見つけたが見失ってしまった。それ以外に、春先にこのビーチで良く見たネコジタウミウシの仲間も見つけたが、前年ながら2時間以上潜っても初物は出なかった。

食事を手短に済ませて、続けて2本目に向かう。

2本目:シーマンズビーチ
ちょっと探す場所を変えて見る。オカダウミウシ、キヌハダモドキ、オトメミドリガイ、シラライロウミウシ、シラユキウミウシ、ミナミオトメミドリガイなんかが見つかる。初物のミノウミウシか!?と思えるウミウシを見つけたがよぉ〜〜〜くみるとシロミノウミウシだった。ダイダイの平べったいウミウシも見つけたがこれもこのビーチでは定番のウミウシだ。
時間が来たのでエクジット。

手短に機材を洗って片付け、着替えを済ませてから精算し、帰路に着く。7時過ぎには帰宅できたのだった。
串本でダイビング31   2001年12月23日(日)

今日も串本で潜ってきた。前回は、ビーチに潜らなかったので今回はビーチ三昧の予定だ。
ビーチなので出発時間は自由に設定できるのが嬉しい。こういう自分中心でスケジュール出来るのはとっても楽なのだ。
それでも午前のボート出航前にはまにあってサービスに着くのだけれど、着いてそうそうバタバタしたくもないので、やっぱりビーチなのだ。サービスでは南勢のアルバイトガイドのアライ君が来ていた。今日はプライベートで潜るらしい。ボート組が港に向かい始めたので、私はのんびり休憩してからビーチに向かう。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーしてすぐにウミウシを見つける。イバラウミウシの仲間のようだが、始めて見るタイプだ。前回のダイビングからの残りフィルムを使ったので、この一匹で2倍テレコンのカメラがフィルムエンドとなる。しょうがないのでわずか10分でエクジットする。

フィルム交換をしてから同じタンクで早速2本目へと向かう。こういうのが出来るのもセルフダイビングの良いところだ。

2本目:シーマンズビーチ
再びエントリーしてウミウシ探しだ。今回はフィルムにも余裕があるので、何時ものウミウシラインに向かう。で、前回からウミウシが出始めた場所でじっくり探すことにする。背面に点々が入ったDendrodoris sp.が見つかり、シロウサギウミウシやシラユキウミウシも見つかる。この2種の見分けが難しい。もしかしたら同種では?と最近思い始めたりもしている。周辺部のキイロのラインで見分けているのだが、途切れているものやちょっとだけしか無いものなんかもいるので、並べて見ると全くないものから完全につながっているものまでここのビーチでは見れてしまうのだ。まあ、しれはともかくオカダウミウシもやたら目に付く。こんなのがやたら目に付くというのも我ながらマニアックだと思ってしまう。
そして見慣れないウミウシが・・・・・ミドリシタナシウミウシのようでもあるが微妙に色合いが異なっている。ペクテンのようにも見えるがちょっと色が薄い。でも多分ペクテンなのだろうなぁ〜〜・・ということで、これを撮影しておく。さらにミノウミウシの仲間が見つかった。ワグシウミウシの仲間かと思って残りのフィルムをこいつで撮り切ったのだけど、どうやらミノウミウシのようだ。でもミノウミウシも見るのは2回目だったので、良しとする。
フィルムエンドでまたまたエクジット。50分ほど潜ったがまだエアーは100kg/m2以上残っている。

フィルムを交換し、トイレに行きたくなったのでドライスーツを脱いでトイレに行く。丁度ボート組が戻ってきた頃だったので、スタッフにスーツを閉めてもらって(一人で脱ぐことは出来るけど、閉める事は出来ないのだ)さらに同じタンクで3本目に向かう。

3本目:シーマンズビーチ
エントリーしてすぐにシロウミウシとクチナシイロウミウシを見つける。さらにアオウミウシ、シラユキウミウシ、オトメミドリガイなんかも見つけるが、残念ながら今回は初物は出なかった。50分ほど潜ってエアーが無くなってきたのでエクジットする。

昼食をとる為にサービスに戻るが、手配の間違いか弁当が無いぃ〜〜〜〜〜・・。でも最近串本にサークルKが出来たのでサークルKに買いに行く。サービスのスタッフが買って来てくれると言ってくれたのだけれどやっぱりどうせなら選びたいし(^^;;。
で食事を済ませて、休憩してから午後からのダイビングに向かうのだった。

4本目:シーマンズビーチ
午後からも2本目と同じ付近を中心に潜る事にする。サガミコネコウミウシと卵塊をまず見つける。付近を捜すとサガミコネコウミウシがちょこちょこ出てくる。さらにオカダウミウシも目にとまる。ふとウミウシの卵塊が目にとまり、親はいないかなぁ〜〜〜〜と探しているとノソノソと動くものが目に入ってきた。どうやらオウカンウミウシのようだ。こいつは初物なので撮影しておく。ちょっと戻りかけてまたまたウミウシ発見。ミノウミウシの仲間のようだが触角を前後に動かしながらチョコチョコと移動している。ミノの部分はイボイボしている感じだ。多分ノードサだろう。ノードサだと以前に一度ダイビングパークのビーチで見た事があるのだが、満足の行く写真ではなかったのでじっくり撮影しておく。ここでフィルムエンドとなったのでエクジットする。エアーはまだ残り多いのでもうちょっと潜る事にしよう。

フィルムを交換してさらに同じタンクで潜る事にする。

5本目:シーマンズビーチ
3時半にエントリーしたのだが、潜っていてもだんだんと薄暗くなってくるのが判る。あまりと置くまで移動せずに近くを探すことにする。フマータらしきウミウシが見つかり、さらにミナミオトメミドリガイなんかも見つかる。ヒカリウミウシも見つかった。オカダウミウシややっぱり多い。エアーの残りが少なくなって来たので戻り始めエクジット直前にシロウサギウミウシを見てエクジット。

ようやく一日のダイビングの終了だ。シャワーを浴びて着替えを済ませスタッフと雑談する。
辺りが暗くなってきたので、すさみに移動しいつものリゾートマンションにチェックインして温泉に浸かり疲れを癒す。テレビを見ながら横になっていたらいつのまにやら夢の中に・・・・
ルータ   2001年12月20日(木)

家ではLANを組んでいる。ISDNの時からそうだったのだ。だからADSLでもLANを組む必要がある。ということで、ブロードバンドルータを購入するのだが、どうにもこうにも不安定だ。
つながったりつながらなかったり・・・・・。色々と見てみるどうやらルータが悪そうだ。
ということで、ルータを新しいものに交換してもらったら、快適に使えるようになった。
それにしてもADSLって早いなぁ。
ADSL   2001年12月19日(水)

明日からADSLと思っていたら、今日工事に入るらしい。
工事の人間が来ていると家から連絡が入ったのだ。家に戻って立会いをする。
ADSLモデムを設置してランプの状態を確認する。電源を入れるとADSLランプが点滅している。
やはり距離があるからダメなのだろうか?としばらく待っていると点滅から点灯に代わった。
をを・・・・。使えるのか?早速PCを起動しフレッツ接続ツールをインストールし、速度チェックをしてみる。500Kbps〜800Kbpsほど出ている。これは十分な数字だ。会社で使うよりも早いかもしれない。今までNTTから散々使えない地域だからとキャンセルをすすめられてきたのは何だったのだろう?
まあ、今日から快適生活が待っているはず・・・。
串本でダイビング30   2001年12月18日(火)

今日は串本で潜ってきた。今日は珍しくビーチには入らずにボートデーだ。なぜなら来週も来る予定だからだ。
ということで、カメラのセッティングも宿で済ませているので、くつろぎながら出航の時間を待つのだった。

1本目:アンドの鼻
冬季限定ポイントのアンドの鼻である。マクロワールドとも言われている。しかし、実際にはあまりそれを感じたことが無いのだなぁ。深いほうのアンカーだったので、近くのアザハタの根に行ってイシモチの群れと戯れる。スザクサラサエビなんかも多い。さらに西に移動してみるがなにも見つからない。戻って今度は南側を攻めることにするが、これまたウミウシは皆無だった。いや、唯一コイボウミウシが一匹見つかった。ヨウジウオは多いシマヒメヤマノカミも定番だ。しかし延々探してもウミウシは見つからず最後にウミウシか?と思ったらきれいなヒラムシだった。一応これを撮影してエクジット。

昼食&休憩をしてから2本目の準備にする。風も出てきている様子だ。

2本目:備前
ここもウミウシには弱いポイントなのだが、時々激レアなものが出るポイントでもある。特に北の根で見ることが多い。ということで、北の根に早速移動してウミウシ探しをするのだが、これまた見つからない。しょうがないので西の根に移動して探してみるが見つからず砂地に出て戻り始める。ホタテツノハゼも何処かに行ってしまったようだ。タマゴイロイボウミウシを1匹だけ見てアンカーに戻り、アンカー付近で悪あがきして探してみたが見つからず、エクジット。
今回の串本は完全玉砕であった。

機材を手短に洗って、岐路に着く準備をする。快調にすっ飛ばして7時過ぎには家につくのだった。
田辺でダイビング4   2001年12月17日(月)

今日は久しぶりに田辺でもぐってきた。使ったのはロコダイブだ。どうも田辺の場合、ロコダイブを使うとほぼ100%に近い確立でもぐれるのだが、ステイドリームを使おうとすると100%の確立で海が荒れるのだ。年間を通じて予約している回数はどちらも同じ位なのだけれど・・・。
ということで、今回は当然というかなんというか潜れたのだ。
サービスについて手続きを済ませ出航となる。1本目はミサチらしい。カンナツノザヤウミウシが最近出たらしい。ちょっと期待してみる。
今日は、船長が漁出ていないらしい。ガイド兼オーナが操船もするのだった。

1本目:ミサチ
田辺随一のウミウシポイントではないだろうか?とにかくいろいろなウミウシが出るポイントだ。ポイントに着いて、今年夏の西表で起きた漂流事故の事もあって船が無人になるのにちょっと不安を感じなくもないが流れも無く、海も荒れていないので、まあ大丈夫だろう。
エントリーしてすぐにモンガラカワハギの成体がお出迎えだ。幼体は時々見るのだが成体も紀伊半島で見れるとは思わなかった。が、目的はウミウシなので早速ウミウシを探す。ハナオトメウミウシ、イガグリウミウシ2匹、ミカドウミウシの幼体2匹見つかった。カンナツノザヤウミウシを探すも残念ながらピカチューすら見つからない。しかし、ガイドがついにピカチューを見つけた。カンナが近くにいないかと探してみたが残念ながら見つからなかったのだった。
根の上側に戻って、サキシマミノウミウシの幼体を見つけ、アオウミウシなどもちょこちょこと見つかる。サキシマミノウミウシを撮影しているとガイドが呼びにきたので見に行ってみる。
なんだこりゃ?コネコウミウシかな?と一瞬思ったがファインダー越しに見るとどうやら別種のようだ。撮影しておく。さらにアンカー近くでフタスジミノウミウシのようなウミウシを見る。これは田辺でよく見るタイプのようだが、一応撮影しておく。さらにオレンジのミノウミウシをガイドが見つけたので、これも撮影する。フィルムエンドとなったのでエクジット。

サービスに戻ってゆっくり休憩をする。ちょっと風が出てきたようなので、午後からのダイビングはちょっと心配な面もある。
2本目はショウガセに向かうようだ。ちょっと風が出ていて波も出始めた。ポイントに着いてアンカーを打つが、下手するとアンカーひけたりしないかな?と思ってたらダブルアンカーで固定するようだ。ということでウミウシ探しに没頭することにする。

2本目:ショウガセ
エントリーしてウミウシを探す。水深30m付近まで行って下を見るとオオカワリギンチャクの群生が見える。透視度も悪くないようだ。しかしウミウシはなかなか見つからない。ヒロウミウシやフタスジミノウミウシ、アオウミウシ、キカモヨウウミウシ、コイボウミウシなどが見つかった程度である。このポイントもミサチについでウミウシが多いポイントのはずなのだが、今日はだめだった。ふと見るとギンポっぽいのが泳いでいるのが見える。穴の中に入ってしまったのだが、穴から顔を出しているのがカワイイ。黄色のボディに赤のラインが入っている。後で聞いたところスジタテガミカエルウオというものらしい。どうにも魚の名前はよくわからないのだが、何カットか撮影しておく。そういえば魚を撮影したのって久しぶりかもしれない。
エアーが残り少なくなってきたのでエクジット。

サービスに戻って機材を手短に片付けて、雑談をする。田辺もウミウシがぼちぼち出始めたという感じだ。今後が楽しみである。
暗くなってからサービスを後にしていつもの宿・・・すさみに向かう。

チェックインして温泉にゆっくりとつかり、その後就寝・・・。

神明でダイビング4   2001年12月14日(金)

今日は神明でもぐってきた。
夏に南勢でのダイビングが中止になった時に入って以来である。
ショップに着いてダイビングの手続きをしていると、奈良のショップのオーナが顔を出してきた。もしかしたらどんな海か様子を見に来るとは聞いていたが本当に来るとは・・・・。
手続き&準備を済ませて出航・・・のはずなのだがエンジンの調子が悪いのか船のエンジンがかからない。諦めて別の船で行くよう手配をしている様子だ。そこで奈良のショップのオーナがちょっとやってみようか・・・と触るとすぐにかかってしまった。流石だなぁ。
動き出したら快調に進みポイントへと辿り着いた。早速潜ることにする。

1本目:エビハナ
エントリーして水の冷たさを感じるが、水温は17度程度という話を聞いていたので、すぐになれるだろうと思っていた。まずは深場へと移動し、ウミエラを見に行くことにする。ここ以外で簡単に見れる場所を知らないのだ。ということでウミエラを見に行く途中でコンピュータで水温を見る。15度となっていた。きっと陸が寒かったからだろう・・・とこの時は思っていた。
水深20m付近でウミエラを見てから徐々に水深を上げていく、もちろんウミウシを探しながら・・である。ところがウミウシが全然見つからない。ようやくロープについているコトヒメウミウシを見つけたのだった。このポイントで一般種であるクロコソデウミウシやアカエラミノウミウシ、ヒブサミノウミウシなども見つからない。筏下まで戻ってきてエアーを確認し、まだ余裕があるので、浅い岩礁域の方に行ってみることにする。こちらは一般種だけれどコノハミドリガイ(10cmクラス)やアズキウミウシ(7〜8cm)、ヒラミルミドリガイに似ているミドリガイの仲間などが見つかった。後はアオウミウシ、シロイバラウミウシが見つかった程度である。
寒さが骨身にしみてきたので水温を確認すると13度だった。どうやら陸だけでなく水温も低いようだ。ということで限界を感じてエクジット。

ちょっと休憩し、体温が上がるのを待つ。ある程度体温が上がったところで続けて2本目にいくことにする。

2本目:エビハナ
エントリーして今度は、まっすぐ岩礁域付近を攻めることにする。巨大コノハミドリガイ、巨大アズキウミウシ、ミドリガイの仲間などは相変わらず目に付く。シロイバラウミウシやコトヒメウミウシも見つかった。さらにシラユキウミウシも2匹ほど見つけた。しかしここまでで初物は出ていない。クロコソデウミウシもまだ見つからないままだ。
さらに探すと卵塊見つかった。近くに親はいないかなぁ〜〜〜〜・・・と探してみると・・・。
!!!!???見つけた!。ミズタマウミウシだ。しかもペアでいる。50mmのカメラでひたすら撮影する。さらにカメラを変更してテレコンの方でも撮影しておく。2台あると押さえが利くのだ。さらに移動してリュウグウウミウシの仲間を見つけ、これを撮影する。撮影していると近くでうごめくものが・・・・。どうやらヒカリウミウシのようだ。しかし、残念ながら既に2台ともフィルム切れだ。しょうがないので、手に乗せて移動し、途中落ちていたコップに入れて筏下まで持ってきて筏下に置いてエクジット。フィルムを船上で交換してから再エントリーしこれだけ撮影した。エアーが切れたのでエクジット。それでも10カット程度は撮れた・・・はず。

ショップに戻って片付けを済ませ、雑談の後ショップを後にする。
その後、奈良のショップのオーナがこの近くの海とサービスを見ておきたいとの事で、志島と甲賀によってから岐路に着く。伊勢でちょっと休憩&雑談してから家に着いたのは・・・・9時過ぎだった。
冬支度   2001年12月 9日(日)

今日は潜りに行こうかとも思ったが、とりあえず北西の風も強そうなので諦めてゆっくりすることにした。
犬の散歩で超ロングコースを走る。約2時間コースだ。この時期でもこのコースを軽いペースで走るだけでも汗だくになる。
シャワーを浴びて一息ついてから、車の冬支度だ。そう、スタッドレスにするのだ。40分くらいかかって4本とも交換した。
午後からは、年賀状の作成だ。6時過ぎまで印刷に時間がかかったのだった。5時半くらいから奈良のショップの人と電話で雑談。1時間半くらいしゃべってたかなぁ〜〜〜。

志摩でダイビング7   2001年12月 2日(日)

今日は志摩で潜ってきた。いつものあづり浜である。土砂運搬船は今日は出入りしていないらしい。と言う事は潜り放題?漁船が何隻かでているらしいので、それに気をつけて潜る事にする。
適当に準備をして海に向かう

1本目:あづり浜ビーチ
エントリーして砂地を横断しウミウシの壁に向かう。毎度の事ながら沖側に出てしまう。壁側に移動しながらウミウシを探す。ムカデミノウミウシやコノハミドリガイが目に付くがコノハミドリガイはまだまだ数が少ないなぁ。まだ、ウミウシシーズンのピークとは言い難いかもしれない。
ウミウシの壁に入ってウミウシ探し。さすがにこの壁は多い。キイロウミウシ5匹ほど、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、コモンウミウシ、ダイニニシキウミウシなどが立て続けに出てくる。さらにセトイロウミウシまで出てくるのだ。こんな南方系のウミウシまで出てくるとは・・・すごい。ふと見るとミノウミウシの仲間が見つかった。これは初物っぽいので、これも撮影するのだった。アズキウミウシも久しぶりに見つかった。
時間が来たので戻り始める。タツナミガイは相変わらず多い。戻る途中の砂地でホタテウミヘビなんぞも見つかった。戻ってきて、エクジットポイント付近に移動しながらさらにウミウシを探す。ヤマトワグシウミウシとクロシタナシウミウシ、シロウサギウミウシらしきウミウシが見つかった。時間が来たのでエクジット。

昼食をとって、ちょっと休憩をしてから2本目の準備にかかる。

2本目:あづり浜ビーチ
エントリーして、今回はテトラ周辺で遊ぶ事にする。手前側はボートの航路になっているので避けてテトラの向こう側を中心にウミウシ探しだ。クモガタウミウシやフシエラガイの仲間(Berthella stellata)、クロヒメウミウシなどが見つかる。砂地側に出て壁沿いに沖に移動する。ムカデミノウミウシやアオウミウシがいる程度。ふと見るとまたまたミノウミウシの仲間を見つける。どうやらPhirodesmium sp.のようだ。2年程前に串本で見たウミウシに似ている気がする。とりあえず撮影しておくのだった。さらにミドリアマモウミウシを3匹ほど見つけて戻り始める。テトラ周辺まで戻って来てシーマンズビーチで良く見るダイダイのウミウシを見つけさらにヒオドシウミウシも見つけた。ふと見ると近くに別のウミウシがいる。サンカクウミウシのような感じもするが体地色が深緑なのだ。バリエーションか別種かは分からないけれど、とりあえず撮影しておくのだった。時間が来たのでエクジット。

手短に着替えて、清算をすませてから帰路に着く。
紀伊大島でダイビング3   2001年11月28日(水)

今日は紀伊大島でダイビングの予定だ。前日の串本の状況から見て海況が心配だったのだが、海は大丈夫そうだ。一般ゲストは私だけのようだ。他にショップが入っているらしい。ショップの人達は前日に長時間の減圧を出していたらしい。
大丈夫なのか?とりあえず私はウミウシ探しが出来ればそれでいいのだけれど・・・・でも、最近大島ではほとんど出ていないらしい・・・。
とりあえず手短にセッティングしてから出航だ。

1本目:オロツの浜
エントリーしてなんとなくウミウシがいそうな雰囲気は感じるがとりあえず砂地に出てから移動する。オドリカクレエビ、ムチカラマツエビ、ゼブラガニ(なんとバフンウニに付いているのだ!)、イボイソバナガニなどウミウシとは無縁な甲殻類中心に見て廻る。それでもホストが綺麗なのが多いので数カットは撮影しておくのだ。スケロクウミタケハゼなどもいたりした。
アンカーに戻って10分間の自由行動。その間に必死にウミウシを探す。ふと目に止まったのが最初イソギンチャクかと思ったのだが、眺めているとのそのそと動き始めたので、ミノウミウシの仲間だと分かった。初物!!と言う事で撮影である。撮影終わって10分経過・・・上がるためにボートの真下まで移動しながらウミウシを探す。またもやウミウシらしきものを見つけたので、とりあえずこれも撮影しておく。2分オーバしたがエクジット。

サービスに戻ってからちょっとの休憩。2本目はナギの谷というところにいくらしい。

2本目:ナギの谷
エントリーしてみると、こちらも1本目と同じような感じでウミウシはいるかもしれない。
またまた砂地に移動して反対側のゴロタまで移動する。途中にアカホシカクレエビ、カゲロウカクレエビ、オドリカクレエビなどを見る。反対側のゴロタ付近の砂地にはダテハゼがやたらと多くいた。アンカーまで戻ってきてここまででウミウシは全く見ていない。
またまた10分間のフリータイムなので必死にウミウシを探す。かろうじて1匹だけ見つけたのだが、これは既にシーマンズビーチで何度か確認しているものと同じだった。
時間がきたのでエクジット。

サービスに戻って機材を手短に洗ってから昼食を取りながら雑談。ショップツアーのグループは串本の田子ビーチで潜るらしい。オーナの山崎さんと雑談してからサービスを後にする。
途中でいつもより多めに寄り道したのだけれど7時位には無事に辿り着いたのだった。


串本でダイビング29   2001年11月27日(火)

今日も串本でダイビングだ。今日はボートデーなのだ。しかも今日は貸切である。
何処に行こうか・・・というほどポイントを選択できはしなかった。昨日から北西の風が出ていて、今日も結構吹いているようだ。ということで、1本目はアンドの鼻、2本目はイスズミ礁に潜る事になった。

1本目:アンドの鼻
串本随一のマクロポイントと呼ばれている。しかし、今までにそれを感じた事は実はなかったりするのだ。とりあえず今回は本根を取ったので本根周辺で遊ぶ事にする。
まずは東側に移動してみる。ハナヤサイサンゴが多いので、パンダダルマハゼでもいないかと探して見るがサンゴガニしか出て来ないなぁ。砂地に出るが特に目新しいものも見つからず岩礁域に戻る。続いて西側に移動しながら探す。ヒメシマヤマノカミがいる程度。調査していたシーマンズのスタッフに風が出てきたので早めに上がるようにとの指示が出たのでアンカー近くの戻る。途中でテンスの幼魚(白)やミナミハコフグの幼魚などを見つけるがウミウシを目にする事は無かった。

昼食をとってから2本目に向かう。風が強くなりそうなので早めにするということだ。

2本目:イスズミ礁
エントリーしてまずアンカーロープ沿いに潜行。何かが漂っているなぁ〜〜〜と思って良く見るとアンカー付近に馬の顔があった。着ぐるみのようだ。誰かがこれを被って潜っていたのだろうか?とりあえずアーチ方面に移動し、ウミウシを探す。アーチを抜けて南に移動する。イガグリウミウシ、キイロイボウミウシを見ながらどんどん南に流す。途中の穴の中を覗くとウミウシがいた。シラユキかサラサか・・と思ったのだが良く見ると全然別種。どうみても初物!
でまずはテレコン入れたカメラで撮影したのだが・・・数カットでフィルムエンド。え?まだ10カット以上残ってたはずなのに・・・・まさか24枚取りだったのか?それとも水没でもして壊れたのか?とりあえず水中ではどうしようもないので50mm等倍レンズで撮影しておくことにする。もう少し根沿いに移動し途中から根を超えて戻り始める。アーチまで戻ってアーチの上を抜けてアンカーに戻りアンカー付近で遊んで見る。エアーは余裕があるのだがふとコンピュータを見ると停滞時間残り1分となっていた。ゆっくりと浮上を開始したが残り0分となり最終的には減圧表示が出た。それでもゆっくりと浮上すると浮上途中で減圧表示が消えたのだった。
念のため安全停止を長めにしてからエクジット。

港に戻ってからフィルムを確認&交換する。やっぱり24枚撮りのフィルムが入ってた。まあ、24枚撮りなら24枚の撮り方があるので、フィルムをセットしてビーチに向かう。

3本目:シーマンズビーチ
エントリーしてすぐにシラライロウミウシを見つける。数カット撮影し、いつものラインを流す。途中でミドリシタナシウミウシを見つけこれを撮影。しかし・・・・それ以上のものは1時間半探し回っても見つからないのだった。シロウサギウミウシ、シラユキウミウシがいた程度である。それでもミドリシタナシウミウシは初物だったので良しとする事にする。

エクジットしてサービスに戻り手短に機材を洗う。串本は今日で最後なのだ。タンクのチャージもしてくれていたので、清算をすませて宿に移動する。明日は紀伊大島で潜る予定だ。
串本でダイビング28   2001年11月26日(月)

串本で潜ってきた。今回も例によって南紀シーマンズクラブの利用である。本日はビーチデー、明日はボートデーの予定だ。
いつもの時間に起きてちょっとゆっくりしてから家を出る。ビーチデーだから別にボートの時間に間に合わせる必要は無いのだ。車のエアコンが壊れているようで暖かくならないので、運転が結構辛い。熊野付近で日差しが見えたのでとりあえず一息・・・太陽の暖かさを体で感じながら運転するのだった。
いつもよりちょっと遅く串本に到着し、のんびりと準備をしてビーチに向かう。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーしてウミウシ探し。いつものウミウシラインに向かう。アオウミウシ、シロウサギウミウシ、シロウミウシの幼体、ニセオブラートウミウシ、ユビノウハナガサウミウシなどなど何時もの面々が出てくるが初物らしきウミウシは見当たらない。ヒオドシウミウシも見つかるが既に2回目。フジナミウミウシの幼体も出てくる。シロウサギウミウシが産卵しているところを見つけて、これだけは撮影しておいた。しかし、他に撮るものもなくエクジット。

昼食をとりながら休憩。ボート組は波が出てきたようで既に2本目に向かったようだ。ゆっくり休憩をしてからボート組が戻ってくる頃に2本目に向かう。

2本目:シーマンズビーチ
1本目とコースを変えたりしてウミウシを探すがやはり見つからない。アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシの幼体、シロウサギウミウシ数匹、多分Discodoris sp.と思われるウミウシなどなどである。いずれも今までに見たものばかりだ・・・・。2時間以上潜ったがトイレにも行きたいことだし諦めてエクジットした。それなりに何か出ていたシーマンズビーチだったのだが、今回は最大の不作だったかもしれない・・・・無念。おまけで手のひらサイズのモクズショイが一匹見つかった。

サービスに戻ると他のゲストはほとんど帰った後のようだ。スタッフと適当に雑談して、タンクのチャージをお願いしてから何時もの宿に向かう。
食事をして温泉につかり、疲れを癒す。
南勢でダイビング7&アリストクリスマスパーティ   2001年11月23日(金)

またまた南勢で潜ってきた。今月3回目である。ダイビング代が今日はさらに安いらしい。
ただ、ガイドの大矢さんが用事で潜れないのが難点なのだが。
適当に潜るという話だったのだが、どうやらアシストをつけてくれるらしい。まあ、邪魔さえしなければ何でも良いのだけれど。一応今回は、ナビゲーション補助機材を使用する事にする。
アシストの人には説明しておいて、自由にしてもらって良い旨を伝えておく。
今回は、ゲストは私ともう一人のようだ。さらにショップツアーが2組で10人ほどだ。

1本目:オレンジフォレスト
他の人は基本的にはニセボロカサゴねらいのようだが、私は当然ながらウミウシ探しに没頭する。とりあえず切れ目にそって流す。これだと補助機材はいらないなぁ〜〜〜とも思ったがアシストする人が安心するだろうと一応使用する。ムカデミノウミウシ、キイロウミウシ、サラサウミウシ、ジボガウミウシ、ニシキウミウシ、ミツイラメリウミウシ、カメキオトメウミウシなどを見る。アシストの人が「オルトマンワラエビ見ます?」とか書いている。さらに親切な事に「ムギワラエビ」とまで書きなおしている・・・いや・・書きなおさなくても判るんだけどね。
当然の事ながらパスする。オルトマンワラエビ(ムギワラエビ)を見たければ自力で探せる自信はあるのだ。いる環境は微妙に違うが、一番判り易いのがオドリカラマツを探すことだ。オドリカラマツは白っぽいので水中でも目立つ。しかもかなりの確率でオルトマンワラエビが付いている。ということで、初心者の頃は喜んで見ていたが今は・・・・(^^;;
砂地から南の根に廻りこんでから戻り始める。戻ると中で残圧と相談しながら適当にウミウシ探しをする。ふと見るとミノウミウシが見つかったセスジミノウミウシかと思ったがファインダーを覗くと背面の線が見れない。一応初物の可能性もあるので撮影しておく。
アンカーに戻ってエクジット。

昼食&休憩をとる。雑談をしている内に時間になったので2本目の準備にかかる。2本目はソフトコーラルガーデンらしい。ポイントは変れど結局は同じ根なのだけれど・・・

2本目ソフトコーラルガーデン
エントリーして、東に行こうかと思っていたのだが適当に泳いでいると結局南のドロップオフに出てしまった。そこからドロップオフ沿いに西に移動してウミウシを探す。途中でキサンゴカクレエビを見つける。さらにカメキオトメウミウシも多い。ふと見るとトサカの上にカメキオトメウミウシが乗っている。どうやら食事中のようだ。この仲間がトサカを食べるのは知っていたが実際にそういう場面を見るのは初めてだ。だいたい水底を這っている事が多いのだから。
ジボガウミウシ、キイロウミウシなんかも見る。キンチャクダイの幼魚もいた。薄く縦縞(横縞?)が出始めているので、人間に例えると中学生位だろうか?戻る途中でヒラメの赤ちゃんなんかも見る。サラサウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、ニシキウミウシ、ミツイラメリウミウシなど定番のウミウシを見るに留まった。エアーが少なくなってきたのでエクジット。

その後片付けたりしてからショップを後にし、クリスマスパーティ会場に向かう。ナビを頼りに移動したのだが電話番号検索で辿り着いた先はとんでもないところだった。結局周囲を迷走した挙句になんとか付近の目標物に辿り着く無事目的地に辿り着いたのだった。時間が少し早かったので周辺でちょっとつぶしてから入った。
アリストのパーティに来るのは2年ぶりなのだけれど、何か参加人数が減った感じだ。
色々な人と雑談してパーティが終わったのが10時前だった。そこから帰路に着いてなんとかその日の内には帰宅する事が出来たのだった。
志摩でダイビング6   2001年11月21日(水)

冬場はショップにお願いしていたのだが、どうしても入れる期間が12月〜3月に限定される為に不便を感じていたのだった。そこで10月に無事ダイブマスターの認定を受けて(^^;;;、ダイビングクラブをでっち上げて漁協に直接交渉して入れるようになったので、志摩で潜る事にした。
まあ、来年位には本当にクラブとして活動しても良いかなぁ〜〜〜?などと思ったりもしているのだが、それまでにはやっぱりちゃんと地形を把握しておきたいと言うのもあったりする。
とりあえず現地に着いて手続きをすませ早速ダイビングである。

1本目:あづり浜ビーチ(西)
土砂運搬船が入っているので、反対側に行く場合には注意するようにという指示をあらかじめ受けていた。一応音にはいつも以上に注意をして、砂地を横断しいつものウミウシの壁に向かう。
ところが・・・どうも地形が変っていて思ったようにいかない。一度浮上して確認する。位置的には間違っていない。再潜行して昨年までの痕跡を探しながら移動する。途中で、ゴマフビロウドウミウシやキイロっぽいウミウシの仲間を見つける。周辺を探しながら移動しているとどうにかこうにかウミウシの壁に行き当たった。ウミウシの壁はやっぱりウミウシが多かった。この壁だけでヨゾラミドリガイ(ヴァタエ)、キイロウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、コノハミドリガイ、サメジマオトメウミウシ、ニシキウミウシ(ダイニ)、アオウミウシ、ムカデミノウミウシなどが見つかった。コンパスを合わせて戻り始める。エントリー側は透視度が悪い。
そんな中でも偶然ウミウシを見つけるに至った。センリョウウミウシのようなウミウシだが粒粒がセンリョウウミウシよりもまだ細かい。もしかしたらこれが噂に聞くイチリョウウミウシというものなのだろうか?資料に無いのでなんともいえないのだけれど・・。さらにフシエラガイの仲間(Berthella stellata)も見つかった。タツナミガイはそこら中にいる
時間が来たのでエクジット。

本日は3時から漁の為に漁船が出るとの事なので、3時までにエクジットすることにする。
と言う事で手短に食事を済ませ早速2本目の準備にかかる。

2本目:あづり浜ビーチ(東)
土砂運搬船がバコンバコンと作業を始めたので、移動はやめて東側を中心に潜る事にする。
テトラを廻りこんだところを中心にウミウシを探す。こちらは地形の変化はないようだ。
エントリーしてすぐにヤマトワグシウミウシが産卵しているのを見つけた。テトラを廻りこんでクモガタウミウシが見つかった。シロウミウシ、シミツキウミウシなどもいる。ホウズキフシエラガイもいる。さらにまたまたクモガタウミウシで、さらにクモガタウミウシが続く。1ダイブで3匹も見るのは始めてだ。その他、シラユキの幼体のようなウミウシやキイロいドーリス科のウミウシなんかも見つかった。土砂運搬船の作業の音が止まったかと思ったら、視界が7mくらい見えていたのが一気に50cmくらいになってしまった。何も見えなくなってしまったので、手探りでエクジットポイントに移動しエクジット。

清算をすませ、帰路に着く。帰路の途中に仕事先を通るので、ちょっと仕事を済ませてから帰宅するのだった。
南勢でダイビング6   2001年11月12日(月)

今日も南勢でダイビングだ。ここのところ南勢で潜る事が多いような気がする・・・。
そういえば今月は割引があるからだった。(^^)
にもかかわらず今日は貸切なのだ。ということでウミウシウォッチングになる。

1本目:ソフトコーラルガーデン
リクエストで西の根に行って見る事にする。エントリーしてウミウシ探しの始まりだ。
サラサウミウシ、カメキオトメウミウシ、ジボガウミウシは相変わらず多い。ムカデミノウミウシも見かける。
西の根に移動して、キイロウミウシ、ニセイガグリウミウシ、ミアミラウミウシ、ニシキウミウシ(フルーツポンチ成体)、ニシキウミウシ(ダイニ)、アオウミウシ、ミツイラメリウミウシなどなど。特にカメキオトメウミウシとミツイラメリウミウシが目に付く。
戻ってきてヒラミルミドリガイのようなウミウシをガイドが見つけたので、一応撮影しておく。まあ、この種は撮影しても同定出来ないとは思うのだけれど・・・。数は多いのだけれど、残念ながら初物は出なかった。
エアーが少なくなって来たので浮上開始。安全停止中にガイドが何かを指指していた。遠くをさしているのかと思い、アオリイカの群れかハンマーでも出たのかと思ったら、めっちゃ近くを指していたのだった。魚の幼魚だと思うのだが紫のボディをウネウネとうねらせて健気に泳いでいた。

昼食&休憩の時にポジを大矢さんに見てもらう。その後に早速2本目の準備にかかる。

2本目:オレンジフォレスト
2本目もやっぱりウミウシ探しである。
エントリーして南に移動しつつもウミウシを探す。フルーツポンチに成体はこちらでも見かける。まあ、春先に幼体がいたのだから当然と言えば当然か。サラサウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシなども見かける。キイロウミウシ、ムカデミノウミウシもやっぱりいるのだった。
それ以外にはテントウウミウシなんかもいた。ガイドがコガネマツカサウミウシのようなウミウシを見つけたが、同定は困難だろうな・・・・と思う。マツカサウミウシの仲間は難しいのだ。
特に触角を確実に撮影する必要がある。さらに鰓突起の内側が必要な場合もある。肛門や交接器官が同定の決め手になる事もあるのだ。一応撮影しておくが・・・・難しい。
下手に動かそうとすると背面突起を自切してしまって元も子もなくなるし。
そうこうする内に時間が来たので浮上開始。安全停止中は、辺りはクラゲだらけだった。中には平べったいリボン上のものもいる。こいつは体をくねらせて泳いだりもしているので、やっぱりクラゲなのかも・・・。でもクラゲガイドブックには載っていなかったのだった。

ログ付け&雑談後にショップを後にするのだった。
南勢でダイビング5   2001年11月 4日(日)

今日は南勢でってきた。今回は400本記念の予定なのだ。
サービスには早めについたので、適当に機材を降ろしたりしていると、大矢さんが到着した。後ろには米田さんが乗っていた。米田さんに会うのは本当に久しぶりだ。
一緒に潜るのはさらに久しぶりなのだ。
今日はゲストが私含めて4名でショップツアーが3名のようだ。

1本目:ソフトコーラルガーデン
最近ニセボロカサゴが出ているとの事で、このポイントとなった。私と米田さんは先に入り適当に遊んでいる。残り2名のゲストは今回が初ファンダイブということで、ゆっくりと潜行しているようだ。ウミウシを探し回ったが中々見つからない。
ダイニニシキウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ幼体、フルーツポンチウミウシ成体、ジボガウミウシ、サラサウミウシ、ヒロウミウシ、ニシキウミウシなどの一般種は見つけたのだけれど・・・。20分ほどして大矢さんがようやくビギナーを連れて合流、ニセボロカサゴ探しが始まった。今日は南勢にしては珍しく透視度が良い。というよりも水面付近の濁りが取れているので明るいので、良く見える感じがするのだ。あっちこっち動き回って大矢さんがニセボロカサゴを見つけた。この大きさだと50mmで丁度良い。フィルムエンドまで撮影した。
で、やっぱりウミウシ探しになる。けれど残念ながらエアーが少なくなって来たので、米田さんと大矢さんをおいて先にアンカーに戻る事にした。他のゲストはとっくにエクジットしている。
安全停止をしながら大矢さん達の動きを眼で追う。私を探しているようだったので上からライトを浸かったり水中ホーンで合図しておく。気付いてくれたので、先にエクジット。

昼食を食べてから雑談しながら休憩する。ゆっくりと休憩してから2本目の準備に入る。

2本目:パイナップルロック
栄えある400本記念ダイブである。水中記念撮影なんかもしたりして(^^)
山影になって風の影響を受け難いので、このポイントとなった。例によって先にエントリーしたが水中に着いて見るとアンカーが引きずられているのが分かる。とりあえず手近な岩にアンカーを固定してから付近の散策に入る。ウミウシは少ないなぁ。
全員揃って移動開始。まずは北側の根に移動して水路を抜ける。水路付近ではムカデミノウミウシが何匹か見つかった。次にヒロウミウシ、さらに石の下からクモガタウミウシも見つかった。
残念ながらこれらはどれも初物ではなかったのだけれど。ガイドに見せようと石ごと持って言ったのだが・・・この石がまた重たかった。見せてからまた元の場所に戻すのも重たかった。続いてガンガゼを見るとムラサキゴカクガニがいるのが判ったので、手で持っていくガンガゼなので手が痛かった。でも判ってもらえなかったようだ。つついたら普通は出てくるのだけれど今回は何故か肛門の奥の方に入り込んでしまった・・・。
メインの根・・・パイナップルロックに辿り着いてウミウシを探す。卵塊は多数あれど残念ながらウミウシ本体は見つからなかった。時間が着たのでエクジット。

ショップに戻って雑談&ログ付けをしてから帰路に着くのだった。
甲賀でダイビング2   2001年11月 3日(土)

今日は久しぶりに甲賀で潜る事にした。
ビーチにしようかボートにしようか迷ったが、海の状態を見てボートにすることにした。
山立て出来ないのでGPSでポイントに行くらしい。GPSは結構ずれると言っていたが・・・・。
それにしても普通の漁船にもGPSってついているのか〜〜〜〜。

1本目:中瀬・・・付近
エントリーしてアンカー近くで遊ぶ事にした。しかしウミウシはいないのだな。散策しているとアオウミウシの幼体が2匹ほどいるのが見つかった。それ以外にはウミウシらしいウミウシは目にしない。しかし・・・偶然カンザシウミウシを見つける事が出来た。これはかなり探していたウミウシである。伊豆にいるのなら紀伊半島の東側にはいてもおかしくないと思って探していたのだが・・・ようやく見つける事が出来たのだった。カンザシウミウシを撮影し、さらにウミウシを探したが結局見つからなかった。アンカーに戻って浮上しかけたのだが、最後の悪あがきということでちょっと小さい根の上で探して見たが見つからず、あきらめて浮上しかけたら・・・あれ?アンカーが無い!?なんでだぁ〜〜〜〜?
しょうがないので、その場で浮上し安全停止をしてから水面に到着。ボートまでは遠い。何でだ?浮力確保してから泳ぎ始めたが波もあるので疲れてきた。ボートがこちらに向かっているのが分かったので浮いて待つことにした。どうやら先に水面に上がったガイドグループを拾うのにボートを動かしたらしい。

ショップに戻って暫く休憩してからビーチに行く事する。

2本目:マーマー
波が結構あるのだが、入れないほどでは無いようだ。エントリー口からコンクリートの道が続いているので波の割に入り易い。潜行してウミウシを探すがなかなか見つからない。仮に見つけたとしても撮影は困難を極めるだろうなぁ。ということで沖に向かって移動する。パイプが置きに向かって伸びているので、これ沿いに移動する事にした。ウミウシを探すものの全然見つからなかった。移動して行くとパイプの終点に辿り着いたので、砂地と岩場の境目付近を移動する。
ふと岩についているものを見る。「こんなウミウシもラドマンサイトに載ってたよなぁ〜〜〜」と思いながらじっくり見つめる。なんとラドマンサイトに載っていたのと同様ウミウシだった。
これは、強烈に擬態がうまい。こういうウミウシがいると言うことが判ってないと絶対に探せないだろうと思う。最初に見つけた人はすごいの一言である。
ということでこのウミウシを撮影してから戻り始める。と・・・ガイドグループも沖から戻ってくる途中だったようだ。残圧はいっぱいあったが、波がきつくなってきているようなので早めにエクジットする。

サービスに戻って機材を洗い、手短に片付けて清算をすませる。最近ここのサービスはかなり安くしてくれるので有難い。食事を済ませてサービスを後にする。ちょこちょこと寄り道しながら帰り、家に着いたら6時ごろであった。
串本でダイビング27   2001年10月31日(水)

今日も串本で潜る。今日は終日ビーチデーの予定だ。
いいのか悪いのか、シーマンズのゲストは今日は私一人のようだ。午後からはゲストが来るようだけど・・・・。
と言う事で朝ついて準備をする。シーマンズのスタッフはほとんど古座のニューポイントのポイント調査に行くようだ。私はのんびりビーチダイビングの予定。

1本目:シーマンズビーチ
透視度の良くないシーマンズビーチにおいて、唯一良く見えるのが朝一のダイビングだ。
今回は潮が良くなかったのと到着前日に大荒れだったようなので、その残りのせいかどうかは不明だけれど、期待していた程は良くは無い。それでも7m位は見えているのでこのビーチではかなり良い方だろう。冬場だと10m以上見えていた時もあるのだけれど・・・・。
エントリーしてひたすらウミウシ探しに専念する。色々と探し回っていくつか見つける事が出来た。定番のシラユキウミウシ、シロウミウシの幼体、これまたすっかり定番のニセオブラートウミウシ、またまた定番のキイロやオレンジのドーリス科のウミウシ達。さらにこれまたまた定番のフジナミイロウミウシなどである。さらに初物としてヨツマタミノウミウシやChromodoris sp.なんかも見つかってウハウハのダイビングであった。

昼食を採ってから、すぐに2本目のダイビングに向かう。

2本目:シーマンズビーチ
やっぱり探すのはウミウシのみだ。これまた何時ものウミウシラインに移動して探す。セトイロウミウシ、シロウミウシの幼体、シラユキウミウシ、Dendrodoris sp.、ホンクロシタナシウミウシや半透明のウミウシなども見つかる。戻りかけて台風以降エントリー口付近のウミウシが激減していたので、この周辺を丹念に探して見る事にする。ドーリス科のウミウシ2匹、オカダウミウシ、シラライロウミウシ、キヌハダウミウシなどが見つかる。エントリー口にも徐々にウミウシが戻ってきたようだ。

エクジットして手短に機材を洗い、清算を済ませて帰路に着く。3時前に出てのんびりと走って7時くらいには辿り着いたのだった。
串本でダイビング26   2001年10月30日(火)

今日も昨日から引き続き串本でダイビングである。というか、今日からは予定通りなのだ。
ということで、今日はボートに乗る事にする。今回も外洋便の予定だ。まあ、予定してても外洋は入れないことが多いのだけれど・・・
サービスに着いて準備を済ませて、ボートに向かう。1本目はヨリコバのようだ。
ポイントに着くと、ナキリの船にミツギさんとアンドーさんとゲスト1名が乗船していた。1ゲスト2ガイド・・・なんて贅沢なダイビングなんでしょう(^^;;;。
流れをチェックして行けそうと判断。ヨリコバに入る事となった。今まで入った事が無いのだけれど、どんなところだろうか?ちょっと楽しみだ。

1本目:ヨリコバ
エントリーして北側のドロップオフを目指す。噂通り根のトップでも18mくらいだ。そこから北側のドロップオフを一気に降りて35m位の所でピグミー探しに入る。が、しかしそう簡単には見つからないのだった。無限圧潜水時間に注意しながら深度を上げながらウミウシ&ピグミーを探す。30mくらいのところでタテヒダイボウミウシが交接しているところが見れたので、これを撮影。20mくらいのところまで戻るとルンキナウミウシの仲間が見つかった。根の上をさらに散策するとタマゴイロイボウミウシとコイボウミウシが数匹いるのが確認できたが残念ながらその程度であった。エアーに余裕はあったのだが無限圧潜水時間の限界に近づいたので浮上開始。
いつもよりもかなり長めに安全停止をしてからエクジットした。

昼食を採ってから2本目の準備にかかる。2本目は島廻りに入るようだ。

2本目:島廻り
エントリーして根の西側を中心に見て周る。島廻りにはフリソデエビがいるらしいがとりあえず今回はあえて探さない事にする。西側の壁から南側に移動しながらウミウシを探す。ミルの上に卵塊が多く産み付けられているのが判った。これだけの卵塊があるのなら親もいるに違いない・・・と丹念に探して見るとミドリアマモウミウシのペアがいた。志摩では見慣れているのだが、一応撮影しておく。しかしウミウシは少ない。戻り始めて西側の壁のフチ付近でオレンジウミコチョウに似たSiphopteron cf. bigromarginatumが見つかったがそれだけだった。透視度が良いのでアンカー近くにカメラを置いて根の上付近を漂ったりする。時々岩の割れ目を除いたりしてウミウシも勿論探すのだが・・・・。
で、偶然フリソデエビがいるのが目に付いた。近くをシーマンズのガイドが通ったので、指指すと「最初にみました」との事だ。流石シーマンズのガイドさん、ちゃんと見ていたのだな。これが島廻りにいると言われていたフリソデエビだったのか。
天気も良くって、水中は明るい。透視度も20m位は見えているので、気持ち良い。のんびり潜ってからエクジットした。
シーマンズのガイドによるとこれでも透視度は最近の串本にしては悪い方らしい・・。

港に着いてから早速ビーチに向かう私であった。

3本目:シーマンズビーチ
エントリーしてやっぱりウミウシを探す。しかし・・・・しかしだ。
昨日も少なかったが今日はさらに少ない。全然見つからないのだ。ようやく根性で見つけたウミウシは、シラユキウミウシ、ヒオドシウミウシ、シラライロウミウシの計3種3匹だけであった。
冬が近いので、3本目に入るとビーチもかなり暗い。イブニングダイビングという感じだ。
エクジットしたときにはあたりは、まだそれなりに明るかったが日は沈んだ後だった。

例によってすさみに移動して、夕食を買いこみ温泉につかって疲れを癒す。
そして就寝に就くのだった。
串本でダイビング25   2001年10月29日(月)

今日は本当なら田辺で潜る予定だった。しかしながら例によってまたまた海が大荒れの為に中止となったのだった。これでステイドリームボート乗れない記録はまたまた更新した事になる。
いったい何時になったらボートに乗れるのだろうか?(^^;;

と、言う事で困ったときのシーマンズ頼み・・・で予約もしてないけれどとりあえず串本に向かうことにした。潜れなかったら温泉でも入ればいいや・・・というつもりである。
串本に向かう途中で電話してみると串本では潜れるらしい。ボートも出ているらしい。しかし、ボートの1便の時間には間に合いそうもないので、ビーチに入らせてもらう事にした。やっぱり「困ったときのシーマンズ頼み」である。本当になんとかなるから嬉しい。
サービスに着いて早速準備にかかる。

1本目:シーマンズビーチ
今回からドライスーツを使うのでウエイトは重めに設定する。フードを使うほどでは無いけれど・・・水はちょっと冷たくなってきている。エントリーして何時ものように何時もの場所に向かう。ウミウシはまだまだ少ない。もしかしたらこの時期が一番少ないのかもしれない。
それでも根気良く探すと色々と出てきた。シロウサギウミウシ、シラユキウミウシ、サンカクウミウシのペアと近くに卵塊。パークのビーチで見るのとはちょっと雰囲気の違うものだが多分同種だろう。そして、ヒオドシウミウシ2匹見つけた。中々見つからなかったウミウシである。
図鑑などではヒオドシウミウシ科のウミウシとしてコンペイトウウミウシやキスジカンテンウミウシなどが掲載されているがヒオドシウミウシが掲載されている図鑑は少ない。日本近海産貝類図鑑と相模湾産後鰓類図譜には掲載されているけれど。で、これもちょっと疑問をもちつつも現在のところHalgerdaの仲間となるので、私にとって初Halgerdaとなるのだった(座間味では以前に見た事あるけど、紀伊半島では始めてだ)。それ以外にはフマータなんかも出た。水中ではホンクロシタナシウミウシだと思ってたのだけれど、写真を見る限りはフマータだろう。
テレコンの方のカメラのフィルムがなくなったので、戻り始める。戻ると中でセトイロウミウシを見つけ、次に1mm程度の微小なウミウシを見つける。オカダウミウシかキヌハダウミウシの仲間かそれともそれ以外か・・・小さすぎて判断がつかないのだけれど・・・。一応2カットほど等倍で撮影しておく。さらに近くで5mmほどのウミウシを見つけた。サガミイロウミウシの幼体のようにも思えるけど、詳細は不明。これもとりあえず当倍で撮影しておく。でも、出来ればテレコンで撮影したい個体だ。周辺の環境を覚えて、近くに目印を置いてエクジット。

昼食を取ってちょっと休憩してから2本目の準備だ。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーして、まず1本目の終了間際に見つけたウミウシをテレコンで撮影しようと、いた場所付近に行き、置いてきた目印を探す。すぐに見つかって目印を回収。次にウミウシを探す・・・????・・・・いない。あんな小さなウミウシが1〜2時間程度でそうそう移動するもんじゃ無いと思いながら探すのだが見つからない。う〜〜〜ん・・・一期一会とは良く言ったものだ・・・。しょうがないので探すのを諦めて、いつものウミウシゾーンに突入だ。
んがしかし、こちらは1本目よりもさらにウミウシを見かけなくなってしまったのだった。
Dendrodoris sp.、シロウミウシの幼体、シラユキウミウシなんかがいる程度である。でもなんとこのエリアでもサガミイロウミウシの幼体らしきウミウシを見つける事が出来た。また2mmくらいのフジナミウミウシの幼体が4匹ほど近くにいるのも見つけた。なるほど、こいつらはこういうのを餌にしているのか。それにしてもこれだけ固まって観察できると言うことは、このエリアで繁殖しているとも考えられる。今年は良く見たし、このエリアでは一般種の部類に入ると思えるほどの個体数は見ている。
んが、まあ初物らしきものは見れなかったがエアーも減ってきたのでエクジット。

サービスに戻って、着替え&雑談をし、いつものすさみに移動する。
夕食を買いこんで、チェックイン。温泉にゆっくりと浸かって就寝となった。
それでも風邪   2001年10月28日(日)

ひどくはなっていない・・・・かもしれないけれど、良くもなってない。
鼻も喉も痛い。明日から田辺&串本の予定なんだけどなぁ〜〜〜。
耳は抜けそうだ。問題は副鼻腔だなぁ。こっちは潜ってみないと抜けるかどうかが判らないのが辛いところではあるのだけれど・・・・。


やっぱり風邪   2001年10月27日(土)

朝起きると喉が痛い。鼻も痛い。どうやら本当に風邪を引いてしまったらしい。
なんとか、これ以上ひどくならないようにしなくちゃ。


南勢町でダイビング5   2001年10月26日(金)

これまた、久しぶりの南勢である。中止やらなんやらがあったので。
そしてこれまた、今日は快晴・・・とまでは行かないけれど、晴れでべた凪さらに貸切でもあるのだ。どうにも両極端である。
ということで、手続きを済ませて1本目に向かう

1本目:ソフトコーラルガーデン
エントリーして潜行する。に・・・濁ってる。それでも水深10以降まで来ると濁りが取れて程ほどに見えるようになる。ただ水面からの濁りのお陰で全体的に暗い感じがする。で、早速ウミウシ探しだ。
と、思ったらタツノオトシゴがいた。このポイントには本当に多い。で、今度こそウミウシ探した。カメキオトメウミウシ、ミノウミウシの仲間(アカメミノウミウシ?)、シロミノウミウシ、シラヒメウミウシ、ヤグルマウミウシ、アオウミウシの幼体&成体、シロウミウシの幼体&生態、シラユキウミウシなどを見つけた。
ガイドが割れ目の中にミノウミウシっぽいウミウシを見つけたので、撮影しようとしたら見失ってしまった。辺りを探すとツルガチゴミノウミウシが見つかった。撮影しようとたのだが、ガイドが手に何か持っているのが気になって横に置いて見に行く・・・何か良く判らない。改めてツルガチゴミノウミウシを撮影しようとすると・・・・い・・・いない!!??
ショック〜〜〜〜!!。なんてオオボケなんだ・・・とため息が出てしまう。辺りを探したが結局見つからずエクジット。

シャワーを浴びて、食事をしてから2本目の準備にかかる。2本目はリベンジとばかり、1本目と同じ所をリクエストするのだった。

2本目:ソフトコーラルガーデン
エントリーしてウミウシ探しをする。ミツイラメリウミウシ数匹、ヒロウミウシ、ムカデミノウミウシ、アオウミウシ幼体、シロウミウシなどが見つかった。先ほどの割れ目でガイドが見つけたミノウミウシらしきものを根性で捜し出し撮影。ファインダー越しにみるとどうやらシロイバラウミウシのようだ。ツルガチゴミノウミウシはやっぱり見つからなかった。
しかし、いると言うことが判っただけでも次に繋がる・・・・と自分に言い聞かせるのだった。

ショップに戻ってゆっくりログ付け&雑談だ。
帰りに車を運転するとだんだんと喉が痛くなって来た。もしかして風邪?やばいなぁ〜〜〜、来週は田辺&串本に潜りに行く予定なんだけど・・・・・。
南島町でダイビング3   2001年10月21日(日)

久しぶりに南島町で潜ってきた。
今年は南島町で初物に出会えていないのだけど、どうなのだろうか?一抹の不安が残るものの南島町に向かうことに下のだった。
途中でトイレに行きたくなったので、公園に寄ると方座浦で良く会う方に出会った。どうやら方座浦で今日も潜るらしい。用を済ませてサービスに移動する。
サービスで手続きを済ませ、港に移動し準備をする。今日は赤島と中平瀬に入る予定のようだ。

1本目:赤島
赤島と書いて「あかじま」と読む。「あかじま」と言われるとどうも慶良間の阿嘉島を思い出すのだけれど・・・・。
まあ、そんなこんなでポイントに着いたので、エントリー。水底は思っていたよりも暗い。ライトを使うしかないのだけれど・・・ウミウシは全然見つからなかった。キイロウミウシ1匹のみ。

昼食の後に、続いて2本目である。

2本目:中平瀬
ネジリンボウがいるらしいが、さんざん他で見ているのでパス。ひたすらウミウシを探すのだけど、こちらも不発。サメジマオトメウミウシ1匹とシミツキウミウシ1匹見つけたのみだった。
巨大イセエビがいるにはいたけど・・・・

と言う事で惨敗の方座浦であった。
最終テスト再び   2001年10月14日(日)

午前中に久しぶりに車の洗車をする。その後、奈良のショップに向かって、ショップで最終テストをもう一度する。
その後、延々と雑談をしてからショップを後にする。これで本当に終わり・・・なのか?
南勢でも志摩でも・・・   2001年10月10日(水)

今日は南勢町で久しぶりに潜る予定だったのだが、海況が悪いと言うことで連絡が入った。賢島の方では大丈夫だろう・・・・と思っていたのだが、朝起きて見るとすごい風雨である。
一応行って見る事にするのだけど、大丈夫なのだろうか?
雨はだんだんとひどくなり、道はところどころ川のようになっている。それでもなんとかショップまで辿り着いて、暫く様子をみる事になった。
まあ、私はこの時点で既に諦めてはいたのだけれど。とりあえず修理に出していたドライスーツだけ受け取って、ひたすら雑談をするのだった。
家に帰ると、奈良のショップから連絡が入った。SSIの最終テストもう一回受けてくれとの事。
点数がちょっと足りなかったらしい。とりあえず日曜にもう一度受けに行く事にする。
写真判定   2001年10月 4日(木)

串本の写真が仕上がって来た。
テレコン+クローズアップ3は、ピントがかなり甘くて使えないことが分かった。
今回は片方のストロボの電池切れなんかもあって、イマイチな写真が多い。
その中で、最後に撮ったシラヒメウミウシだと思ったのがちょっと微妙な感じである。シラヒメは通常一番外周部に赤いラインが入るのだが、写っていた写真の個体はキイロである。幼体だから・・・という考えも捨てきれないのだけど、とりあえず専門家の意見が聞いて見たいところではある。
この日、シーマンズのホームページを見ると、なんと私が帰った後に道は土砂崩れか何かで通行止めになってスタッフの一人は帰宅できずに足止めをくっていたらしい。早めに帰って良かったと思ったのだった。
串本でダイビング24   2001年 9月30日(日)

昨日に引き続き今日も串本でダイビングである。今日はAMビーチでPMボートの予定だ。
昨日ビーチの透視度があまり良くなかったので、午前中の透視度の良い内にビーチに入りたかったのだ。
で、サービスに着くと・・・・なんと天候&海況が良くないということで、アンドの鼻が入れるとの事だ。ということで急遽順番を逆にしてボートに乗せてもらうことにした。
こういう融通が聞くのがシーマンズの好きなところである。

1本目:アンドの鼻
深いほうのアンカーを取ったようだ。エントリーして・・・どうしよう?
とりあえずみんなはアザハタの根方向に行くだろうから、先に本根の方に移動する事にした。
しかし、このシーズンのアンドには、ウミウシもいないし・・・・ということで適当に中層を流したりしながらのダイビングだ。イソギンチャクにハクセンアカホシカクレエビがいるのを見つけたので、これを撮影し、一度アンカーに戻って今度は南側に向かう。カンザシヤドカりのノーマルバージョンを見つけて、そういえばこれの写真は持ってない事を思い出して、カンザシヤドカリの写真を撮る。まだエアーが残っているので残りのエアーでアザハタの根を見に行くが、ちょっと行き過ぎてしまった。戻りがけにアザハタの根を見つけてクロホシイシモチの群れを見てからアンカーに戻ってエクジット。

港に戻って、速攻でタンクを借りてビーチに向かう。
まずは沖のエダサンゴの群生を見てからウミウシポイントに移動しウミウシ探しをするのだった。今回は不作だったので気合が入った。
シロウミウシの幼体、オレンジのDORIDACEA sp.、キイロのDORIDACEA sp.などは昨日見たのと同様である。シラユキっぽいのも何個体か見つけた。どうやらここのビーチにはシラユキ、シロウサギなどが混在して生息している感じでなかなかややこしい。ここまでは昨日と大差ない内容なのだが、なんとセンリョウウミウシが見つかった。これは初物である。しかし、ここまでであった。戻る途中にシラヒメウミウシを見つけてからエクジット。

シャワーを浴びて機材を片付けてから、ゆっくりと食事を取る。外は暴風雨のような感じである。早めに帰ったほうが良さそうだ。と言う事で急いで串本を後にする。
途中より道しながらの運転だったが7時前には家に辿り着くのだった。
串本でダイビング23   2001年 9月29日(土)

今日も串本でダイビングである。最近ファンダイブは串本でしかしてないような気もする。
何時ものようにAM4時に出発し、8時位には串本に着くのだった。

外洋を希望していたので今日の予定を見る。1本目は浅地のようだ。個人的には好きでないポイントなのだが・・・まあ、浅地崩れで島廻りか塔の沖になる事を期待しよう。
ボートに乗り込み船は浅地を目指す。ポイントに到着したがやはり流れがあるらしい。と言う事でポイント変更で、塔の沖に行く事になった。ラッキー。

1本目:塔の沖
エントリーして・・・透視度は良くないようだ。とりあえずアンカー位置を確認してから移動を開始する。コイボウミウシなんかを見つけた後にムラサキウミコチョウを見つける。ここでマーシー直伝のウミコチョウ飛ばしテクニックを試して見る。すると・・・・ををを!!??。
飛んだ!本当にムラサキウミコチョウが飛んだのだった。テレコン付きのカメラではピントをあわす自信が無いので、50mmレンズの方で等倍撮影を試みる。何カットか撮影できたので、移動をして他のウミウシを探しに行く。タマゴイロイボウミウシ、コイボウミウシ、ヒロウミウシなどは見つかったが目新しいウミウシはいない。アンカー側に移動してさらにウミウシを探す。
アミメイボウミウシ、さらにここでもムラサキウミコチョウを3匹、タマゴイロイボウミウシ、タテヒダイボウミウシなどの一般種が見つかるのみだった。
綺麗な砂地があったので、砂地でちょっと遊んでから浮上開始。約1時間でエクジット

ゆっくりと昼食&休憩の後に2本目である。2本目は沖のポイントは流れているだろうとの事で、湾内になった。久しぶりのグラスワールドのようだ。

2本目:グラスワールド
エントリーして、備前まで泳ごうかと思ったのだが、ふとピンクスクワットロブスターを探してみようか?という気になったので、進路を西側に取る事に。いきなりミヤケテグリを見つけるがスルーしてカイメンと言うカイメンを片っ端から探し回るダイビングをしてみたのだが、残念ながら見つからなかった。海面の中に巣穴を作って奥にカニらしきものがいるのはいくつか見つけたが、多分ピンクスクワットロブスターでは無い感じだった。カイメンを壊すわけにはいかないので、撮影は出来なかったのだけど。
ヒロウミウシやタマゴイロイボウミウシは見つけるもののウミウシもいない。アンカー近くの岩の穴の中に30cmくらいのオオモンイザリウオがのさばっていたのを見つける程度である。
これまた約1時間ほど潜ってエクジット。

港に戻って速攻でタンクを1本借りて何時ものビーチに向かう。
ということで徹底的にウミウシ探しダイビングをするのだった。例によってちょこちょこと見つかる。シミツキウミウシ、シロウミウシの幼体数匹、ユビノウハナガサウミウシ2匹、セトイロウミウシ、シロウサギウミウシ5匹ほど、オレンジのDORIDACEA sp.数匹、黄色いけど多分同種のDORIDACEA sp.数匹であった。残念ながら初物らしきものは見つからなかった。
今回クローズアップNo.3をテレコン付きカメラに装着してみたが、撮影は困難を極めたので次回からは使わないでおこう。おまけでザラカイメンカクレエビっぽいキイロのエビも見つけた。

エクジットしてからスタッフと雑談を交わし、いつものすさみのマンションに移動する。
温泉にゆっくりと浸って疲れを癒し、早目の就寝となった。
DM申請   2001年 9月28日(金)

必要書類をそれぞれまとめて、SSIとNAUIの両方に送った。
後はカードが届くのを待つだけ・・・・なのか?
まあ、何にしてもこれて心置きなく潜れるってもんだ。
ん?今までも心置きなく潜ってたのだけど。
大阪OFF   2001年 9月27日(木)

東京の知人が関西に遊びに来ると、掲示板に書き込みがあった。
メールしてみたらどうやらもう来ている様子。ということで突然モリハラ食堂でOFF会という事になったのだが、あまりにも突然すぎて無事に会社を抜けられるか微妙なところではあった。
それでも、適当にまとめて特急に乗り込んで移動する。
8時頃にはなんとか店に入る事が出来たのだった。東京の知人は実は始めて会ったのだが全然初対面という感じもなかったのだった。それ以外にも久しぶりに会った人が何人かいてちょっとビックリした。
さらに一時期名探偵コナンのオープングやエンディングを歌っていたユニットでGARNET CROW(ガーネットクロウ)というグループのキーボードの娘が私の知人の友人と言うことが最近分かって今日も声をかけているとの事だった。しばらくして本人が登場したのだった。写真とはイメージがずいぶん違うが綺麗な娘だ。で、本人は芸能人っぽくなくめちゃくちゃ気さくに人だった。しかし、肝心のGARNET GROWを知っていたのがその店で私一人というのも・・・(^^;;
で、いきなり店主が三味線引き出したりして結構盛り上がったのだが、終電の時間も近づいてきたので、何時ものごとく10時過ぎに店を後にして帰路に着くのだった。
家に着いたら午前様である。
明日も仕事なので、シャワーを軽く浴びて就寝。
最終テスト   2001年 9月26日(水)

DMの申請をしに奈良のショップに行く。
行ったら、最終テストが待っていた。
とりあえず、SSIの方のテストからとりかかり、次にNAUIの方のテストをする。その後一通りの申請書類に記入してあれこれと雑談をしてからショップを後にする。
後は書類を送るだけ・・・だろうな。

白浜でダイビング3/田辺でダイビング3   2001年 9月23日(日)

DM講習の一環か、ナビゲーションSP.に参加する事にしたのだ。
明日は仕事なので、日帰り白浜と言うことになる。ちょっと過激だなぁ。
AM3時半に家を出て白浜に向かう。8時前には辿り着いて、まずは学科講習となる。
ナビゲーションの概要説明があって、それから海洋実習に向かうのだ。

1本目:白浜町???ビーチ
白浜の海岸で、ダイビング。波は若干あるものの、特に苦になるほどの物でもない。
エントリーしてナビの準備をしてから南へ移動し、途中で中継地点の目印をつけてさらに東へ移動し、折り返して元に戻る。まあ、判り易いと言えば判り易い。これでもエントリーから1時間ほど入っていて1時のボートに間に合わすためにバタバタと移動するのだった。

ボート乗り場に着いて、慌てて準備をする。2本目は南部出し丘に行くらしい。

2本目:南部町(田辺)南部出し丘
ボートに乗って移動し、エントリー。バディ単位で自由行動(というかナビの練習だな)といことで、まずはナビスタートの準備。そこから移動開始して(一応コンパスで方向も確認しておく)、棚の下に下りる。さらに移動して、チェックポイントでチェックしてからまた移動開始。一応時間が来た・・・というか迫っているので、一気に戻り始める。予定よりも5分オーバしたけど、アンカーに戻ってエクジット。

さらにプールに移動してスキルチェック。
いくつかのスキルの練習をしていた時にインフレータの異常に気付いた。入れても全部抜ける。
パワーインフレータの付け根の部分が壊れている・・・というかカバーが取れてなくなっている。イントラが見つけていてくれたらしいので、修理してからさらにスキルの練習。
最後にスクーバベイルアウトをやって、温泉に入ってから帰路に着く。

道はスムーズに流れたのだが、とにかく眠かった。途中でフッと記憶が跳ぶこともしばしば。
それでもなんとか無事にAM1時45分に辿り着いたのだった。
串本でダイビング22   2001年 9月17日(月)

昨日に続き今日も串本で潜る予定である。今日は、全部シーマンズビーチの予定だ。
サービスに着いて早速準備をする。午前中の方が透視度が良いはずだ。昨日はかなりの濁りだったのだけど、今日はどんな感じになるのだろうか。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーしてすぐに水の綺麗さを感じる。良く見えている10mくらいは見えている感じだ。この位見えているとナビも楽だし、何より潜っていて気持ちが良い。目的の場所まで移動して早速ウミウシ探しをするのだった。なかなか見つからないのだが、それでも2時間半潜っていればそれなりの成果が出ると言うものだ。見つけたのはアオウミウシ2匹、ホンクロシタナシウミウシ、シロウサギウミウシの幼体5匹ほど、シミツキウミウシ、セトイロウミウシ2匹、ニシキウミウシの仲間1匹、ネズミウミウシ、そしてシラヒメウミウシである。シラヒメウミウシを撮影していると動き回るシラヒメをファインダー越しに追っていた時にふとウミウシらしきものがファインダーの中に入ってきた。肉眼では全然気付かなかったのだが、どうやらゴマフビロウドウミウシの幼体のようである。これも勿論撮影しておく。ウミウシ以外ではザラカイメンカクレエビも見つかった。

手短に食事をして、またまたシーマンズビーチに向かうのだった。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーしてその透明度の悪さに愕然とする。1本目と比べると雲泥の差だ。多分2mくらいしか見えない。なれているので目的の場所までは難無く行けるが、それでもちょっと悲しいものがあるなぁ。2時間以上潜って見つけたのは、
アオウミウシ2匹、アオウミウシの幼体1匹、セトイロウミウシ、シロウサギウミウシ、オレンジのウミウシ・・・・だけであった無念。

エクジットして機材を手短に洗い車に積み込む。着替えを済ませて清算も済ませる。今回は忘れ物無いように・・・と更衣室などをチェックもしておく。
帰りがけにスイカをご馳走になって、サービスを後にする。家には8時前に着いたのだった。
そこで、水中ライトを忘れていた事に気付く・・・・。
また、取りに行かなきゃ・・・(^^;;;
串本でダイビング21   2001年 9月16日(日)

串本でヤシャハゼ発見のニュースにより、串本に向かうことにした。
服とショートパンツを忘れたので、それを取りに行くと言う名目もあるのだが。
利用はいつものシーマンズである。
台風15号の影響でいなくなったかも・・・とも思ったがどうやらまだ健在のようだ。ということで何時もの時間に起きて串本に向かうのだった。

串本に着くと、前日からのシフトの為か備前に入る便が無い。外洋便で外洋がダメな場合、備前に入る便はあるのだが。ということで湾内便を予約していたのだが、急遽外洋便に乗せてもらう事にした。
そして、予定通りと言うか何と言うか・・・備前に入る事になったのだ。
ガイドのゆかちゃんにだいたいの場所を聞いておく。その辺りまで行けば人がいっぱいいるのでわかるのだそうだ。

1本目:備前
エントリーして、南の砂地沿いに西方向に移動する。そして教えてもらった場所付近に着くと、確かに人がいっぱいいる。ちょっと離れた場所に着底して、みんなの目線の先を追って見ると・・・ネジリンボウだった。あれれぇ?と思って振り返るとそこには2〜3人でまた何かを狙っている様子だ。またまた目線を追って見ると・・・・
おおおお!!!!今度は、ヤシャハゼだ。残念ながらホバリングはしてなかったのだが体を3/4程巣穴から出している。ということで、離れたところから撮影するのだった。
ただ、背びれをだらぁ〜〜〜〜んとたらしていることが多いので、イマイチ締りが無い感じなのだが。無減圧時間が1桁になったので、戻り始めて前回見たホタテツノハゼのいる場所に移動する。既に先客がいて撮影しているので、ちょっと離れた場所から1〜2カット撮ったのだけど、引っ込んでしまった・・・・ごめんなさい。
アンカーに戻って付近を散策していると、アンカー近くでカゲロウカクレエビを見つけたので、これを撮影してからエクジット。

昼食を取ってから2本目の準備だ。2本目は住崎の予定。う〜〜〜〜ん、何を見ようか?
特に見たいものも無いのだけれど・・・・

2本目:住崎
エントリーしてとりあえず、クダゴンベを見に行く事にした。が、見つからないのだ。
何処にいるのだろう?まあ、以前長い間住み先に居座っていたクダゴンベを見ているので、見なくても良いと言えば良いのだけれど・・・。
3つ根に移動して、以前クダゴンベがいたオドリカラマツを丹念に探して見ると、中にキヌヅツミガイの仲間がいるのが見つかった。さらに同じカラマツにアカスジカクレエビも見つけたので、これも撮影しておく。これまた無限圧の限界時間が迫ってきたので、アンカーに戻ってカゴカキの根周辺の探索に入るが、特にめぼしいものは見つからなかった。

サービスに戻って何時ものごとくタンクを借りてビーチに向かうのだった。

3本目:シーマンズビーチ
エントリーしてここ最近ウミウシが多いゾーンに向かう。途中でエダサンゴの群生を見る為に寄り道もするのだが。
ウミウシゾーンに着くと早速捜索開始である。とにかく探す探す・・・2時間以上探し回った成果は、半透明の白っぽいウミウシ、半透明のオレンジ色のウミウシ、Dendrodoris fumata、半透明のベージュっぽい色のウミウシ、オレンジのDiscodorisっぽいウミウシなどである。さらにガンガゼカクレエビ2匹と、ザラカイメンカクレエビ白1匹、うす紫1匹も見つけた。
流石に2時間以上潜って疲れたので、エアーはあったけど、エクジット。

すさみに移動して、チェックインし、ほどなくして就寝。
健康診断   2001年 9月13日(木)

今日は会社を休んで健康診断を受ける事にした。
まずは内科に行ってダイビングする旨の診断書が欲しいと告げる。会社でやった健康診断の診断書を渡しておく。結局血圧と心電図だけ取ってとりあえずOKが出た。
出たのは良いのだが、中耳などの検査が別途必要と言う事になって耳鼻科に行く事になった。
ということで耳鼻科でも検査してもらって、こちらもOKとなったのだった。
2枚の診断書を抱えて奈良のサービスに持っていく。
行ったらついでに最終テストもしようということで、最終テストにとりかかる。結構なボリュームだ。SSIが終わってさらにNAUIの最終テストもやって、さらに雑談やらPCの設定やらしていたらショップを出るのは10時過ぎになっていたのだった。
お勉強   2001年 9月 9日(日)

今日も休みなのだけど、やっぱり潜りには行かない。
とりあえず、いい加減NAUIとSSIのマニュアルを読んで、練習問題を終わらせないと。
と言う事で1日かけて読破し、さらにビデオ14本を一気に見るのだった。ビデオと言っても得ろビデオとかではなくって、やっぱりNAUIとSSIのビデオなのだ。
で、これだけで本当に丸1日かかってしまった。
残すは健康診断と両方の最終テストを受けないと。
ぼぉ〜〜〜〜と   2001年 9月 2日(日)

今日は休みなのだが、久しぶりにぼぉ〜〜〜〜と過ごす。
流石に3日間連続ダイビングの後だしな。HPなんぞの更新もあったりするし・・・
近場はそれほどウミウシが期待出来ないと言うのもある。
まあ、たまにはゆっくりするのも悪くないな。

串本でダイビング20   2001年 8月31日(金)

今日はゆっくりしても良いのだけれどやっぱり何時もの時間に出るのだった。
8時過ぎにシーマンズに着いて、潜る準備をする。ボートが出るまでには入りたいのだ。その方が水が綺麗だから・・・・。
ちょっとバタバタと準備をする。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーしていつものウミウシパラダイスを目指す。途中でオトメミドリガイを見つける。ウミウシパラダイスでシロウミウシの幼体やシラユキウミウシの幼体をいっぱい見つける。さらに半透明のオレンジっぽいウミウシやら前回見つけた白っぽいPlatydorisっぽいウミウシを見つける。ネズミウミウシやらニセオブラートウミウシなども見つけて2時間以上潜ってエクジット。

昼食食べてちょっとだけ休憩して早速2本目に向かうことにするのだった。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーして一度珊瑚のガレバを散策したが何も見つからず、今日で終わりだからエダサンゴの群生を見てからいつものウミウシパラダイスに移動する。シラユキいっぱいキヌハダモドキも見つかり、半透明のオレンジのDendrodorisっぽいウミウシも見つかった。今や一般種となってしまったNoumea hongkongiensisもいる。さらには、ルフォマクラータなんてのも出てくるのだった。本当にこのビーチってどうなっているんだろう?こんな狭い範囲でしかもこの時期にこれだけのウミウシが観察出来るなんて・・・。
帰りがけにPlatydorisっぽいウミウシとDiscodorisっぽいウミウシ、ニセオブラートウミウシなんかも見てからエクジット。

手短に機材を洗って車に積み込み、手短に清算を済ませてシーマンズを後にする。
しっかしなぁ。服を忘れてくるなんて・・・不覚。
まあ、なんやかんやで7時ごろには家に辿り着いたのだった。
串本でダイビング19   2001年 8月30日(木)

今日もやっぱり串本でダイビングである。で、例によって8時過ぎにシーマンズに着いて、色々と話をするのだった。今日の予定は、1本目は浅地のようだ・・が、個人的には浅地はあまり好きでは無い。浅地崩れの島廻りあたりを期待するとしよう。

時間が来たので準備を出向して一路浅地を目指す。しかしながら、浅地は激流の為、海が盛り上がって見える。仕方が無いので島廻りに変更だ。う〜〜〜〜ん、期待通りの展開。で島廻りに着くとなんとここでも流れがあるとの事。それほど早い流れには見えないのだが、中止となってしまった。で、塔の沖というところに変更となる。ここは潜った事が無いからブリーフィングを聞いてマップを大体覚えておく。エントリーしてまずはアンカー位置を確認。東側に落ちているようだ。根沿いに南側に周り込んで見たが特に目新しいものは見つからない。コイボウミウシ一匹いた程度である。ぐるっと回ってアンカーまで戻ってから今度は西側のドロップオフを中心に見て周る事にした。すぐにブロッキィ、ニシキウミウシ(ダイニ)が見つかり、すぐ近くにキイロウミウシもいた。さらに根と根の間のクレパスっぽいところで小野さんの技を試して見ると、枝ウミウシが出てきたので、これを撮影。根の上に戻ってアンカー近くで色々と探して見るとムラサキウミコチョウのペアやキイロウミウシなんかも見られた。もしかしてここはウミウシパラダイス?時間が来たのでエクジット。

昼食&休憩をする。午後からは近場になるようだ。場所はグラスワールドとの事だった。
グラスか・・・今まで試して見たかったグラス〜備前ルートを試して見ようかな?
と言う事で、早速情報収集だ。まさしさんを捕まえて色々と目印になりそうなものや角度を聞いて見る。でも、あんまり目印になるようなものはなさそうだなぁ。ま、やってみますか。

2本目:グラスワールド
エントリーしてまずは、東の根に向かう。水路付近のカヤにミドリのカゲロウカクレエビが5〜6匹ついているのが判る。そのまま無視してさらに東に進む。何年か前にフリソデエビがいた根に当たる。ここからちょっと角度を北に変えて移動する。延々と泳いで見ると巨大な根が見えてきた・・・が、ここは何処だ?備前で見る根とは違う。根の回りをぐるっと一周してみたら・・・あれ?これって昨日見た根じゃないか!?
なぁ〜〜〜るほど。ということで、引き換えし始める。コンパスの見方が悪かったのか泳いでも泳いでも目標の根に辿り着かない。諦めて浮上するかぁ・・・・と数メートル浮上しかけて、上を見たら!・・・・ボートがあった(^^;;。
南に行きすぎていたようだ。ということでアンカーに戻ったらまだエアーに余裕があったので、今度は北の根に行く事にした。北の根まで行ってぐるっと周って戻って来るのだ。何かいないかなぁ〜〜〜と思ったけど何も見つからなかった。
エアーも少なくなってきたので、アンカー近くの根で細かいモノを探すことにした。コマチコシオリエビ、モクズショイ、タスジウバウオなどが見つかった。エアーが少なくなったのでエクジット。それにしてもひたすら泳いだダイビングだったなぁ。

そしてまたまた、タンクを借りてビーチに行くのだった。

3本目:シーマンズビーチ
エントリーして昨日ウミウシが多く見つかったところに移動する。途中でBerthella stellataというフシエラガイの仲間が見つかった。さらにシロウミウシの幼体、シロウサギウミウシ数匹、クロシタナシウミウシなども見つかった。さらにはNoumea hongkongiensisである。もうここまでくれば、こいつはここでの一般種に違いない。すごいぞシーマンズビーチ。さらにけったいなウミウシの仲間を数種見つけてエクジットするのだった。

エクジットしてから、明日はビーチで潜る旨を伝える。明日は最終日だから早く帰りたいし、ビーチが一番融通が利いて良いのだ。
で、すさみの宿に移動して温泉で疲れを癒し、早めに就寝するのだった。
串本でダイビング18   2001年 8月29日(水)

今日から3日間串本で潜るのだ。3日間の串本って2年前に台風で座間味行きがダメになった時以来かもしれない。8時過ぎに着いて、のんびりと準備をする。今回は2日は外洋便をお願いしているのだけれど、どうなることだろうか?

1本目:住崎
外洋を目指すが潮の流れが早いとの事で引き返して住崎に入る事になった。アーチの向こうの根にクダゴンベやレオパルドゥスがいるとガイドの白木さんが教えてくれたので、その辺りを探すことにした。
エントリーしてすぐにアーチ方面に移動する。途中で水底を泳ぐ大きな塊が見えた。よくよく見るとオオモンイザリウオのようだ。イザリウオは散々見ているので今更・・・という感じなのだが、泳いでいるところを見たのは始めてである。噂のジェット噴射は良く判らなかったが、それでも不器用に泳いでいる。そしてその向かう先は私が向かう先と同じなのだ。途中までくっついていったが、クダゴンベのところに来たのでクダゴンベを探し始めて見失ってしまった。
で、クダゴンベも見つけられなかった。まあ、昨年から今年にかけて散々見ているので、これまた今更・・・ということで、早速レオパルドゥス探しに入る。根の回りを上から下にぐるぐる回りながら探したのだが見つからない。ガイドのユカちゃんのグループと合流したら、ユカちゃんが見つけたようだ・・・・あんなところにいたのか。ユカちゃんのグループの人が見て撮影し終わるまで離れたところで待っていた。ただ待つのもつまらないので、ウミウシ探しをしていると、これまた偶然に変なウミウシを見つけたしまったのだ。とりあえずこちらの写真を撮っておく。撮り終わるとユカちゃんのグループが移動始めたので、レオパルドゥスを撮影する。以前アンドの鼻でも見ているけれどその時は、テレコン仕様のカメラしか持っていなかったので撮りなおしたいと思っていたのだ。今回は50mmのカメラでの撮影なので、キッチリ色も出ているはずである。一通り撮影が終わると、無減圧限界時間が数分となっていたので、本根に戻って本根の上の方で窒素を抜きながらウミウシ探しである。根の上でムラサキウミコチョウを見つけた。普通は5月くらいまでしか見かけないのだけれど、8月末に見れるとは。時間が来たのでエクジット。

ゆっくりと昼食を取って、ぼぉ〜〜〜〜っと過ごす。午後からは備前に入るとの事なので、またまた白木さんにホタテツノハゼの場所を聞いておく。探せるかな?ちょっとこちらは自身が無い。砂地は苦手なのだ。
とりあえず時間が来たので準備をする。

2本目:備前
既設ブイに既にパークの船がいたので、アンカーを打って入る事になった。のは良いのだが、何処だ?とりえあえず北の根の近くらしいのだが・・・・。
エントリーしてとりあえず南に向かうが、根らしきものが見えてこない。結構な距離を泳いだら巨大な根が出てきた。何処だここは?もしかしたらここが備前の根かもしれない。だとすると南に来過ぎているな。ということでちょっと引き返したら、暫く泳いで備前のアンカーを見つけることが出来た。ここまで来るとだいたい判る。ここから白木さんに教えたもらった目標物を探しながら移動し、だいたいこの辺りだろう・・・・というところまで辿り着いたのだが、よく判らないなぁ。ハゼなので引っ込んでいる可能性もあるけど・・・ということで目を皿のようにして周辺を探していると、今度は畠さんのグループがやってきてお客さんに見せている。なるほどぉ・・こんなのところにいたのかぁ。覚えておこう。数カット撮影して、戻り始める。
来た道を戻らなかったので、途中で迷ってしまってさあ大変(^^;;;。結局水面に一度出て、船の場所を確認して、エクジットした。
エクジットしてから、見て見ると住崎の親指根のブイのすぐ近くだった。なんだ・・・こんなところだったのか、これが判っていれば・・・・。

戻ってから早速タンクを1本借りてビーチに向かうのだった。

3本目:シーマンズビーチ
エントリーして前回ウミウシが見つかった場所に移動し、ウミウシを探す。
数は全然少ないものの、それでも何匹かは見つける事が出来た。ニセオブラートウミウシらしきウミウシ、シロウサギウミウシ、そしてDoriopsilla cf. areolataとおぼしきウミウシである。これを撮影するとフィルムエンドとなったので、一度エクジットする。

フィルムを交換して残圧を確認する。まだ100以上残っている。ということで再度エントリーするのだった。

4本目:シーマンズビーチ
残圧の関係で手前付近を中心に散策する。春はこの辺りでもバンバンレアなウミウシが出たのだが、今回は寂しい限りだった。前回でももう少し出たのに・・・台風で全部飛ばされてしまったのだろうか?ヒロウミウシとシロウサギウミウシ程度だった。エダサンゴのガレバがあったので、座間味の小野さんのテクニックを試そうとやってみたのだが・・・・やっぱり底質の違いだな・・無理だと言うことが判明したのだった。エアーも減ってきたし、薄暗くなって来たのでエクジット。

すさみの宿に移動して、温泉に浸かり1日の疲れを癒す。ウミウシが少ない時期にもかかわらず今回も順調に初物ゲットしているなぁ〜〜〜。
後2日も色々と出てくれると嬉しいのだけれど。例によって早めに就寝。
串本に向けて   2001年 8月28日(火)

昨日は仕事が遅かったので、シフト勤務OKという事になった。
遅く来るのも悪くは無いが、どうせなら早く帰って明日からのダイビングの為に今日移動しておこう。そしたら明日が楽だから。
ということで、2時過ぎに会社を後にしてそのまま串本に向かう。車は昼間でも混まないルートなので良いのだが熊野市内に入ったら激混み。何事かと思ったらどうやら台風やらなんやらで延期続きだった熊野の花火大会が今日になったようだ。ということで花火渋滞に巻き込まれたがそれでも熊野の市街地を抜けると徐々に流れ出し後は快調に走る事が出来た。
串本に入って明日からお世話になるシーマンズに機材を降ろして、いつものすさみのマンションにチェックインする。
温泉にゆっくり浸かって、明日からのダイビングの為に早めに寝るのだった。
今日はOFF   2001年 8月19日(日)

今週は日帰り白浜という私にとってはかなり暴挙な行動に出たので、疲れが溜まっていて今日は潜りに行くのをやめた。DMのマニュアルが届いているとの事で、奈良のショップまで撮りに行く事にする。
ダンボール1箱分のマニュアルを抱えて変える。これを全部読まなきゃいけないのか・・・
白浜でダイビング2   2001年 8月15日(水)

AM7時過ぎに目を覚ます。睡眠不足だ・・・こりゃ、下手に前泊するよりも早朝に移動したほうが楽だったかも。
まあ、そんなこんなでタンクを積み込み、ビーチまで移動する。入海料を払い、セッティングしてエントリーする。

海水浴客がいる中、タンクを背負って海に入る。さまざまなデモの練習をする。自分でやるのと見せるための技術と言うのはかなり違うものだと痛感するのだった。

続いてプールに移動し、こちらで続きをする。こちらではレスキューとベイルアウトを中心にするのだった。ベイルアウトはちょっとムキになる。

終わって温泉に入り、帰路に着く結局10時半ぐらいに白浜を後にして一路我が家をめざす。
この時間だと大阪周りでもOKだろうと思って、大阪周りで走る御坊に行く途中で少し渋滞したがそこからはすこぶる快適に流れた。ただ、強烈な睡魔と闘いながらの運転だったので、スピードはそれほど出せなかったのだが・・・・。
それでもどうしても眠くなったので、コンビニに入り、コーラを購入して再度ウチを目指す。どういう訳か分からないがコーラを飲むと眠気がぶっとぶのだ。

なんやかんやでAM3時前になんとか帰りついた。
白浜へ   2001年 8月14日(火)

世間はお盆である。しかしウチの会社にはそんなものは無縁なのだった。
しかしながらDMの講習があるので、とりあえず白浜まで行く必要がある。明日1日だけ休んで白浜で潜る予定である。とりあえず今日は定時で帰って即白浜に向かう予定だ。
PM6時過ぎに会社を後にし、一路白浜に向かう。大阪周りで行こうと思ったのだがよくよく考えると今はお盆なのである。と言う事は道が込んでいるかも?
なので急遽熊野から新宮〜本宮を抜ける事にした。奈良の山中を抜けて熊野に入ってナビを見ながら・・・・もしかしてこの道でショートカット出来るかも?ということで見知らぬ道を走る事に・・・しかし、しかしだ、この道がとんでもない道だったのだ。
対向出来ないような狭さの道が延々と続くのである。いや・・・時々は2車線になる事もあるのだが、ほんのわずかの距離である。だから当然ながらそれほどスピードも出せない。
訳の分からない山中に入って行ったりして距離的には確かに近いのだが、それなりに時間がかかった。こりゃぁ、もしかしたら新宮抜けても道が良い分時間は同じくらいかもしれない。まあ、それでもなんやかんやで11時前には、白浜に辿り着いたのだが。イントラとラーメン屋で合流し、ラーメン食べてチェックイン。
イントラとオープンウォータ講習生はAM2時過ぎくらいまで学科講習をしていた。
熊野でダイビング1   2001年 8月12日(日)

今日は熊野でダイビングである。熊野の状況が良く分からないのだが、とりあえずセルフビーチと言う事になるのだった。
7時半に川上村の役場付近で合流して熊野に向かう。ダイビングリゾート熊野灘で潜る予定だ。
サービスに着いて手続きをすませ、早速準備にかかる。
1本目は、沖の砂地に向かう予定である。

1本目:井内浦ビーチ
エントリーして水路を抜け沖に向かう。水路でコモンウミウシを1匹見つけたが、そのままスルーする。どんどんと泳いで水深18m付近で砂地らしきところに着く。しかし、砂が見えているのはところどころで多くは海草に覆われていた。途中でゼブラガニを見つける程度で特に珍しいものは見当たらない。というか探していないともいう。
戻り始めてところどころにイワヅタがあるのが判るので、ウミウシを探して見るが見つからない。ムカデミノウミウシの幼体が何匹かいる程度である。
で、戻っていったらいきなりドロップオフの壁にぶち当たった。はたしてこれを右に進めば良いのかそれとも逆なのか・・・?
とりあえず一度浮上して場所を確認する。なるほどなるほど、こうなっている訳か。
ということでエクジット方向に移動し、エントリー口の水路に着いたところで一応フリーで探して見る。小さなウミウシらしきものを見つけたので撮影しておいて、時間が来たのでエクジットしようと水路に入ったところでユビノウハナガサウミウシがいるのを見つけ、エクジット。

昼食を食べてからちょっとインターバルを置いて2本目の準備にかかる。2本目は沖まで水面移動するらしい。ということで2本目はバディにまかせることにした。

2本目:井内浦ビーチ
エントリーしてひたすら泳ぐ。延々泳ぐ。20分くらい泳ぐ。
で、砂地が見えてきたので潜行するのだった。砂地にはダテハゼ、ハナハゼ、テッポウエビの三者共生が見る事が出来た。バディはハナハゼの写真を一生懸命撮っているようだ。暇だったのでダテハゼのアオリの写真を撮って見る事にした。撮ろうとしたら違う方向を向いて可愛くない。
ゆっくりと移動してまた正面から見据えて撮って見る。仕上りはちょっとだけ期待したい。
で、戻る事にした。ちょっと角度がずれているような気がしたが、ついていく。途中でイワヅタがあるがやっぱりウミウシはいない。う〜〜〜ん・・・可能性は低いなぁ。
ソラスズメが群れていたりしてそれなりに絵になる風景はあるのだ。
そうこうしている内に1本目と同様のドロップオフにぶち当たった。ここまでくれば戻る方向は分かっているので一安心でもある。ゆっくりとウミウシ探しをしながらエクジット方向に移動する。途中でコノハミドリガイを見つけたがとりあえずパスしておく。
ふと、このドロップオフにもイワヅタがあるのが見えてじっくりと探して見ると・・・いた!!
ナギサノツユだ。見たかったウミウシの一つである。これとタマミルウミウシを探していたのだ。ようやく見つけて喜びも大きい。バディに教えると写真を撮っていた。バディが撮り終わったのを見て私も写真を撮り始める。結局これだけで20カット以上撮影したのだった。
その後、コノハミドリガイ、ムカデミノウミウシの幼体を見つけてエクジット。

手短に片付けを終えて帰路に着く。上北山村の道の駅でちょっと休憩を入れて峠超えをする。
川上村の役場で解散して帰路に着く7時過ぎの帰宅となった。
散歩   2001年 8月11日(土)

犬の回復には目を見張るものがある。
とにかく今日は朝から外に出たがったので、近くを散歩させることにする。手術前のヨタヨタぶりは何処に行ったのだろうか?
まだ、多少よたつくものの、かなりの回復ぶりが見て取れる。少なくとも手術前よりは全然状態は良さそうである。全身ぐるぐる巻き状態でなければ動きだけ見る分には以前とさほど違いが無いほどである。まあ、ここまでくれば一安心ではある。
今日は薬の受け取りとガーゼの交換があるのだが、それは親父に任せて会社に行く事にする。

退院   2001年 8月10日(金)

朝、出社前に病院に行って犬を引き取りにいく。
ケージの中でおとなしくしていたが、顔を見るなりケージから出たがった。
注射を一本打ってもらって、帰って良いとの事だ。
昨日大手術をしたにもかかわらず、昨日よりも元気に見えるのは気のせいか?
それとも手術の痛みよりも腫瘍の痛みの方が大きかったのだろうか?
とりあえず徒歩数分のところにある病院にもかかわらず車で迎えに来たので、後部座敷に押し込める。
しかし、これがまた大変なのだ。急に元気になってくれて車の中にあるゴミ箱をいきなり漁り出した。確かに昨日は手術の為に食事は与えて居ないのだが、本当に病人か?ってくらいである。
この食欲があれば、まあ問題は無いだろうと思うのだが。
家に連れ帰って、抜糸までの間は雑菌が入るといけないので、外で飼わずに玄関で買うことにする。玄関にはカーペットを敷いておく。
早速食事を与えるといきなりがっついていた。う〜〜〜〜む・・・。
まあ、この様子ならすぐに元気になるだろう。
ということで会社に向かうのだった。
手術   2001年 8月 9日(木)

今日は会社が終わってから、帰宅してすぐに犬を病院に連れていく。最近調子が悪そうなので気になるところだ。久しぶりに全身を洗ったのがまずかったのか?
とりあえず病院で見てもらって検査をしてもらう。体温、血液検査の結果は問題なさそうだ。
調子が悪そうな原因が分からないので、判断に苦しむところだがもしかしたらお腹の腫瘍のお陰で悪くなっているのなら早急に取ったほうが良いに決まっている。
飼い主さんの判断で・・・と言われて考えてしまったが、予定通り摘出手術をしてもらうことにした。終わったら電話で連絡をくれるというので、携帯の番号も知らせておいて病院を後にする。8時くらいからの手術らしいのだが・・・・

帰宅して食事をすませ、風呂に入ってなんやかんやしていると11時を過ぎている。
しかし、連絡は入らない・・・・・
もしかして手術中に何かあったのだろうか?
11時半を過ぎてうとうととしだし、12時半頃に電話が入った。無事に手術は終わったらしい。
明日引き取りに行けば良いとの事だ。とりあえず一安心である。
で、あるが気分が高揚しているのか中々寝付けない夜だった。
   2001年 8月 7日(火)

犬のお腹に大きな腫瘍が出来ている事に気付いた。
というか以前からあったのは知っていたのだ。獣医によると大きくなるようなら切除しましょうということだった。1年間様子を見たのだが、特に大きくなる事はなかったので差ほど気にしなくなったのだが、今日ふと触ってみると巨大化しているのが判った。
あわてて獣医に連れて行くと、手術をする事に決定した。
ということで、日程を相談した挙句木曜の夜にすることにしたのだ。
頑張れよミントくん。
ダイブマスターというもの   2001年 8月 6日(月)

ダイブマスターというものになろう・・・・と実はダイビングを始めた頃から思っていたのだが、なんやかんやでやる気がうせたのもあるのだが、とりあえずなってみようかという気にはなってきた。
まあ、イントラになろうとかどうとか言う気は無いのだけれど。とりあえず持っていれば色々と都合が良さそうなのだ。
ということで、知り合いのショップにお願いする事にした。
のは、いいのだけれどやっぱりNAUIとSSIの両方のカードになるようだ。個人的にはSSIだけで良いんだけどなぁ。まあしょうがないのか?
このショップでITCまで受けるのならNAUIが有利なんだけど、イントラになる必要も無いからなぁ。
南勢での写真   2001年 8月 4日(土)

南勢での写真が仕上がってきたので受け取ってくる。
写真をルーペでじっくりと見てショックを受けるのだった。
初物と思っていたミノウミウシの幼体は、どうやらムカデミノウミウシの幼体のようだ。水中で白と思っていたミノの色も写真ではうす青く出ている。触角や頭触手の形や模様から考えてムカデミノウミウシの幼体には間違いなさそうだ。む〜〜〜〜ん・・・ショック。
しかし、マツカサウミウシの方は、初物のような感じだ。この仲間の同定は難しいのでなんとも言えないんだけれど・・・・。
南勢でダイビング4   2001年 7月31日(火)

南勢で潜ってきた。利用したのはアリストダイバーズである。
中止やらなんやらで、久しぶりの南勢である。今回は平日と言うこともあって貸切のようだ。
明日からは、取材なんかもあるらしい。
ということで、べったりウミウシ探しにひたれるのでラッキーである。
手続きをすませて早速のダイビングの準備だ。

1本目:ソフトコーラルガーデン東
エントリーしてアンカー沿いに潜行する。透視度は良くない。水温も低めである。
アンカーから移動しかけて、ツノヒダミノウミウシを見つけた。写真を撮ろうとするとガイドが底で呼んでいる。位置を覚えておいてガイドの指すものを見ると、スイートジェリーミドリガイだった。どうも今年はこれにお目にかかる機会が多い。といっても志摩で1回、串本で1回、そして今回の3回目なのだが。ここで写真を撮っておいて、一度浮上して先ほどのツノヒダミノウミウシの幼体らしきウミウシを撮影する。
撮影を終えて移動しかけてガイドがまた何かを見つけた。白っぽいミノウミウシの仲間のようだ。フォーカスライトを当ててファインダー越しに見ると触角と頭触手が赤いのが判る。
初物!と思いバシバシと撮影する。
これの撮影が終わってさらに移動する。途中でヒトエガイが転がっていた。
底の方には、コトヒメウミウシやミツイラメリウミウシ、ジボガウミウシ、コモンウミウシ、シロウミウシなども目に付く。ここでエアーが少なくなってきたので戻り始める。
戻る途中で、カヤにマツカサウミウシの仲間がくっついているのを見つけたので、これまた撮影。近くでガイドがシロイバラウミウシを見つけた。
ここでアンカーに戻ってエクジットする。

昼食を食べてから、雑談をする。結構寒かったのだがシャワーを浴びて体温も回復だ。
午後からはオレンジフォレストに入って南の根に流すことにする。

2本目:オレンジフォレスト
エントリーして南に流す。途中でキイロイボウミウシ、ジボガウミウシ、ダイナンウミヘビ、キイロウミウシなどを見て根の上側に入る。アオウミウシ、ダイニニシキウミウシなどを見る。
ガイドがクリヤイロウミウシの交接しているのを見つけた。クリヤイロウミウシ自体はこのポイントではさほど珍しいものでは無いが、交接シーンを見るのは始めてだ。バシバシっと撮影する。戻ると中でミツイラメリウミウシ、卵塊の中にツノヒダミノウミウシを見てアンカー近くに戻る。
アンカーの近くのウミシダの合間にミナミハコフグの幼魚が見え隠れしているのを見つけた。
そういえばこいつを見るのは久しぶりだなぁ。
時間が来たのでここでエクジット。

シャワーを浴びてログ付けをし、雑談していると明日からの取材と言うことでマリンダイビングのスタッフがやってきて明日の打ち合わせをしている。なんでも10月号のマリンダイビングに掲載されるらしい。1日ずれてたら雑誌に載ったのに!?

ということで取材の打ち合わせを横で聞いていると時間が遅くなったので、ショップを後にして帰路に着く。8時前には帰宅できた。
串本でダイビング17   2001年 7月22日(日)

今日も串本で潜る。サービスはシーマンズ。2日続けて潜ると機材をサービスに預けておけるので楽である。
今日は早便の予定なので、早めにチェックアウトをする。
7時半過ぎにはサービスに着いたので、機材のチェックだけしておく。1本目は下浅地、2本目は双島沖1の根の予定のようだ。

時間が来たのでボートに乗り込みポイントを目指す。ところがポイントに着くと下浅地には釣り船がいたので、ポイント変更となり結局浅地に入る事になった。浅地・・・嫌いなポイントである。どうもここに入るとろくな事が無いのだ。まあ、ここまで来て船の上で待つのは嫌なので入ることにする。

1本目:浅地
エントリーしてみると、透視度は良い。根の上がくっきり見える。流れはほとんど無いようだが微妙にあるような気もする。潜行してアンカーの位置を確認しておく。以外と深いところにかかっている。別の船のアンカーも近くに落ちているので間違わないようにしないと。
アンカーの落ちている根を中心に色々と散策してみたがどうにもウミウシは全く目にしない。
結局1匹も見る事無く終わってしまった。船の下を50cmくらいのカンパチが10匹ほどまわっていた程度である。それでも1時間這い回ってエクジット。

サービスに戻り結構早めの昼食となる。ゆっくりと休憩して午後のダイビングに備える。
午後は双島沖1の根の予定だが、どうやら1の根の北の根に行くらしい。属に言うコーラル1の根というところだ。1の根はサービスによってポイントが微妙に異なるらしい。多くのサービスが使っている1の根はシーマンズと同様なのだがコーラルクイーンが1の根と呼んでいるところは北東にずれている場所らしい。位置的には近いのだが。
で、ポイントに着いてエントリーする。どちらにしろほとんど入った事が無いポイントなので動ける範囲でしか動かないつもりなのだが。

2本目:双島沖1の根(北)
エントリーしてアンカー位置を確認。アンカー近くでフタイロニシキウミウシを見つける。とりあえず根に沿って西に移動する。途中でウミウシが海草の上に産卵しているのが目にはいる。センテンイロウミウシのようだ。とりあえずそのままの状態で撮影して見る。海草の裏側にいたので、海草を逆向けて表側から撮影しようとしたら・・・ありゃりゃ・・センテンイロウミウシと思っていたのだが、背面に斑紋も白線も入っていない。もしかして別種?と思ってバシバシと撮影する。
撮影を一通り終えて、ちょっと水深を上げて戻り始める。と見慣れない水路に出た。あれぇ〜〜〜・・・こんなところあったっけ?
と思ったのだがどうやら通ってきた水深の深いところでは水路にはなっておらず途中から水路のように分かれている事に気付く。まずキイロウミウシを見つけ、水路の反対側の壁に移動する。
ここでルンキナウミウシの仲間を見つけ、続いてサメジマオトメウミウシを見つける。
さらにそろそろエクジットしようかと思ったところで変なウミウシを見つけた。どうやらニグロストリアータのようである。これに似たウミウシは以前島廻りとイスズミ礁でそれぞれ1匹づつ見た事があるのだが、それ以来である。大きかったので50mmの方でバシバシと撮影する。結局フィルムエンドまで撮影した。ふと見ると105mmのカメラが無い!?
あれ?と思って探して見ると5mくらい下に転がっていた。撮影に夢中になって蹴飛ばしたのか、それとも自然に落下したのか・・・・水没が気になったがどうやら大丈夫のようだったので一安心。とりあえず他の人がエクジットしていくのが見えたので私も浮上開始する。どちらにしろ無限圧のダイビング時間は残り2分しかなかったのだ。無限圧ギリギリまで潜っていたので3分間の安全停止後に余裕をさらに持たせて全員がエクジットするのを3mラインで待ってからエクジットする。とりあえず5分以上は安全停止していたことになるので、まあ多少窒素は抜けているだろう。

サービスに戻って手短に機材を片付け、清算をすませてサービスを後にする。
次回の珊瑚の産卵の予定は8月4日〜5日ということらしい。
別に串本に来ているグループがいるので、携帯で電話して温泉で合流し、ちょっと話をしてから一路帰路に着く。途中で温泉につかったにもかかわらず8時前には着いたのだった。

串本でダイビング16   2001年 7月21日(土)

串本で潜ってきた。本来なら今回は珊瑚の産卵ねらいで入る予定だったのだが、時期がずれて今年は既に産卵は終わってしまっているとのことだ。それでも既に予約はしているので串本に潜りに行く事にする。ここのところ串本でウミウシを見たという記憶がほとんど無いので単純にファンダイビングをするしかないのかもしれない。
とか言いつつも実際に行くとウミウシ探しに奔走する事は目に見えているのだが・・・。
使うサービスは例によって南紀シーマンズクラブである。今回は一般の人は三連休というのもあり、サービスもかなり混んでいるらしい。事前に聞いて見たところ今日は湾内の後便ということになったようだ。

それでも例によっていつものように家を出発し、連休中にもかかわらず熊野側の道はすいていたので3時間40分ほどでサービスに到着した。8時前にサービスに着いてボートは10時半の予定である。ということは2時間の余裕がある訳で、2時間あればビーチで潜れる!
って事で挨拶もそこそこにビーチに向かうことにした。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーしてすぐにキヌハダウミウシを見つけ、これはめずらしく期待が持てる・・・と思ったものの、以降ウミウシの影を見る事はほとんどなかった。
それでも必死にあれやこれやと探し回りようやく1匹見つけた。ヒラムシもビックリ・・というくらい平べったいウミウシである。とりあえず久しぶりの串本での初物ということでバシバシと写真に収める。一通り撮影を終えてからさらに別のウミウシ探しに入る。
しかしながら、そうそうこのシーズンに出てくるものでも無いようだ。それでもニセオブラートウミウシを見つけ、これも撮影しておく。まあ、このビーチで既に何匹も撮影済みなのだけど。
それにしても前回覆い茂っていたホンダワラがすっかりと抜け落ちていてウミウシ探しも楽である。楽ではあるが・・・いない(;_;)。
10時近くになったのでエントリーポイントに戻り、約2時間のダイビングでエクジット。

ショップに戻ると私が乗船予定のX世は、予定が遅れているようでまだ戻ってきていないようだ。ゆっくりとここで休憩する事にする。
暫くしてコールがあったので、桟橋に向かい、準備をする。

2本目:備前
備前は、個人的にはそれほど好きなポイントでは無い。ウミウシが少ないのだ。しかしたまぁ〜〜〜〜に超レアなウミウシが出るポイントでもあるのだ。それに期待して潜って見る事にする。
とりあえずレアなウミウシが出ることが多い(といっても過去に2度のみだが)北の根に行ってみる。北の根を一生懸命探して見たが残念ながらイボウミウシの卵塊らしきものを見つけるだけで、ウミウシらしきものは影も形もなかった。しょうがないのでアンカー近くに戻って見る。黄色い点々がドロップオフのあちこちに見える。なんだろう?ウミウシの仲間か?なんて思ったがどうやら違うようだ。海面か何かだろうか?
一度アンカーに戻ってから、今度は砂地方面に行って見る。砂地は苦手だが一応ナチュラルナビを試みて見る。それなりに移動してみたが特に何も見つからずある程度時間が来たのでアンカーに戻ってエクジット。
1時間這い回ったが、1匹もウミウシを見る事が出来ず惨敗である。

サービスに戻って食事をしながら休憩する。睡魔が襲ってきてウトウトとしていた。
そして午後のダイビングである。

3本目:イスズミ礁
イスズミ礁である。串本随一のウミウシポイントの一つでもある。シーマンズを使うとあまりこのポイントには入らないのだが、この時期は世界でも珍しいチョウチョウウオ玉が見れるので、よく入るのである。このポイントならウミウシは期待できる。そして色々な人の話を聞く限り、ハルゲルダ系のウミウシの出現率が一番高いのもこのポイントである。
南のアンカーを取ったとの事なので、エントリーして一度アーチを目指す。するとアーチの入り口近くにブロッキィが1匹いた。既に何度も撮影しているのだが、何度でも撮影したくなるお気に入りのウミウシである。例によってこいつも撮影するのだ。いつもあまり綺麗に撮れないのだが今回は50mmマクロレンズの方で撮影してストロボの位置を微妙に変えてみる。
一応撮影を終えてアーチをくぐり、そこからひたすら南に流す。と、ここでもまたもやブロッキィに出会えた。さらにコイボウミウシ、穴の奥にいたニシキウミウシを見てエアーと時間を見計らって戻り始める。ふと海草らしきものがフワフワ漂っているのが目に付き何かがくっついているように見える。良く見るとニシキウミウシの小さいのがくっついている。さらに近くにはダイニニシキウミウシがいるのが判った。続いてキイロイボウミウシを見てからアンカーに戻る。
アンカー近くてツブツブコイボウミウシを見てエクジット。
初物には出会えなかったが、それなりに数は見たしブロッキィも久しぶりに見たので良しとすることにした。

サービスに戻ると・・・まだまだ時間的に余裕がある。よぉ〜〜〜し、どうせ珊瑚の産卵は無いのだからもう1本ビーチに行こう!ということでビーチに行く事した。

4本目:
エントリーしてすぐにキヌハダウミウシの仲間を見つける。1.5mmとあまりにも微小の為ウミウシと判断つけるのも難しいが多分そうだろう。一応撮影しておく。さらにいつものコースを辿りウミウシ探しをしてみると今度はフジナミウミウシを見つけた。冬に見つけたときは3mmくらいと小さかったが今回のは1cm弱とかなり成長している。こちらも撮影である。
さらにシロウミウシを見つけ、セトイロウミウシも見つかった。
そして、冬にウミウシが多く見つかったところで黄色の変なウミウシらしきものを見つけた。
これまた2mm強という大きさなので良く判らないのだが動き方からウミウシだろうと思ってファインダー越しに見るとウミウシ・・・リュウグウウミウシの仲間らしいことが分かった。とりあえずこいつを撮影にかかるがファインダー越しでも小さいので正直どこにいるのかすぐに分からなくなる。幸い時間が時間なのでボートが通ることも少なく波が無いのが救いである。
なんとか撮影して戻りかける。ここでヒトエガイがカイメンにかぶりついているのが目にはいる。ここでヒトエガイを見る事は本当に多い。それまでは結構レアなものだと思っていたのだが。戻る途中でさらにフジナミウミウシを見てからエントリーポイント付近で散策する。
ヤマトワグシウミウシが見つかった。良く見ると大小2匹いることに気付いた。105mm+テレコンのカメラと50mmのカメラ両方でフィルムエンドまで撮影してエクジット。
これまた2時間のダイビングであった。

ショップに戻って着替えも済ませて完全にくつろぎモードに入っていると、シーマンズのオーナから「今日珊瑚の産卵に行きますよね?」と聞かれた。ええ〜〜〜!?産卵って終わったんじゃないの?よくよく聞くと別の種類の珊瑚が産卵する可能性が非常に確率は低いものの残っているらしい。う〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・産卵は無いと聞いていたので4ダイブ延べ6時間潜ったのだが・・・。既に体力は限界・・・というか体力を消耗したと言う感じは無いのだけど結構睡魔が襲ってきているのでやっぱり疲れているのだろう。
申し訳ないと思いつつパスさせて頂いた・・・・・
しかし、後にやっぱり潜ったら良かったと思う羽目になるのだ。どうやらこの晩、その非常に確率の低い珊瑚達の産卵が行われたらしいのだ・・・悔しい。

と、それはともかくサービスを後にして宿に向かい途中で夕食を買ってからチェックイン。
温泉につかってテレビを見ながら横になっていたがすぐに爆睡してしまった。
神明でダイビング3   2001年 7月12日(木)

今日は、南勢で潜る予定だったのだが、海況が悪いということで急遽賢島で潜る事に変更になった。賢島は賢島で変ったウミウシが出るので楽しみである。
まあ、透視度には期待できないのだけれど・・・・

ショップに着くと久しぶり(一昨年のアリストのクリパ以来?)に鳥羽水族館の方とお会いした。今日はオフなので潜る予定なのだそうだ。
今日のゲストは私とこの方の2人のみである。
一応ドライスーツも持ってきたけど、あまりにの天気の良さにウエットで潜る事にした。
もう今シーズンはドライスーツを使うことは無いだろうな。
ボートに機材を積み込んで、早速移動。無人島にある養殖筏に船を着けて、ここからエントリーする。それでも最大水深は30mくらい取れるのだ。

1本目:エビハナ
ウエットでエントリーしてみると。水温は意外な程高い。冬場の11度の水温を記録したのと同じ場所とは思えないほどである。
エントリーして東側に移動しながら被写体を探す・・・・が、あまりにの透視度の悪さに逸れてしまって一旦浮上。水面で合流し、比較的透視度の良い浅い水深を中心に遊ぶ事にした。
筏からぶらさがっている籠に、ヒブサミノウミウシが見られたがウミウシは少ない。
エビカニ系の変ったのがいくつか見られるが残念ながらエビカニには詳しくないので名前まではわからないなぁ。
筏の真下・・・水深5mくらいのところでキイロウミウシが何匹か見つかった。
80分近く潜ってエクジット。

30分くらい水面休息してから続けて2本目に入る準備にかかる。

2本目:エビハナ
1本目の状況から深いところに行くのは止めて、冬場にハナアマモウミウシや巨大ミドリアマモウミウシが見られた場所を中心に探して見る事にする。
こちらもウミウシは少ないが、それでもヒブサミノウミウシ数匹とヒラミルミドリガイ、ムツイバラウミウシなどが見つかった。戻って、筏下のかごにガイドが大きなウミウシを見つけた。
水中ではマダラウミウシかと思ったが、後で調べて見ると触角の色などが異なっている。
クロシタナシウミウシの仲間(dendrodoris sp.)には違いないのだが、この手のウミウシは似たようなのが多いのでなんとも言えない。一応フィルムエンドまで撮影しておいた。
水底に転がっているゴミをめくって見ると・・・なまず・・・じゃないな海だから。かといってイタチウオでもないと思うのだが・・・ひげが生えた20cmくらいの魚が一匹いたのだった。
ギンポやハゼ類も多く見られる。これまた80分以上潜ってエクジット。

ショップに戻って着替えを済ませ、食事をしながらログ付けをする。
色々と雑談をしてからショップを後にし、帰路に着くのだった。

甲賀でダイビング2   2001年 7月 2日(月)

久しぶりに甲賀で潜ってきた。使ったサービスはダイブステーション35である。9時半にサービスに着いてから早速1本目の準備にかかる。
今日は珍しくべた凪のようだ。

1本目:ウジマビーチ
エントリーして沖に流す。0度で沖、180度で陸なので分かり易い。熱くなりそうなので今日からウエットスーツを使うことにする。エントリーしてすぐにコモンウミウシを見つけ、さらにウミフクロウを見つけた。今まで見たいと思っていたのだが中々見つける事が出来なかったのだが、意外とあっけないものだ。岩場沿いにおきに流していく途中で何匹かのサメジマオトメウミウシを見つける。こいつは本当に何処にでもいるなぁ。さらに1〜2cmくらいのメリベウミウシも見つけた。串本で見るのは茶色っぽいのだが今回見つけたのは無色透明に近い。何カットか撮影しておく。
さらにアヅキウミウシも見つけたが元気が無い。そろそろ限界水温なのだろうか?砂地が多くなってきたところでニセオブラートウミウシに似たウミウシのペアを見つけたが、ニセオブラートかどうかも怪しい。さらに近くでアカキセワタガイも見つけた。しかし、陸で見るよりはうねりが入っているのでテレコン撮影は難しい。そろそろ戻ろう・・・ということで陸に向かって移動を始める。途中でアオウミウシ、シロウミウシ、ホウズキフシエラガイなどを見つけるのだった。

一度サービスに戻って手短に昼食を取り、すぐに午後のダイビングに向かう。

2本目:ウジマビーチ
午前中よりも波が出てきている。それでも前回、前々回と比べると遥かにマシなのだが。
エントリーしてすぐにオカダウミウシを見つける。うねりがあるので撮影はかなり困難。適当に数カットだけ撮影して諦めた。移動するとまたもやウミフクロウの登場である。もしかしたらここのビーチでは個体数は多いのかも知れない。沖に移動してオトメウミウシを見つけた。いつも見るのと比べると黒い斑紋が異様に多い個体である。やっぱりうねりの影響で撮影には苦労するがなんとか撮影できたと思う。近くにサメジマオトメウミウシがいたがこいつは無視する。
さらに沖の砂地でウミフクロウ、ウミフクロウ、ウミフクロウである。今まで見た事がなかったのが不思議なくらい見つかる。戻り初めてまたもやウミフクロウだ。エクジット直前にアオウミウシを一匹見つけてからエクジット。

エアーが残っているので、残タンで漁協前ビーチを潜る事にした。

3本目:漁協前ビーチ
エントリーして潜行・・・・あれ・・・どうにも浮き気味。
ということで、ウエイトを付けるのを忘れている事に気付きエクジット。私のしぐさを見ていたサービスの清水さんがウエイトをビーチまで持ってきてくれた。
ウエイトを付けて気を取り直して再度エントリー。アマモ場を丹念に探し、ウミナメクジを探すのが目的である。エントリーしてすぐにアマモ場に辿り着く。本当にみごとなまでのアマモ場である。が、さすがにこれだけあるとウミナメクジを探すのにも骨が折れる。散々探して見たのだが見つからなかった。変りにネコザメの赤ちゃんやアオリイカの赤ちゃん、ヒラメなんかが見つかった。唯一ここで見れたウミウシと言えばアズキウミウシが2匹ほどいただけである。

エクジットして着替えを済ませると、どこかで見たような人がいた。津のショップで働いている方だ。軽く雑談してからサービスを後にする・・・・ところでガン・・・
車を当ててしまった。相手の車のバンパーに傷が入っていたので弁償するからと言って連絡先の名刺を渡したのだが、良いと言ってくれ、受け取ってもらえなかった。とりあえず渡しの連絡先はサービスにも届けてあるので修理するならサービスに聞いてもらっても良いですよと言って、お詫びの言葉と共に連絡する手段を伝えておいてサービスを後にする。

適当に寄り道しながら帰路につくのだった。

紀伊大島でダイビング2   2001年 6月29日(金)

早く目が覚めた。とりあえず適当に部屋を片付けてチェックアウトをする。
車を走らせて紀伊大島に向かう。今日は紀伊大島で潜る予定なのだ。使うサービスは前回と同様ダイブアイランドである。
サービスに着いて手続きを済ませて早速潜る準備にかかる。1本目はちょっとだけ沖のポイントで深めに潜ってみようと言う事になった。

1本目:沖の碆
エントリーしてアンカー沿いに潜行する。透視度は良くないようだ。アンカー下でガイドと合流して移動開始である。すぐにユビノウハナガサウミウシがいたが、これはビーチでいくらでも見れるのでパス。その後、一気に水深35m付近まで潜行しウミウシを捜しながらゆっくりと戻ってくる。しかし深場でアオウミウシがいた程度で、ウミウシは見当たらない。戻りかけにガイドがクロススジウミウシを2匹見つけた。いるときにはいるのだが、なんとなく久しぶりに見た感じなので、とりあえず撮影しておく。その後ゼブラガニの大きいのを見、エイなんぞも見るがウミウシは少ない。ふと壁を見るとミノウミウシが這っているが見つかった。良く見ると同種だと思うのだが小さい個体も近くにいる。とりあえずこいつだけは撮らねば・・・って事でひたすら撮影するのだった。アカメウミウシの可能性もあるが初物の可能性もあるので、とりあえずは嬉しい。時間が来たのでエクジット。

ちょっと休憩をしてすぐに2本目に入る。2本目は大島随一のウミウシポイントらしい・・ゴンゲである。前回もそこそこウミウシを見たポイントでもある。

2本目:ゴンゲ
エントリーしてすぐにガイドがセンヒメウミウシを見つけた。何度見ても綺麗である。既に何度も撮影しているのだが、またまた撮影してしまうのであった。その後底まで降りてウミウシを探す。コモンウミウシが1匹泥の上を這っていた。
徐々に水深を上げていく途中に藻の塊のようなところにシロイバラウミウシがなんと20匹近くもいた。これを食べているのだろうか?カヤを見て見るとウミウシかな?と一瞬思ったがどうやらウミグモの仲間のようだ。ハナオトメウミウシも1匹いたが・・・個人的にはアワシマオトメが見たいところである。散々探したがウミウシは少ない。
こちらも来シーズンに期待したほうが良さそうである。無念。

ショップに戻って食事を済ませ、ログ付けを簡単にすませる。なんと2ダイブしたにもかかわらず1時過ぎにはショップを後にして帰路に着くのだった。シーマンズだったら午後の便に間に合うなぁ〜〜〜なんて考えながら車を走らせ途中普段とらない休憩を何度もしながらそれでも家には6時頃に着くのだった。
紀伊半島西側はウミウシシーズンは完全に終わった模様である。これからは東を中心に攻めるしか無いのだろうな。
白浜でダイビング1   2001年 6月28日(木)

今日は、田辺で潜る予定だったのだが・・・・やっぱりというか何と言うか・・・中止になってしまった。普通はここで串本に逃げるのだが、たまには違うところで・・・って事で白浜で潜る事にしたのだった。
それにしてもステイドリームとの愛称の悪さはいったい何なんだろう?予約する事数度・・未だにボートに乗った事は一度も無いのだ。

とそれは、さておきAM4時にウチを出発しとりあえず田辺を目指す。田辺の市内で流れが悪くなりちょっといらいらしたが、どうにかこうにか集合時間にはギリギリ間に合った。今回使ったサービスはミスオーシャンである。HPを見る限りウミウシが得意そうに思えたからだ。
着いて手続きを済ませ、すぐに準備にとりかかる。港まではサービスから車で5分くらい移動する。今日はショップツアーも入っているが個人客は私を含めて3人である。

1本目:千石丘
エントリーするとちょっと流れがある。アンカー下集合で透視度は悪くない。カメラを受け取ってから水面をアンカーまで移動するのが面倒なので一気に潜行してアンカー周辺でウミウシを探しながら他の人を待つ。全員そろったところで根沿いに移動開始である。
しかし、ウミウシは全然見つからない。トリュオニ、ツブツブコイボウミウシが見つかった程度である。ただこのポイントはニラミギンポがやたらと目に付く。一般種なのかもしれない。
ウミウシについては完全に不作である。ある程度進んでから戻りだす。根の上を移動して戻るのだが水深が浅い。シーズンがはまればウミウシがいそうな雰囲気ではあるのだが、サッパリ見つからないのだった。アンカー近くでミレニアムマツカサウミウシを数匹、ルンキナウミウシの仲間と思われるのを1匹、ミドリアマモウミウシのペアを見つけるがそれでオシマイである。
期待の白浜の1本目はなんとも無残な結果に終わってしまった。

昼食をしながら雑談をしている。ここでガイドをされている人が以前は奈良のショップで働いていたという話を聞く。奈良のアクアネットというところでやっていたらしい。
名前を聞くと・・・なんと聞き覚えのある方だった。忘れもしない3年前、オープンウォータ講習の1本目の時に講習してくれたのがこの人だったのだ。その時は応援で来ていただけらしく、私の事は覚えていない様子だが、こんな所で再開するとは意外だった。
さらに、その人は元ニンジャダイバーズのイントラとも知り合いなのだそうだ。なんとも奇遇な人との再会であった。
雑談を終えて2本目の準備にかかる。

2本目:沈船
エントリーするといきなり砂地が広がっている。何処に沈船があるのだろう?
ガイドが案内する方向に移動すると、小さな根に当たった。根の周囲を探すがウミウシはいない。根のすぐ横に沈船はあった。しかし期待するほど大きなものでは無く、漁船が沈んでいるような感じである。沈船の船体にウミウシが良くいるとの事で探して見る。サメジマオトメウミウシが数匹見つかった程度である。船首近くにアラリウミウシが2匹ほどいるのを見つけた。
船首の向こう側にも根が見えたのでこちらも探して見た。スミゾメミノウミウシが3匹ほどついている程度である。一度沈船に戻り逆側(右舷側)を探して見るがウミウシは少ない。サメジマオトメウミウシ、ニセイガグリウミウシがいるだけである。その後船尾にある根で散々粘ったが残念ながらウミウシは見つからず諦めてエクジット。
期待の白浜は、完全なる玉砕に終わってしまった。

ショップに戻って機材を手短に洗い、ログ付け&雑談をする。白浜で撮影されたウミウシをいくつか見せてもらった。中には珍しいのがいたのだが・・・・やはりシーズン終わりのようでもうほとんど見る事は出来ないナらしい。来シーズンに期待するとしよう。

白浜からすさみに移動して、すさみで温泉にゆっくりと浸かり疲れを癒す。
気付いたら夢の中にいた・・・。
南島町でダイビング2   2001年 6月24日(日)

またまた、方座浦で潜ってきた。本当なら南勢に行きたいところだったのだが大矢さんが今週は講習が入っていてガイドが出来ないとの事だったので、今回はセルフOKとの事だったので方座浦にすることにしたのだった。正直な所もう泳ぐだけのダイビングはこりごりなのだ。

今回は道に迷うことなく行けたのだが、名張から勢和多気ICの近くに抜ける道にある峠でなんと乗用車が転がっていたのだ。道幅も狭く視界も悪いのでスピードはそれほど出せないと思うのだがどうやったらひっくり返るのか不思議だった。どうやらけが人はいないようだがただでさえ狭い道をふさいでくれているので、結構辛いものがある。まあ、それでもなんとかやり過ごしてショップに向かったのだった。昨年の感覚だと2時間くらいあれば余裕で着くと思っていたのだが2時間半ほどかかってしまった。う〜〜〜〜む・・・。
ショップに着いて手続きを済ませて早速潜る準備にかかる。

1本目:赤島
今回はじっくりと責めるつもりだ。だから基本的にアンカーが見える範囲から動かないでも良いだろうと思っている。
エントリーする前に「結構流れているよ」と注意があったが入って見ると流れは皆無だった。もしかしたら赤島が流れをさえぎっているだけで、反対側は流れていたのかもしれないけれど・・・。
で、いそうなところを見当つけて移動しその周辺を探して見る。まずは南島ではちょっと珍しいタマゴイロイボウミウシが見つかった。やっぱり色が薄い。次にニセイガグリウミウシ、フタイロニシキウミウシ、ミツイラメリウミウシの交接中が見つかる。一度アンカーに戻って今度は反対側の壁を丹念に探す。ボトムにいる時間が長いと減圧が出る可能性がある為高い根の方に移動したのだ。コガネミノウミウシが交接しているのがいきなり見つかった。次に貝の仲間だと思うが、前回撮りたくて撮り損ねたので今回はじっくりと撮影する。ちょっと壁沿いに移動して見るとまたまたフタイロニシキウミウシだ。さらに2匹見つけた。どうも今年は何処の海を潜ってもこいつに出会うのが多いように思える。壁を周りこんで見ると小さなクレパス状になっていてそこを探して見るとキイロウミウシ、キイロイボウミウシなどが見つかった。ふと見るとガイド達のグループが戻ってきたようである。浮上しかけているので、一応合流しておいて・・・と思って移動する途中でまたまたミツイラメリウミウシの交接しているのが見つかった。これも撮影しておいてエクジット。アオウミウシはあいかわらずちょこちょこと目にする事が出来た。
前回と同じポイントとは思えないほどの収穫である。残念ながら初物は出なかったけれど。

港に戻って昼食を取る。色々と雑談をする。もう一人のゲストの人は結構海外にも行かれているようだ。ログブックを見せて頂いた。尾鷲も割と面白いらしい。1回目の印象が良くないので、以来行っていないのだが、久しぶりに行って見ても良いかな?と思えて来た。
2本目の出向の時間になったので早速準備をする。

2本目:大野平瀬
エントリーして見ると水は良くないようだ。潜行していくと途中からすぅ〜〜〜と抜けてきた。
どうやら下の透視度は悪くないようだ。しかし赤潮の層が上にあるのでかなり水中は暗い感じがする。とりあえず南北に走る2本の根の間を流す・・・というより地を這う事にする。
すぐにタテヒダイボウミウシが2匹いるのが見つかった。串本では珍しくないのだが、方座浦で見ると珍しいと思ってしまう。やっぱり色が薄い。近くに大きなニセイガグリウミウシもいた。
30mm近くあるので、50mmレンズでの等倍撮影もOKだ。移動してみるがこちらはウミウシが少ないように思える。ふと、見ると10mm位のシロウサギウミウシが見つかった。シーマンズビーチでは多く見るのだがそれ以外の場所ではまだ見た事が無いのだ。とりあえずこれを撮影しておく。
移動して探して見るが中々見つからない。生えモノは多いのだがウミウシが付いていないのが不思議なくらいである。交接中のキイロイボウミウシや全身ボロボロになっているキイロイボウミウシなんかはいたのだが・・・・。アオウミウシもちょこちょこと目にはした。
アンカーに戻ってアンカー近くで探して見るが中々見つからない。ガイドグループも戻っているようだ。ガイドが私にスレートを掲げているのが判ったので良く見るとハナイカと書かれていた。
見に行って見ると大きなハナイカがいた。最初50mmの方で撮影しようとしたがストロボのバッテリーがすぐに切れてしまったので、105mm+2倍テレコンの方で撮影することにした。しかしハナイカが大きすぎて1m位離れないと全身が入らないのだ。この位離れるとストロボ光が届いているかどうかが心配なのだが、とりあえず何カットか撮影してエクジット。

港に戻って機材を手短に洗い、方付けを済ませてショップに移動する。適当に雑談してから帰路につく。5時半頃には帰宅できたのだった。
南島町でダイビング1   2001年 6月17日(日)

南島町で潜ってきた。前回のダイビングが昨年の9月なので9ヶ月ぶりの南島町である。
あまりにも久しぶりの為に道に迷ってしまって必要以上に遠回りをしてしまったので、集合時間ギリギリになってしまった。
ショップに着いて手続きを済ませ、カメラのセッティングも済ませてから早速乗船準備にかかる。

1本目:赤島
エントリーして少し潜行すると水底が見えてきた。透視度は比較的良さそうだ。
流れも無いのでウミウシ探しの期待が膨らむが、どうなることやら。
全員揃ったので、移動開始。大きな根の周りを1周するルートを取るらしい。キイロイボウミウシ、ニセイガグリウミウシ、バライロマツカサウミウシ、フタイロニシキウミウシなどが見つかった。ルンキナウミウシの仲間も1匹だけ見つけた。アオウミウシはちょこちょこ目にする。
しかし目新しいものがいない。ふと綺麗な貝だかウミウシだか分からないものに目が行く。撮影しようとしたらブブゥ〜〜〜と水中ホーンが鳴り響いたので、撮影を諦めてガイドについていく。それ以外は特に目新しいものの見つからない。アンカーに戻ってエクジット。
結局中層を流しただけで終わった感じだ。

休憩中に、他のゲストの人達と雑談をする。ある女の子は減圧を知らないという話をしていた。
おいおい・・・・ダイバーで減圧がどういうものか知らない人なんているのか?
挙句には窒素病とかいう言葉も飛び出してきた。窒素酔いの事だろうか、それとも減圧症の事だろうか?本人は勉強する気があるようなのでその内なんとかなるだろうが、それにしても困ったもんだ。そんなこんなで、その娘をネタ雑談していたのだが2本目の時間になったので準備する事にする。

2本目:小山
またまた外洋ポイントである。1本目は根の周りを回るので、中層を流すだけでもドロップオフの散策がまだ可能だったが、今回は小さい根から根への移動だけなので、本当に中層を流すだけで終わってしまった。ドチザメやイロイザリウオは転がっていたが特に珍しいものでもなく、ウミウシもキイロイボウミウシとキッカヒロウミウシ、ルンキナウミウシの仲間程度である。
アンカーに戻って時間が来たからエクジット。

結局2本潜って1カットすら撮影しなかった。こんな事は初めてだ。
ログを適当に付けて帰路に着く。帰りに道をちゃんと覚えておくことにするのだった。
6時前には帰宅できた。
串本でダイビング15   2001年 6月12日(火)

串本で潜ってきた。前回から数えると約1ヶ月ぶりの串本である。極力毎月串本には行きたいと思っているのだ。
今回も例によってシーマンズの利用である。

昨日紀伊大島からすさみの宿に移動する途中で、カメラ以外の機材は全部サービスに預けていたので楽だ。予定よりもちょっと早めにサービスに着いて、色々と雑談していた。
今日は湾内の予定なので、予めスタッフをつかまえて最近のネタ情報を仕入れておく。住崎では最近ハナイカとニシキフウライウオ、ホソフウライウオがいるらしい。ハナイカは、場所を説明するのが難しいらしいので諦めておく。ニシキフウライウオも昨年散々見たからパス。ホソフウライウオというのは今まで見た事が無いので、場所を聞いておく。ボロカサゴは、いなくなって久しい・・・らしい。イスズミ礁はイザリウオがいるらしいが、まあこれも結構見ているので良いか。
1本目住崎で2本目イスズミ礁らしいので、この辺りのネタを押さえておいて後はひたすらウミウシ探しに当てる事にしよう。
と思っていたら、1本目は備前に変更になったらしい。ホタテツノハゼもいなくなったらしいので、ネジリン&ヒレナガネジリンぐらいのようだ。こちらでも時々ハナイカは出ているらしいが、砂地に行くと迷子になるので、今回はパスすることにした。

1本目:備前
エントリーしてどっちに行こうか・・・・と思ったが、西の根の情報を聞いて見たが最近めぼしいものがいないようだ。北の根は最近行ってないらしいので、そっちを散策する事にした。
北の根についてすぐにヒロウミウシを2匹ほど見つけたが、まあこれはさすがに撮影するまでも無いだろうということでやり過ごし、根を周りこんで見ると・・・カイメンの上を這っているウミウシが見つかった。一瞬カグヤヒメの幼体か?とも思ったがどうも趣が違うような気がする。
どちらかというとNoumea属のウミウシのようにも見える。
とりあえず撮影しておくことにする。ほぼ一周してみるとコイボウミウシがいたが、これもまあ串本普通種なのでパスしてさらに移動。2つの根を周って戻りかけるとスミゾメミノウミウシを見つけた。他では良く見るのだが串本で見るのは初めてである。とりあえず撮影しておく。
アンカーに戻って周囲を散策してみたが特に何も見つからずエクジット。

一番最後かと思っていたら他のグループはまだ潜っていたようだ。ということで、エアーもいっぱい余っていることだし、残タンでビーチに行く事にした。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーして何時ものコースを流す。しかしながらウミウシは本当に見られなくなってしまって悲しい限りである。砂地も探して見たが見つからず。
ただ砂地には多くのダテハゼと共生しているハナハゼを目にすることが出来た。
戻りかけにゴマフリイロウミウシとキヌハダウミウシを見つけるがウミウシはそれだけであった。残念。

食事をしようと思ったら手違いで弁当の数が足りなくなったらしい。ということで岩崎さんが買いに走ってくれた。とりあえずさほどおなかが減っている訳でも無いのでコーヒーをすすりながら待つことにする。ほどなくして弁当が届いた。午後潜ってから食べようかとも思ったが、帰る時間が後ろにずれ込むのでやっぱり先に食べておくことにする。
食事を終えて午後のボートに乗る事にする。

3本目:イスズミ礁
メインのアンカーから入る。とりあえず前回(といっても1ヶ月ほど前になる)白木さんがキスジカンテンウミウシを見たらしい場所を未練がましく再度探して見るが当然見つける事は出来なかった。ということで、とっとと諦めてアーチをくぐりひたすら南を目指す。
途中、コイボウミウシ、ヒロウミウシ、フタイロニシキウミウシなんぞを見つけるが全体的にウミウシは少ない。イスズミでもこんなに少ないなんて・・・・どうした事だろう?
エアーを見計らって戻り始め、アーチの近くまで戻ったところでスイートジェリーミドリガイを見つけた。これを見るのは2度目だが、一度目の志摩で見たのはパープルっぽい色だったが今回見つけたのは、まさにウミウシガイドブック2に載っているのと同じような感じのものだ。
とりあえずこいつも撮影しておく。近くにはスミゾメミノウミウシもいた。アンカーに戻ってまだエアーに余裕があるので近くを探し回って見たが残念ながらウミウシは見つからなかったので、諦めてエクジット。

ショップに戻って手短に機材を洗い、清算を済ませて帰路に着く。今回はマリンダイビングを持参したのでなんと料金が5000円引きである。さすが太っ腹!!
ウミウシ的には少なかったので、これからのシーズン不安なものもあるのだが、串本には月に1回は行きたいとも思う。次回はサンゴの産卵に期待したい。

3時半頃串本を後にして、途中ちょっと寄り道もしたりしたのだけれど8時前には帰りついたのだった。
紀伊大島でダイビング1   2001年 6月11日(月)

紀伊大島で潜ってきた。以前より行きたいとは思っていたのだが、なかなかキッカケがなかったのだが、なんとなくマンネリ化してきたので、たまには目新しさも欲しくて新たなサービスに行って見たのだ。
今回利用したのはダイブアイランドである。

8時半集合ということで、やはり何時も串本に向かう時間に出発し、途中トラブルも無く予定通り8時過ぎに到着した。
一通り挨拶を済ませてから早速ダイビングの準備にかかる。
1本目は外洋、2本目は湾内ということだった。

1本目:小太郎碆
エントリーしてアンカー下集合で、移動開始だ。
微妙に流れがあるのが判るので、極力流れの影響を受けないようにドロップオフ沿いに移動し、適当に岩壁などを利用し、流れをかわしながら移動するのだった。
最初にアケウスを見つけたがウミウシは少ない。アオウミウシを2匹ほど見つけて、最後にアンカーに戻るクレパスの間を抜ける直前にオトメウミウシとニシキウミウシを見つけたが、それだけである。アンカーに戻って近くを探して見たが特にウミウシは見つからなかった。
アンカーが深いところに落ちていたので、浮上にはそれなりに時間をかけた。

時間が早い・・・というのが感想である。ということで、2本目続けて潜ってから食事を取る事なった。とりあえず、ちょっと休憩して湾内に潜る事にする。

2本目:ゴンゲ
事前の話だと透視度は良くないものの、ここは紀伊大島随一のウミウシポイントという話なので期待が持てる。
エントリーしてとりあえず一番深い砂地の方まで降りて見る。そこから徐々にウミウシを探しながら徐々に水深を上げていくのだ。
エントリーしてすぐにハナオトメウミウシが見つかった。続いて砂地に近いところでサラサウミウシ、ミヤコウミウシなどが見つかり、アオウミウシもちょこちょこ目にする。シロウミウシも多い。カメキオトメウミウシも数匹見つかった。シロイバラウミウシ、ミツイラメリウミウシなんかもちょこちょこと目にする。そして去年の南勢以来見ていないセンヒメウミウシも出てきた。
ふとガイドが大きい黒い塊を指差した。ハスエラタテジマウミウシである。こいつは初物なので、バシバシと撮影をする。今年の南勢では定番となってしまったムラサキミノウミウシもグングン移動している所が見つかった。ハナショウジョウウミウシが見つかるのを期待したのだが、残念ながらお預けとなってしまったが、確かにウミウシが多かった。

ショップに戻って食事をしながらログ付け&雑談をする。作業ダイバーの事故の話なんかは結構怖いものがあるのだが・・・。
とりあえず来期のウミウシシーズンには、ここも利用して見たいサービスの一つである。
南勢でダイビング3   2001年 6月 3日(日)

今日は、南勢で潜ってきた。今回使ったのはアリストダイバーズである。
いつものように家を出て少し早めに着く。ゲストはなんと日曜にもかかわらず私一人だけらしい。前日は満員御礼だったらしいので、かなりラッキーかもしれない。
ということで、今日はウミウシ三昧のダイビングになるに違いない。

手続きを済ませて、とりあえずダイビングの準備をする。今回は、串本で見つけたドライのピンホールを修理して初めてのダイビングだ。他にも穴が空いていると嫌なので一応カッパを着込んでおく事にする。

1本目:オレンジフォレスト
エントリーしてすぐにオニショウジョウウミウシを見つける。昨年見たときは105mmのレンズで撮影したので、どうしても50mmレンズで撮り直したかった被写体だ。散々撮影して移動したらまたもやオニショウジョウウミウシをガイドが見つけたしかも1m四方位のところに4匹ほどいるのが見つかった。西側のドロップオフに入ってサガミイロウミウシ、クリヤイロウミウシを見、アヤトリカクレエビをちょっとだけ見に行ったのだが、留守のようだった。戻りがけにムカデミノウミウシ、ウスイロウミウシを見て、ニシキウミウシ、フルーツポンチウミウシを見る。
アンカーに戻る途中でキイロイボウミウシを2個体ほど見てからアンカー近くでアカキセワタガイらしきウミウシとヒロウミウシ、産卵中のアカエラミノウミウシを見るのだった。
アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシはあいかわらず定番なのでいっぱいいる。その他、コモンウミウシ、ジボガウミウシ、クロヘリアメフラシなんかも見る事が出来た。

ショップに戻って、食事をしながら雑談をする。座間味で撮影した写真なんかも見てもらう。
やはり生息環境の違いが大きいので、紀伊半島で見れるウミウシとはかなり異なっている。
そんな話を延々としてから2本目へ向かうことにする。
1本目で水没はしなかったので、2本目はカッパは着ないで行く事にする。目にも見えないピンホールで全身水没するとは、ある意味驚きでもあった。

2本目:ソフトコーラルガーデン
1本目と同じ根だが東側を中心に潜る事にする。
エントリーしてすぐにヤマトウミウシがトグロを巻いているのを見つけた・・・・いやいや、産卵中のヤマトウミウシを見つけたのだ。ヤマトウミウシは初めて見るウミウシだったので、撮影。本当は水中ホーンで合図したのだが・・・ボシュボシュと泡しか出ずに音が鳴らなかった。
撮影しているとガイドが戻ってきてくれたという感じである。
それから移動してガイドがこれまた1m四方くらいの範囲でショウジョウウミウシ、クロコソデウミウシ、マダライバラウミウシらしきウミウシ、イナバミノウミウシ、ムラサキミノウミウシ(産卵中)、アカエラミノウミウシなどを見つけてくれる。私も負けずに探して見ると、アカエラミノウミウシの近くにツノヒダミノウミウシらしきウミウシ、何かのウミウシの卵塊の中にツノヒダウミウシの幼体を見つけた。さらにドロップオフの下の転石でアカキセワタガイを見つけるのだった。
ここでエアーが少なくなって来たのでガイドに合図を送りアンカーに戻る事に。
戻る途中でガイドがショウジョウウミウシを見つけたので何カットか撮影し、最後にアンカー近くで産卵中のヤマトウミウシで残りのフィルムを消化してエクジット。

久しぶりのウミウシ三昧のダイビングだった。
そして今年に入って南勢では、やっと初物に出会えた事になるのだった。
その後1〜2時間雑談してショップを後にし、帰路に着く。

   2001年 5月30日(水)

車がまともに修理されていないので、あちこちに電話した。
修理に出した会社によると、最初からなっていたとの事だ。
この発言にはさすがに激怒した。前回の事故から2〜3年経っているが、この間ずっとハンドルを右に切ったくらいでタイヤが擦っていたというのか?
あまりの馬鹿発言に相手にする気にもなれず、直接保険会社と話をする事にした。
私の言い分としては、こんないい加減な修理で示談書にはんこを押すことは出来ないという事だ。これも中々取り合わない。もう保険会社と修理会社との間で話がついている事で、保険会社としては知った事では無いと言うことだ。まあ、あいおい損保と名前は変っても元は大東京火災だ。対応の悪さは想像していたけどね。
これで来年からは、どうどうと他の保険会社に出来る。いい加減な対応しかしないところは契約する価値なし。
写真の仕上がりを見て   2001年 5月29日(火)

座間味の写真が仕上がってきた。
ピントが甘いものも多いが、それなりにそれなりな仕上りでもある。
とりあえず今回の最大の目的は勉強なので、写真のクオリティはそれほど重視していないのだが、あれだけ重たい目をしてピンぼけだけだとやっぱり悲しいので、まあそれなりに仕上がっているのを見て満足でもある。まあ、思いっきり露出アンダーなのもあるが、そこはそれネガの力でカバーできる範囲のものでもある。
ネガを馬鹿にしたような言い方をするガイドも串本にはいるが、ネガの本当の力はポジには足元も及ばないのではないかと個人的には思っている。まあ、その能力が故に写真を撮った本人の思惑と違う仕上がりになる場合もあるのだが。ポジの場合は思惑通りにしかならない。ポジを使って思惑通りにならなければ、ウデに問題があるのだから判り易いと言えば判り易い。
でもプロカメラマンになる訳じゃあるまいし、何故ポジにこだわる人が水中写真をする人に多いのか不思議ではある。
まあ、それはさておきネガのお陰でポジならゴミ箱行きの写真も十分使えるようになったのである。後はちまちまスキャンしていくしかないな。
写真   2001年 5月25日(金)

空港で現像しなかった残りの写真を現像に出す。
仕上がりが楽しみだが、さてはてどうなっている事やら・・・。
ログブックを付けてないから写真見ないと何見たか全然判らない。
とりあえず、先に仕上がってきた3本の中で判らないものについては小野さんにメールで問い合わせて教えて頂いた。
座間味旅行〜帰宅編2〜    2001年 5月24日(木)

今日で旅行は最終日となる。
後は帰宅するだけなのだ。

朝、目が覚めて今度は港の方の写真を撮りに行く事にした。ふらふらと写真を撮り、ふと小野さんの船も撮っておこうと思って撮影しておく。そういえば小野さん自身の写真は撮ってないなぁ〜〜・・・ま、いっかぁ。今までだってガイドの写真なんて撮った事ないんだし。
で、小野さんの船の写真を撮って戻ると中で山の斜面をくりぬいたような変なモノが並んでいるのに気付いた。最初は何か分からなかったのだが、墓石が立っている事から多分お墓だと思われた。沖縄ってこういうお墓なのだろうか?私が知っているものとは随分と趣が違っている。

で、ホテルに戻る途中で、島の人につかまってしまった。漁の仕方や巣潜りの話など延々と自慢話をされたのだった。きりが無いので、適当に話を合わせてそろそろ変える準備をしなきゃいけないということで、話を切り上げてホテルに戻る。その人の話だとANAにはその人の巣潜りの写真が出ているから帰りに是非見ろとの事だった。ちなみに私の帰りはANAだったのだ。

出発の準備をして荷物をロビーに降ろし、チェックアウトしておく。ホテルの周辺も撮影しておいて、ふらふらしているとホテルの人がちょっと早いけど港まで送ってくれると言うので、送ってもらって港でふらふらとしている。みやげ物でも・・・と思うのだが、この島にはなぁ〜〜〜〜んにも売ってないのだ。自分用にちょっとしたガラス細工のアクセサリーを買う程度だ。
その辺をフラフラしていると小野さんが見送りに来てくれたので、色々と話をさせてもらった。
小野さんのところのゲストには色々とすごいウミウシ好きがいるらしい。まあ、その人達のようにしようとも思わないが、感心する面もある。
そんな雑談をしていると、ボートがやってきたので乗船の準備をする。フェリー座間味がドック入りしているのでクイーン座間味で荷物を運んだりしているようだ。
ボートに乗り込み座間味島を後にする。

途中海況が良くないのか、クイーン座間味も結構ゆれた。これ以上波が高くなるともしかしたら帰れなかったのかもしれないと思ったりもした。泊港に着くと・・・ここからどうしようか?
タクシーにでも乗ろうと思っていると、トラックの運転手が近づいてきて荷物を一字預かるという。すぐに空港に行くからと断ると。1000円で空港まで送ってくれると言う。怪しいかな?とも思ったが、荷物は重いので送ってもらうことに。車の中でたわいも無い雑談をしながら空港にむかい。ANAのカウンター近くまで送ってもらった。
くそ重たい機材はそのまま機内に預けて、食事に向かう。食事を食べてから空港内をうろうろとしているとDPE屋さんがあったのでフィルム3本分、預けてさらにうろうろとする。高いから3本で十分である。ここで会社と家へのみやげ物を買ったりシーサの置物を買ったりしている家にDPEの仕上がり時間になったので、写真を受け取る。それなりにそれなりの仕上がりだった。
X線ゲートをくぐり、後は飛行機に乗るだけ・・・・。しかし、ここで修学旅行生らしき集団がぞろぞろと・・・沖縄に修学旅行とは羨ましい限りだ。

飛行機に乗り込み後は一路大阪に向かう。沖縄は快晴だが大阪方面は天候が悪いらしい。
ずぅ〜〜〜と眼下に雲が広がっていて景色を見ても面白くない。
伊丹空港が近づき高度を下げるとひたすら雲の中でちょっとドキドキする。厚い雲の層を抜けると陸が近い。落ちるなよぉ〜〜〜〜と思いながら20分遅れながら無事に伊丹空港に着いたのだった。

空港から上六に移動だが、ここでも渋滞に巻き込まれて到着が遅れ、上六でバスターミナルから近鉄の乗り場に抜ける道が分からずに百貨店の中で迷った挙句に結局遠回りしたというオチもついた。近鉄に乗り込んだらさすがに名張までは問題なく行ったが、ここで車を取りに行かないといけない。車は会社に届いているらしいので、一番大きな荷物は駅に置き去りにして、カメラバックだけ引きずって会社まで歩く。預けたガソリンスタンドよりもさらに遠いので嫌になるが、しょうがない。会社で車を見て見ると全然直ってないので呆れかえるが、そうも言ってられないので、駅に向かって巨大な荷物を回収し家に帰るのだった。
ようやく長い長い旅が終わった。
座間味旅行〜ダイビング編2〜   2001年 5月23日(水)

朝7時に起きて、食堂に向かう。
朝食を食べてから、部屋に戻り今日のダイビングの準備をする。といってもカメラの準備が中心なだけなのだが。

9時に小野さんが迎えに来てくれたので、車に乗り込んでボート乗り場に向かう。
船で5分ほど・・・昨日と景色が変らない気がするのだが・・・ま、良いか。
見れるものが見れればそれで良いのだ。

1本目:ブツブツサンゴとなり
エントリーしてすぐに小野さんがツノキイボウミウシを見つけた。座間味では超が付くくらい普通種のようだが私にとっては超がつくくらい希種の部類にはいる。その後チゴミドリガイを見せてもらったが、これまた志摩で見るのとは大違い。触角が真っ白に染まっているのだ。これまた撮影。シモフリカメサンウミウシ、アオボシミドリガイ、トウヨウキセワタガイなどを見、フジナミウミウシを見る。串本で1個体だけ見た事があるが、それと比べるとなんて大きいのだろう。串本で見たのは3mm程度。慶良間のは1cm程度・・・この程度の違いでも雰囲気は随分と違うのだ。さらにトウアカミドリガイ、ヒャクメウミウシ、タヌキイロウミウシの幼体、アカボシウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、シンデレラウミウシ、ツノクロミドリガイ、アンナウミウシ、ウズキウミウシ、ヨゾラミドリガイ、フチドリミドリガイ、エンビキセワタガイなどを次々と見る。シロウミコチョウも見たがこれは、一見するとゴミにしか見えない。いても絶対に判らないと言う代物だった。
70分ほど入ったがこれが限界。いや・・・限界を超えて久しぶりにウエットの中でオシッコをしてしまった(^^;;;。ダイバーの中では当たり前のようにする人もいるが、私はどうも苦手なのだが、寒いと思うとどうしてもね。オシッコすると暖かいのだが、やっぱり気分的に気持ち悪いのでウエットの中に首から水を入れて足から出そうとしてしまう。そうすると余計に寒くなってしまうのだ・・・・
まあ、そんなこんなでエクジットだ。

ホテルに戻って食事をする。今日はフーチャンプルーだ。ゴーヤと違って苦くないので、非常に私好みの味となっていた。フィルムチェンジしてから小野さんが来るのを待つ。
時間通りに小野さんが来てくれたので、港に移動し、ボートでポイントまで。

2本目:ブツブツサンゴ手前
最初に入ったのと同じポイントである。
エントリーして・・・・潜行・・・・あれ?フィートファーストで沈まん。BCのエアーが抜けきらないのだろうか?一気にヘッドファーストで潜行。潜行は出来たがどうも浮き気味となる。ふと越しに手をやると・・・なんてことだ。ウエイトを付け忘れているではないか。スチールならこのままでもダイビングは続けられるのだが、アルミタンクだとかなり辛いモノがある。後半は絶対に浮く。ということで、カメラをその場に置いて、小野さんに一度上がる旨のサインを出して船に上がりウエイトを付けてから再潜行。どうも今回は初歩的なボケばかりしているような気がする。
移動開始して、キスジカンテンウミウシ、コナユキツバメガイ、オハグロツバメガイ、Elysia sp.、ヒメコモンウミウシ、ボンシイボウミウシ、ニイニイミノウミウシ、クロスジリュウグウウミウシなんかを見る。ふと小野さんがトゲトゲウミウシを見つけた。綺麗だぁ〜〜〜。
と思ったが冷静に考えると、これを綺麗というのも結構普通では無いと言う気もしてきた。
その後イシガキリュウグウウミウシをエクジット間際に見つけたので、これを撮影してエクジット。約1時間ほどのダイビングだった。
これで慶良間でのダイビングの予定は全て終了となる。本数は少なかったがなかなかどうしてウミウシ的に見るとかなりの量である。そして小野さんの技もある程度マスターしたので、紀伊半島でのウミウシ探しにも十分に役立つだろうと思うので、非常に実のある2日間だった。

ホテルに戻って機材を・・・・何故か島の人は洗っていないようなのだが、潮噛みが嫌なので、ホテルの風呂で洗うことにした。全部洗って干しておく。
実は後から聞いた話なのだが、島の水には石灰分か何かが含まれていて洗うと帰ってさびるのだそうだ。だから島の人は機材を洗わないらしい。
まあ、結果的にさびなかったから良かったのだが。

で、時間があるので、古座間味ビーチに写真を撮りに行く。ビーチの写真を中心にあちこちと撮影する。つりをしている人の邪魔にならないようにタイドプールなんかも観察して魚の写真を撮るのだった。そろそろ戻ろうと波打ち際を歩いているとピョンピョンと跳ぶものがいる。魚のようだが・・・・そぉ〜〜〜〜と寄って見ると、どうやらハゼの仲間のようだ。移動するときも泳がずに水面をピョンピョンと跳ねているので、見ていて面白い。一応写真を撮っておく。

そろそろ戻ろうとして、ビーチから道路に出ようとするところで、サンゴで作った風鈴のようなものを見つけた。これが中々良い音色なのである。これを作ろうと思って再びビーチに戻り手ごろなエダサンゴのカケラをいくつか持って帰るのだった。

部屋に戻って仮眠を取る。それから食堂に移動。しかぁ〜〜〜し、先日9名くらいいたゲストがなんと今晩は私一人のようだ。なんて寂しい・・・・。
とっとと食事を終えて部屋に戻り、ある程度方付けをしておく。
8時に小野さんがいらしたので、昨日の続きでウミウシについてあれこれと教わるのだった。
小野さんはガイドと言うよりもどちらかというとウミウシの研究者と言った感じだ。話をしているとそういう風に感じる面が多々ある。海の中でも陸でも勉強して非常に内容の濃い座間味旅行であった。

小野さんが戻ってから機材やその他を全部パッキングして何時でも帰れるようにしておいてから就寝。



座間味旅行〜ダイビング編1〜   2001年 5月22日(火)

6時半頃目が覚めたので、ちょっと周囲の散歩に行く。カメラを持って出かけてホテル周辺を撮影したりするのだ。30分程ふらふらとして、港の近くに売店があるのが判った。
ここでジュースなんかを買えるなと、チェックしておく。
ホテルに7時ごろ戻ると、食事の用意が出来ているようで、食堂に行く。
他のゲストの方と雑談しながら食事をし、部屋に戻ってからダイビングの準備をする。

9時に小野さんが迎えに来てくれたので、車でボートに移動・・・・と、ここでコンピュータを入れたバックを忘れた事に気付き戻ってもらって、再度港に。
ボートに乗り込んでセッティングし、ポイントに向かう。ここでちゃんと確認までしておけば後で苦労することもなかったのだが。
ボートで移動中にかぶっていた帽子を飛ばしてまた、戻ってもらう・・なんか、今回はこんなミスばっかりだ。
ポイントに着いて、早速エントリー。水温22〜23度と聞いていたが入ると冷たさを感じる。カメラは予め船につけられたフックに自分で付けて水の中に浸けておき、エントリー後フックから外して持っていくというスタイルのようだ。結構面白いというかアイデアものである。手渡しだと波とかがあると船体にぶつけそうになる事もあるのだから、面倒だけどこの方法の方が安全かもしれない。何より人の手を煩わせることが無いので、気分的にも楽である。エクジットの時も水中でフックに付けて、ボートに上がってから引き上げると言う方法を取るのだ。

1本目:ブツブツサンゴ手前:
小野さんは先にエントリーしてアンカーの固定をしているのだろうか?水中でごそごそやっている。私もエントリーして小野さんと合流する。
水深5〜6mくらいのところにアンカーがあり、そこから移動開始。
深場に移動して、中性浮力を取ろうとBCにエアーを入れて見るがどうも思ったように浮力が取れない。オーバウエイト過ぎたか?とりあえず、中層を流すようなダイビングでも無いので、なんとかなるだろうと思ったのだが、どうしてもフィンワークに頼る事になるのでしんどい。
いきなり、小野さんがダンズミノウミウシを見つけこれを撮影。写真を撮っている時は富士鰓ミノウミウシだと思っていた。この2つの違いがイマイチ良く分からないのだが。
その後、トウモンウミコチョウやハナイロウミウシ、クロスジリュウグウの幼体、エレガントヒオドシウミウシの幼体などを見る。Polycera sp.やホノキミノウミウシなんかも見る事が出来た。小野さんの手にかかれば、次々と一見いなさそうな所からウミウシが次々と出てくるのだ。
シライトウミウシ、ボンシウミウシなんかを見た後、ちょっとサンゴの下くらいからコンペイトウウミウシが這い上がってくるところが目に付いた。見たかったウミウシなのだ。紀伊半島でも時々出ているらしいが、未だに私は見た事が無い。それが慶良間ではいとも簡単見れてしまう。
なんか拍子抜けした感じもあるが、やっぱり嬉しい。その後ミルクオトメウミウシやキヌハダモドキ、オキナワキヌハダウミウシ、チギレフシエラガイなんかを見てアンカー近くまで戻る。
1時間ほど潜って残圧の残りが少なくなってきた。ここにきてようやくBCにインフレータがちゃんとくっついていないことに気付く。だからBCにエアーを入れてもインフレータの付け根からボコボコとエアーが漏れて浮力が取れなかったのだろうと気付く。
もう上がろうと、カメラ2台をフックに付けて下を見ると小野さんが手招きしている。
行って見るとカノコウロコウミウシがいる!。これは撮りたい!!。
エアーは少ないが慌ててカメラを取りに戻り、一気に4〜5カット撮影。エアーが渋くなったので、きびすを返してカメラをフックに付けてからエクジット。

一度ホテルに戻ってから食事をする。ゴーヤチャンプルー定食だ。やっぱり沖縄らしいものを食べないとな。しかし、このゴーヤってヤツは何度食べても本当に苦い。最初にこれを食べた人はえらいと思う。
食事後部屋に戻ってフィルム交換なんかをしてぼぉ〜〜〜として過ごすと午後2本目の時間となった。小野さんの迎えでボートに移動する。

2本目:ブツブツサンゴ
エントリーして移動開始。それにしても水が冷たく感じる。今度はBCの調整もバッチリだから浮力調整も楽である。
移動開始してすぐに小野さんが、シロアミミドリガイを見つけ、ハナイロウミウシがまたしてもいた。クロスジリュウグウのバリエーションと思われる個体、さらにここでもカノコウロコウミウシがいた。シライトウミウシ、シモフリカメサンウミウシ、5mmくらいのイガグリウミウシの交接も見ることが出来る。チャマダラミドリガイやヒメアカウミウシ、Elysia sp.などなどここでは、どちらかというと嚢舌目のウミウシが多く観察できる。その他オウカンウミウシ、トウモンウミコチョウ、チョウチョウミドリガイの仲間、マイチョコウミウシ、ヨゾラミドリガイのバリエーション、サキシマミノウミウシ、ウスフジイロウミウシ、ハナビラウミウシなんぞも出てきた。小野さんの技を真似すると私もちょっとは探せるようだ。
1時間ほど潜ってエクジット。それにしても寒い。これくらいが限界。14度の海のドライと22度の海のウエット、私なら迷わず前者を選択するだろう。

ホテルに戻って、まだ時間があるので、古座間味ビーチにシュノーケリングに行く事にした。
寒い寒いと言いつつよくやるもんだと、われながら思う。
ホテルの人が送迎してくれるというので、お願いする。シュノーケリングの為の軽機材とカメラを1台持っていく。ビーチは、これまた綺麗だった・・・・が、水はやっぱり冷たかった。
それでもホテルの人が再び迎えに来てくれるまでには2時間ほどあるので、それまではパチャパチャと遊んでいよう。ここのビーチにはハナビラクマノミとハマクマノミが多い。これらを中心に撮影してみる。シュノーケリングでの魚の撮影はなかなか苦しいモノがある。ウエットスーツを着ているにもかかわらずウエイトをしていないので、体の固定もなかなか苦労するものがあるのだ。と言う事で魚達と格闘する事何度か・・・で、何カットかの撮影には成功した。
ちゃんと撮れているかどうかは、別問題なのだけど。
そうこうしている内に、ダイバー数人が潜っているのが見えた。よくよく見ているとレスキュー講習をしているようだ。ぼぉ〜〜〜と、上から眺めて見る。そういや私もやったなぁ〜〜。
で、さらに講習はすすみベイルアウトまでやっている。DM講習か何かだろうか?結構苦労しているようだ。
なんやかんやで2時間キッチリシュノーケリングしてから迎えに来てくれた車に乗ってホテルまで戻り、簡単に洗ってからちょっと部屋で休憩だ。

夕食まで、ちょっと時間があったので売店まで行って、そこでアイスクリームとジュースを買う。いまどき珍しい当たりつきアイスだ。アイスを食べながらホテルまで戻るとなんと当たりが出てしまった。この年で当たりが出ても恥ずかしくて交換になんか行けないよなぁ〜〜〜。
得したのか損したのか複雑な気分である。

ホテルに戻って、シャワーを浴びたら丁度良い時間になったので、食事に行く事にした。
といってもホテルの食堂だけど。他のゲストの方々と雑談していた。2人の女の子は蕨と川口に住んでいるらしい。就職してから1ヶ月ほど蕨に住んだ事があるので、なんとなく懐かしかった。もう一人の男性は大阪の方のようだ。

食事を終えてしばらくすると8時になり、フロントからの電話が入った。小野さんがいらしたようで、重たい思いをして持ってきた写真を抱えてロビーに向かう。ここからひたすら2時間ウミウシの話ばかりになる。ログ付けは置いておいて、私の日ごろの疑問や持ってきた写真の同定をして頂くことに時間を割くのだった。さすがというかなんというか・・・ここまでマニアックな話が出来る人に始めてであった感じだ。ウミウシ談義は尽きず翌日に持ち越すこととなったのだ。

小野さんが帰った後、お借りした資料をひたすらサインをもらうために持ってきたウミウシガイドブックにメモするのだった。
12時前くらいまでかかってようやく写し取り、シャワーを浴びて就寝となる。
座間味旅行〜出発編〜   2001年 5月21日(月)

今日から、座間味旅行の始まりである。
AM5時に目覚ましをセットし、出かける準備をしてAM5時半に家を出る。
車で駅から徒歩10〜15分くらいのところに修理から仕上がってきた車の再修理の為にGSに置いておく。そこから荷物を抱えて駅まで移動するのだが、さすがにこれだけの荷物だと非常に苦労する。今回は、荷物の中に普段の旅行では持ち歩かないような写真まで入れている。ウミウシを同定して頂く為に約300種、約1000カットの写真をアルバムに入れて持っていくのだ。
さらに電池充電の為のスーパーチャージャーなんかも入れているので荷物になる事この上ない。
さらにカメラハウジングセット2台分だから手荷物だけでも相当なものだ。キャスター2台にディパックという形で引きずっていく。
と・・・ダイビング機材を入れている方のバックが動かなくなった。よくみると5つある内のキャスターの1つが壊れている。しょうがないので真中のキャスターを外して四隅を使えるようにしてずるずるとまた引きずっていく。結局駅まで25分くらいかかってしまって既に汗だくだ。
駅に入って最近出来たエレベータの恩恵を受けるのだった。
電車に乗って上本町まで移動して下車。ここで伊丹空港行きのバス乗り場が良く判らないので駅員に聞いて見ると2Fに上がるらしい。関空行きのバス乗り場は改札出てすぐなのだが、伊丹空港行きの乗り場はこれまた遠いのだ。キャスターが一個壊れて動きが悪くなったバックを引きずりならが延々とバス乗り場まで歩くのだった。
なんとかバスに乗り込み伊丹空港に向かう。空港で一通りの手続きをする。重たいキャスターバックも預けてしまう。35kgもあったらしい。勿論だが手荷物として機内に持ち込むカメラハウジングセットが2台分入ったバックの重量は別である。デイパックの分も別である。

で、空港で軽く朝食を取って、暫くしてから金属探知機のゲートをくぐるが、これまた厳重というかなんというか・・・ピーピーと鳴り捲るのだ。結局金属のボタンやベルトに反応していたようだった。後は一路沖縄に向かうだけだ。
ということで問題なく離陸し、問題なく那覇空港に着いたのだった。
ところが那覇に着いてからの泊港までの移動がよく判らないのだった。JTBから来た資料を見ても「お客様負担で移動」としか書かれていない。タクシーで何分とかバスで何分とか書いていてくれればわかるものを・・・。
ということで、インフォメーションがあったので、そこで聞くと「99番のバスに乗って泊高橋で降りれば「とまりん」の目の前だよ」と教えてくれた。15分ほど待てば良いだけなので、その通り99番のバス停に行く。ほどなくして99番のバスが来たが様子がおかしい。乗ろうと思って待っていると・・・出て行ってしまった。
おいおいおい・・・・と思って見て見るとちょっと離れたところに停まった。しょうがないので、そこまでキャスターバックをかついで移動すると運転手が出てきて「故障したから124番のバスに乗ってセンターで乗り換えてくれ」と言う。ええぇ〜〜〜〜!?
しょうがないので、また124番の乗り場まで移動する。丁度バスが来てたので、「とまりん」に行きたいんですが・・・と言うと、「泊高橋で降りてくれ」との事でそのバスに乗り込む。
で、泊高橋で降りたものの・・・・ここは何処?ボート乗り場は何処にあるのだ?
右も左もわからず道行く人に聞いてみると、大通りを右に曲がれば良いとの事で、そちらに行って見るが・・・良く判らない。また聞いてみると「あそこです。」と指差した方向を見ると「とまりん」と書いてあった。が・・・そこまでも遠い。ガラガラとキャスターバックを引きずりながら移動してようやくボートのチケット販売所まで辿り着いたのだった。この時点ですでにグロッキー状態。販売所で荷物を見ていてくれるというので、食事に行く。2時間くらいフラフラと「とまりん」内を彷徨ってボートが着く時間がだんだんと近づいてきたので、ボート乗り場まで移動する。その前に喉が乾いたので、ジュースでも・・・と思って「ドクターペッパー」なるものを買ってみたのだが・・・これが激マズ。一口飲んで全部捨ててしまった。
そしてボート乗り場へ移動・・・なのだが、これまた遠い。なんでこんなに遠いんだ!?
もう生きているのが不思議なくらい体力を使ったのだった。

なんとかボートに乗り込んで、これで約1時間強で座間味だ・・・・。
「とまりん」のおばちゃんの話だと最初に阿嘉島に着いて10分程で座間味に着くらしい。
半分夢うつつでボートに揺られていた。
ほどなくして最初の島に着いた。「ふぅ〜〜〜ん、これが阿嘉かぁ〜〜〜。綺麗な島だなぁ。」などと思っていたが、お客さんの乗り降りは終わったようなのに一向に出発する気配が無い。
暫くするとボートスタッフから「○○さんいますかぁ〜」の声が。
思わず「はい?」と返事して見ると「宿の方がお待ちです。すぐに降りてください」との事。
えぇ〜〜〜〜!?ここが座間味なの?阿嘉じゃ無いのかぁ〜〜〜?
訳もわからず荷物を抱えて下船する。小野さんの奥さんらしき方と宿の方が笑いながら出迎えてくれた。奥さんの話だと今日は座間味に先に着けているのだそうだ。「そんなん知らんやん」
と言う事で、どう考えても座間味に入島を阻止されているのでは無いかと思える事が多々あったのだ。

予断だが、これは今回に始まった事では無い。2年前の9月に座間味に行こうとしていたのだが、前日に台風が発生して断念。去年も実はひそかに狙っていて、台風シーズンをさけて11月頃に行こうと思っていたのだが、カメラの盗難やらなんやらがあって、これまた断念。
で、今回である。ちなみに今回もカメラの水没という不運があったのだ。
ここまで続くと流石に何かあるんじゃないかと思ってしまうのだが・・・・・。

閑話休題。
それでも、なんとか座間味まで辿り着いて無事にチェックイン出来たのだった。流石にゴールデンウィーク過ぎなのでお客さんもまばら。民宿プランを選択したのにホテルでの宿泊となったのだ。
とにかく今日はひたすら汗をかいたので、部屋に入ってすぐにシャワーを浴びる。
で、早速カメラのセッティングを始めるのだった。セッティングしている途中で呼び出しがあったので、ロビーに行くと小野さんがいらしていた。ここでちょっとマニアックな話が炸裂するのであった。1時間くらい話してから小野さんが帰ったのでお食事タイムである。
今日はバーベキューのようだ。他にゲストは8名ほどいた。食べきれない程の量だったのだが、ゆっくりと食事&雑談してからお開きとなる。

部屋に戻ってからカメラのセッティングの続きをしたり、明日のダイビングの準備をしておいてから就寝。
カメラ   2001年 5月18日(土)

今日カメラが届いた。
結局水没したカメラは修理不可で戻ってきたので新しいカメラを買うしかなかった。
中古でいろいろ探してようやく購入したのだった。
とりあえずこれで座間味旅行にはなんとか間に合った・・・・ようだ。
串本でダイビング14   2001年 5月 3日(木)

今日も串本で潜ってきた。元々今日は最初から串本の予定なのだけど。
で、ぶつけられた車を見ると悲しいものがあるけれど、怪我をしている訳でも無いし、潜らなかったからと言って車が元に戻るわけでもない。カメラを盗まれたときは写真が撮れないくらいなら潜らない方がマシだと思ってキャンセルしたけれど、今回は潜るのには何の不都合も無いのだから。オーナの島野さんに昨日すさみで事故ったことを話すと・・・「すさみって何かあるんですかねぇ・・ついてないねぇ」と言われた。島野さんも去年の盗難の事を覚えていてくれたようだ。本当にすさみって私にとっては鬼門かもしれない。

1本目:シーマンズビーチ
シーマンズに着いて、まずは1本目のビーチに向かう。エントリーしてすぐにエダウミウシを見つけた。写真を撮ろうとテレコン仕様のカメラを使おうとしたところカメラ内部に水滴が見えた。あれ?おかしい。
ためしに1カット撮って見ると、まだ10枚目くらいなのにフィルムエンドの表示が出た。水没!?一度エクジットして。からカメラを出す。カメラにはしっとりと水がかかったような感じだ。タオルで綺麗に拭いてからレンズなどを外す。幸いレンズは問題無さそうだ。50mmレンズをつけているカメラと入れ替えてセッティングしなおす。とりあえず水没したカメラは修理に出すしかなさそうだなぁ。
気を取り直してエントリー。ウミウシはあいかわらず少ない。シロウミウシやアオウミウシはちょこちょこ見かけるものの初物が出ない。しかし、ある岩をめくると水色の卵塊が見つかった。親はいないかなぁ〜〜〜と思っていたら卵塊のすぐ近くに2匹いた。あまりにもカイメンそっくりで気付かなかったのだ。ラッキー・・・久しぶりの初ものだぁ〜〜〜。って事で早速撮影。
バシバシバシバシと撮った。他にいないかと探して見たが赤い大きな卵塊を見つけたのだが親は見つからなかった。もしかしたらナイトとかしたらいろいろ出るかも知れないなぁ。
戻りかけて探して見ると、黄色い平べったいウミウシがいた。ファインダーを覗くとダイダイウミウシのようだった。念のため1カットだけ撮影。しかし後にこの1カットだけ撮ったのが初物と気付いて驚愕する私だったのだ。
で、時間が来たのでエクジット。

昼食を食べてから午後のボートの準備をする。久しぶりでかつ2回目の1の根の予定だ。
ボート乗り場に機材を運ぶと。1本目に潜っていた白木さんが、イスズミ礁でキスジカンテンウミウシを見つけたとの事。で、もう一台のボートが午後もイスズミに出ると言う。島野さんに我侭言ってボートを変更させてもらった。毎度の事ながら感謝感謝である。
白木さんにおおよその場所を聞いておいて、その周辺を徹底的に探すことにする。

2本目:イスズミ礁
南のアンカーを取ったとの事で、早速北のアンカーに移動し、白木さんの説明してくれた場所あたりを探す。探す探す探す探す探す・・・・・・・・見つからない。
探す範囲をちょっと広げてひたすら探す探す探す・・・・・・だめだぁ。
もう一度アンカーに戻ってから北に向かって砂地を超えた所にある根から西に向かって探す探す探す・・・・・あ〜〜〜〜・・・・なんでいないんだぁ?
シンデレラウミウシやカグヤヒメウミウシイガグリウミウシにコイボウミウミウシなどどうでも良いのは出てくるのだが(いや、普段ならこれでも十分に撮影に値するのだが・・)、肝心要のキスジカンテンウミウシの陰も形も見つからない。
えぇ〜〜〜〜い。限界まで探してやるぅ〜〜。ということで本当に限界まで探したら、アンカーに戻るだけのエアーも無いのでその場でゆっくり浮上して水面をシュノーケルで泳ぐのだった。
くっそぉ〜〜〜〜〜〜〜〜。こんなチャンスは早々無いと思うぞ。
しかもエクジットする時にカメラ渡してフィンを外そうとしているときに波に煽られて手首をグキッと軽くひねってしまうし・・・・。本当に今回のG.W.はついていない。

落胆のままショップに戻って機材を片付けてから帰路に着く。事故だけは起こさないようにしないとな・・・。
7時過ぎには帰宅したのだった。
串本でダイビング13   2001年 5月 2日(水)

今日は田辺で潜る予定である。ということで、何時ものようにAM4時に出発する。
天気は生憎の雨で風も出ているのだが昨日サービスに問い合わせた状況だとボートはダメでもビーチなら入れそうと言うことだった。
榛原に指しかかる辺りで携帯が鳴る。こんな時間に誰だろう・・・と思ったら、田辺のロコダイブからだった。風がきつくて無理そう・・・との事だ。しょうがないので田辺はキャンセルする事にした。これが悲劇の始まりだったのだ。

早起きしてここまで来て引き返すのも嫌なので、まだ串本に行く道の分岐までは指しかかっていない事も合って、急遽串本に向かう事にしたのだ。熊野を抜けて新宮に入ってから良い時間になったのでシーマンズに連絡して見る。ボートがいっぱいだったり出航時間に間に合わなかったら嫌なので、ビーチで入れるようにお願いしておく。何時もながら田辺が中止の時には突然の予約にも快く引き受けてくれるシーマンズのスタッフに感謝感謝だ。
シーマンズに着いて、ちょっと休憩してからビーチに向かう。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーしてウミウシを探すがなかなか初物は見つからない。ニセオブラートウミウシ3匹、シロウミウシ、アオウミウシ3匹、多分Discodoris sp.が3匹見つかった程度である。1時間20分ほど潜ってエアーもまだ余裕があったのだがどうしてもトイレに行きたくなってエクジット。

トイレで用を済ませ、ちょっと休憩してから残りのタンクで再度チャレンジだ。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーしてキヌハダウミウシの仲間を見つける。ここにはこのウミウシが本当に多い。その後またDiscodoris sp.のペアを見てから、久しぶりに巨大ヒトエガイを見た。20cm大のこのヒトエガイはまだ元気に生きていたんだねぇ。
でウミウシが見つからないので、たまには砂地の方に向かおう・・・と思って沖にちょっと流したら・・・なんとシーマンズビーチの砂地にエダサンゴの群生があるのだ。なんでこんなところに?という感じだ。バカボンエビでもいないかなぁ?と思ってちょっと探して見たのだが、見つからなかった。しかし、これは丁寧に探して見ると面白いものが出てきそうだ。
そういえばサンゴも無いのに岩場でサンゴモエビの仲間を何度も見た事があるが、このエダサンゴから流れてきたのだろうか?
残タンで潜っていたので、エアーが少なくなってきたので戻ってエクジット。

昼食を食べてから、最近シーマンズで働くようになった元コーラルのガイドまさしさんから最近グラスで変なウミウシを見たとの情報をもらった。予定を見ると午後にグラス行きの便がある。お願いしてこれに混ぜてもらうことにした。

3本目:グラスワールド
エントリーしてまずは午前のボートで潜っていた白木さん情報によりハナイカを探すが見つからない。ハナイカにばかり時間をかけてられないので早速東の根に移動しウミウシ探しにはいる。フタイロニシキウミウシ、タマゴイロイボウミウイシ、セスジスミゾメミノウミウシのペアなどはいるが、まさしさんが見たと言う変なウミウシが見つからない。いたと言われる場所を集中的に探し、さらに付近も徹底的に捜したのだが・・・・限界まで探したが結局見つからなかった・・無念。
エアーと時間の関係でアンカーに戻って、アンカー周辺でもう一度ハナイカを探して見たが見つからなかった。エアーが少なくなってきたのでエクジット。

その後、ログ付けしていて某MLで知り合った娘が串本に来ているということで、シーマンズまで来てくれたのでちょっと雑談をした。
シーマンズを後にして宿泊予定のすさみへと移動する。部屋で食事しようと思ってスーパーに買出しに行く途中で・・・わき道から車が突然出てきた。
げ・・・・おいおい!
キキィ〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・ガシャン・・・
事故である。一旦停止って書いてあるんだから止まれよなぁ。警察が近くなので、一緒にすさみ警察に行く事に。しかし、すさみってなんて縁起の悪いところなんだ。昨年の10月には車上荒しにあってカメラ機材一式盗まれて今回は事故である。ということですさみ警察にお世話になるのも2度目なのだった。
事故の書面上の処理はつつがなく終わったが、問題は車がまともに走らない事だ。左には曲がれる。まっすぐにも走れる。しかしハンドルを右に切ろうとするとタイヤがフェンダーの内側に当たってしまうのだ。事故の衝撃でグリルガードがバンパーやフェンダーを押しているのが原因のようだ。なんとか戻そうとしたが簡単には戻らない。近くのガソリンスタンドのおじさんがロープを貸してくれて、グリルガードと電柱をロープで固定してバックしたらなんとかなったので、家までは帰れそうだ。自宅まで帰りつければ後は保険会社がよきに計らってくれるだろう。

買い物をしてチェックイン。温泉で疲れを癒してから部屋でお弁当を食べる。
横になってテレビを見ていたらいつのまにやら夢の中に・・・・・
伊勢で遊ぶ   2001年 4月29日(日)

今日は、以前勤めていた会社の友人が伊勢志摩に旅行に来るというので、たまたま休みが1日だけあったので現地で会うこととなった。天気は生憎の雨だ。
伊勢市駅に10時半集合だから9時半頃に名張を出れば良い。予定通り10時半に着いて久しぶりに友人らと再会した。みんなあんまり変っていないようだ。
で、最初は伊勢神宮(外宮)から参拝する。次に内宮にも行くらしい・・・普通は1日どちらかなのだが、元気だなぁ。参拝してからおかげ横丁を適当に見て周り、昼食を取ったり赤福によったりしたら良い時間に。
鳥羽水族館はもう無理な時間だ。二見に行くと言うので、バスで二見を目指すが・・・最終バスということで、二見で下車するのを諦めそのまま鳥羽まで行く。
ここで、解散・・・・ということで近鉄鳥羽駅から電車に乗ろうとしたら、架線事故で電車が動いていないらしい。
さてさて・・・どうするか。JRが走っていて津までは行けるようだ。
ってことで、JRに乗る事にするが、1時間後くらいしか電車が出ないのだ。さすがローカル線。1時間に1本しか電車が走っていないのだ。
JRで津まで移動して、津から中川に戻る。しかし事故の影響でダイヤは乱れまくっていて結局中川で4〜50分待たされた。
帰りついたのは、PM9時過ぎだった。非常に疲れた1日だった。
串本でダイビング12   2001年 4月24日(火)

今日は串本で潜る予定。サービスは何時もの南紀シーマンズクラブだ。今回は久しぶりに2本ともボートダイビングの予定だ。
ゲストは私ともう一人の2人だけだ。平日とは言え4月に入ったのだからもう少し人が多いかと思ったのだが、冬場よりも少ない。
2人だけのゲストなので、時間もこちらの都合で早めのシフトとなった。最終日なのでとても有難い。

1本目:住崎
エントリーして・・・透視度は良くないようだ。とりあえず事前情報のレオパルドゥスを根の周辺で探すが見つからない。諦めて沖の3つ根を目指す。途中でムラサキウミコチョウのペアを見つける。さらに沖に流して3つ根まで行って見る。撮影する気は全然無いのだが、クダゴンベがどのくらい成長したのか見て見ようと思ったのだが・・・・あれれ?いない。細かく探して見たのだが見当たらない。クダゴンベのかわりにツリフネキヌヅツミガイやナカザワイソバナガニなんかが見つかったが、これも撮影はパス。
3つ根を探して見たがウミウシらしきウミウシは見つからない。タテヒダイボウミウシとタマゴイロイボウミウシが見つかった程度である。東のアーチ側に行って見ても見つからない。
アンカーに戻ったらアカエイが泳いでいくのが見えた。ヒラメの仲間も見つかったがウミウシがいない。カゴカキの根周辺を探して見るとセンテンイロウミウシ、ヒロウミウシ、アオウミウシ、クリアクリーナシュリンプなんてのもいるにはいた。しっかしウミウシが見つからない。
他のグループがExitするのが見えたので、私もExitすることにした。エアーはいっぱい余っているからビーチで消化することにしよう。

ボートで戻って、そのままビーチに行く旨だけ告げる。
残タンでビーチに入るのは初めて。残圧が50くらいあるので3〜40分は遊べるだろう。
潮が引いているのでエントリーが大変。まあ、ダイビングパーク前のビーチほど大変では無いのが救いと言えば救いか。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーして水深30cmくらいのところの石をめくると早速キヌハダウミウシの仲間が出てきた。このビーチはこの仲間がやたらと目に付く。さらに近くの石をめくると今度は交接中のペアが出てきた。交接しているということは、この大きさで成体ということか?かなりの小型種ということになるなぁ。一応撮影しておく。今回は残タンなので広範囲には動けない。近くのウミウシラインに移動してウミウシを探して見る。シロウミウシ、カメノコフシエラガイ(オレンジバージョン)が出てきた。戻ると岩肌をNoumea hongkongiensisが這っているのを目にした。
もしかしたらこのビーチでは普通種なのか?
ここでエアーがほとんどなくなったので、Exit。約40分ほど潜っていた事になる。

サービスに戻って食事をする。2本目の出航時間も早まったようだ。それでも十分な休息時間があるので安心だ。少なくとも今日は減圧は出さないようにしなくちゃ。
岩崎さんがウミウシの写真の整理をしていた。私は写真の整理に横からあーだこーだとちょっかいを出したりする。棚には日本近海産貝類図鑑が置いてある。シーマンズでもこの図鑑を購入したようだ。一応スタッフには、この図鑑は間違いがかなり多いので、そのまま信じちゃダメだよぉ〜〜と忠告しておく。
風が出てくるかも知れないので、グラスワールドの予定だがポイントの状況によってはサンビラに変更するかも・・・とのブリーフィング。
サンビラは前回入って廃墟を目の当たりにしたので、できればグラスに入りたいところ。
内心サンビラよりもイスズミにしてくれないかなぁ〜〜と、思っていたのも事実だが。
ポイントに着いてグラスでも問題なく入れそうということで、グラスに決定。

3本目:グラスワールド
エントリーしてすぐに根の上が見える。透視度は良くなさそうだから、これは東の根の頂上付近だろうなぁ〜〜と思うのだが、私の場合アンカーから移動しないとどうもよく迷うのでアンカーまで泳いでそこから移動開始。結局同じ根に辿り着いてウミウシを探す。ここでは1ヶ月ほど前に伊豆の方でガチャピンと呼ばれているウミウシがいたとの情報があったのだ。さすがに1ヶ月前なので期待薄ではあるがサガミリュウグウなども住崎では出ている事から全く可能性が無い訳では無い。ということでひたすら探し回ったのだが残念ながら見つからなかった。ここで見たのはウデフリツノザヤウミウシ2匹、セスジスミゾメミノウミウシ2匹程度だ。
一度アンカーに戻って見るがエアーはまだ100近くある。どうしようか・・・。
ふとアンカー近くの根から330度のところにも離れがあると言う事を思い出してグラスワールドの地形探索の為にそこに行って見ることにする。途中コイボウミウシが転がっていたがスルーする。330度よりもちょっとずれていた(320度くらいだろうか?)のだが、とりあえず目的の根らしきところに辿り着いたので、ここでちょっと探して見る。ムラサキウミコチョウが交接していたのが見つかった程度であとは何もいない。
アンカーの根まで戻ってこの根で散策したが何も収穫は無し。諦めてエクジット。

サービスに戻って機材を洗い片付けを始める私にスタッフの何人かが「あれ?今日はもう終わり?ビーチ行かないの?」と声をかけられた・・・う〜〜〜ん・・・私って。(^^;;;
いや、実際問題ビーチにはものすごく行きたいのだ。しかし、翌日の仕事の事を考えると最終日はちょっとで早く帰りたいのだ。
まあ、予約はまだしてないけど、どうせGWにまた来るさ。と思いながらサービスを後にするのだった。今度はナイトまでやろうと心に固く誓う私だった。シパダンやマブール見たく朝から晩までセルフビーチ残間というのも悪くないかも知れないと思いながら車を走らせる。
結局6時過ぎには地元に戻り、時間が早かったのでオートバックスでオイル交換なんかもしてもらってから7時過ぎに帰宅した。

田辺でダイビング2   2001年 4月23日(月)

今日は田辺で潜ってきた。今回使ったのはロコダイブ。久しぶりの利用だ。
まあ、田辺で潜るの自体久しぶりではあるが。
で、前日は荒れていたらしいが今日は快晴べた凪だ。不思議とこのサービスを使うと潜れる事が多い。逆にステイドリームだとボート中止率100%を誇っている。まあ、天神崎でもそれなりに面白いので良いのだが。

何時ものようにAM4時出発した。途中和歌山市に入る直前でなんとハイオク96円という破格のガソリンスタンドがあったので、セルフスタンドだったけどそこで給油をする。
後は一路田辺に向かって走るのみ。サービスに着いてちょっと雑談の後、出航となる。どうやらゲストは私一人にようだ。
前回から水没が激しいので、インナーにカッパを着込んで潜る事にした。

1本目:ミサチ
エントリーして下を見ると根の上がきっちりと見えている。透視度はよさそうだ。しかし水は冷たい。潜行してウミウシ探しに入るが、その前に事前キープのウミウシ撮影となった。アルボプンクタータ、Phyllodesmium sp.、セスジミノウミウシなんぞを撮影してから移動開始だ。ニシキウミウシも転がっていたがとりあえずこいつは無視。ちょっと降りてナツメガイと思われるウミウシ、ミスガイ、ボブサンウミウシを撮影。ヒロウミウシやアオウミウシ、アリモウミウシなんかもいたが全て無視。根の上に戻ってきてカラジシウミウシらしきウミウシがいたのでこれを撮影。ほとんどフィルムがなくなったが、ミドリガイの仲間を見つけたので最後に2カットほどこいつを撮影してエンドだ。丁度エアーも残り少なくなって来た事だし・・・。
ということでエクジット。
ダイブリンクを付けていたが不調なのか声は聞こえなかった。

サービスに戻ってドライを脱いで見るとカッパ効果は絶大だ。ちょっとシットリしているものの大丈夫だ。靴下は濡れているけれど・・・・
昼食を食べてちょっと休憩してから2本目の準備にかかる。

2本目:ショウガセ
今回は下には降りない予定。根の上で遊ぶ・・・のだが、根の上だけでどれだけのネタがいるのかちょっと不安。
エントリーしていきなり、ガイドがホリミノウミウシの仲間を見つけた。良く見るとそこらじゅうにいる。一応何匹かを撮影しておく。良く見るとホリミノウミウシの仲間に混ざって他のミノウミウシも見つかる。これらも撮影だ。アカボシウミウシも2匹ほど見つけて、さらにヒブサミノウミウシやその他ミノウミウシを多数見つけた。ここにもニシキウミウシがいたがやっぱりパス。コイボウミウシも1個体だけ目に入ったがこれもパス。
結局20mくらいまでは降りようと言っていたにもかかわらず根の上だけで遊んで終わってしまった。フィルムが無くなりエアーも底をつきかけたので浮上し安全停止してからエクジット。

一度サービスに戻ってトイレとフィルム交換を済ませてから再度出航。
今日は3本潜る予定だ。

3本目:アーチ
アーチでウミウシとは結構意外な気もしたのだが、最近の田辺のボート事情を知らないのでガイドにおまかせだ。エントリーしてまずは砂地に移動する。cf.オレンジウミコチョウやコガネミノウミウシを2匹、サクラミノウミウシ2匹にガーベラミノウミウシの幼体らしきウミウシを4〜5匹見る。ちょっと移動してキャラメルウミウシをガイドが見つけた。田辺で見るのは初めてかな?その後サラサウミウシのようなウミウシを見、クリヤイロウミウシを見る。こいつはマクロパスの可能性も捨てきれないが、南勢で見るクリヤイロウミウシとそっくりなので、多分クリヤイロウミウシでは無いかと思う。近くのオオウミヒドラにはスミゾメミノウミウシが1匹だけいた。ここでコンピュータを見ると無限圧時間の残りがわずか2分だった。ガイドを下に中層を流してアーチのある根に戻る。
ガイドが見つけたウミウシを見る。どうやらハクテンミノウミウシのようだ。その付近にミノウミウシの仲間がいて撮影すると・・・減圧6分。
しょうがないので5mラインくらいまで浮上しておいてここでウミウシ探し。ウミウシを探している間に減圧は消えていた。ここでヨツスジミノウミウシやミノウミウシの仲間、セスジミノウミウシ、アカエラミノウミウシを見る。ベッコウマタガイの仲間もいたりした。動きがウミウシっぽいので一瞬ウミウシかと思ったのだが残念だったが、一応撮影しておくのだった。
エアーの残りが少なくなったので、浮上の合図を出す。
透視度が良く判らない中、中層を移動してアンカーに辿り着くとは、さすが現地ガイドといったところか?遊んでいたのが5mラインだったので安全停止をする必要もなく浮上しExit.

ショップに戻ってログ付け&雑談して7時過ぎくらいにサービスを後にする。
色々と整理をしないといけないのだが、今回で確実に300種は超えたと思う。
400種は、まあ無理だろうなぁ〜〜〜。
ショップを後にして宿泊先のすさみに向かう。8時過ぎにすさみに到着しチェックイン。
温泉にゆっくり浸かってから就寝となる。
奈良でミニオフ   2001年 4月21日(土)

昨日は潜りに行っていたので、メールをチェックする事は無かった。帰りがそれなりに遅かったというのもある。
で、今朝メールをチェックすると奈良ミニオフの日程の話が出ていた。いや、正確には以前から出ていたのだが今週に入って話が進んでいなかったので、今週は無いだろうと思っていたのだ。
が、どうやら今日やるような雰囲気である。
一応今日でもOKのメールを返信しておく。

で、昼には正式に今日やると決定となってしまった。「まじっすかぁ?」
ということで、スクータで出勤していたので、一度昼に家に帰り車に乗り換えておく。
で6時過ぎに会社を後にしてそのまま奈良に向かうのだった。

7時丁度くらいに奈良のショップに着いたので、そこからミニオフ会場に移動。
食事をしながら延々と話は尽きることがなかったのだった。明日は仕事だから今回は早めに帰る・・・と言っておきながら、結局店を出たのは0時半頃だった。家に着いたのが1時過ぎ。
シャワー浴びて寝たのが2時前となってしまったのだった。

楽しい一時だったが、それにしても、あ〜〜〜・・・疲れた。
志摩でダイビング5   2001年 4月20日(金)

今日は志摩で潜ってきた。いつものアリストダイバーズである。
おそらく今回が最終の志摩になるのだろう。G.W.後は南勢が本格的に動き出すだろうから中々志摩には行けなくなるだろうと思う。昨年末みたいに1ヶ月のダイビング日数が決められてしまうような状況だと話はまた別なのだが。

サービスに着くとゲストは私一人のようだ。早速手続きをすませてビーチに移動だ。
ビーチに着いて早速準備をする。今回も1本は昨年と同じポイントから入れるようにしてもらった。

1本目:あづり浜ビーチ西
何時もの防波堤からエントリーする。潮が結構引いている。
すぐに潜行し、いつもの壁に向かう。途中でブドウガイの比較的大きな個体を見つけた。「眼」もちゃんと確認できる。2倍テレコンのスーパーマクロな状態で撮影だ。
つづいてガイドがキイロウミウコチョウを見つける。もはやこのポイントでの定番となってしまっている。もしかしたらあづり浜は湾内なので一度産卵とかすると広範囲には分布せずにこの湾内で個体数を増やしているのかもしれない。アズキウミウシはあいかわらずいっぱいいる。
続いてガイドがミノウミウシの仲間を見つけた。初物なのかどうなのか・・・・は非常に微妙なところであるが、とにかく撮影しておく。ところがこいつは結構移動速度が速かったりするのだ。チゴミドリガイも2匹ほど見つけた。
で、いつもの「ウミウシの壁」に辿り着くのだが、さあ探すぞ・・・・と思ったら水中ライトを持ってくるのを忘れていた。しょうがないのでカメラのフォーカスライトを使って探して見るのだが・・・なかなか見つからない。ガイドがウスイロウミウシやサガミコネコウミウシを見つける。サガミミノウミウシも2匹くらい見つけた。オトメウミウシ、ムカデミノウミウシあたりはあちこちにいるのだが。時間がたったので、戻り初めてフシエラガイの仲間を見つけたので、これを撮影。残念ながら触覚を出すことは無かったのだが、これを撮影している間にガイドがキイロウミコチョウの交接しているのを見つけていてくれた。これも撮影。
さらに戻りかけてミドリガイの仲間を見て撮った事があるような気もしたが念の為これも撮影。
あれほどいたコノハミドリガイを目にする事は無かった。ガイドは3匹ほど見たらしいが、激減も良い所だ。一時期は何処を見ても見つかったものだが・・・・。
1時間半ほど潜ってエクジット。

ゆっくりと昼食を取り、雑談してから2本目の準備にかかる。2本目は今年からのエントリーポイントから入って、さらに東側を回る事になった。

2本目:エントリーしてテトラを目指す。途中でウミウシを探しながらの移動だ。ミドリガイの仲間を見つけたが既に撮影済みのウミウシなので、そのままスルー。
テトラの近くでDiscodoris sp.らしきウミウシと見つけたが、なんとなく撮影済みのような気もする。この手の黄色〜オレンジのウミウシは同定が難しい。
砂地方向に移動する途中でヒトエガイが転がっているのが見つかった。ひっくり返っていたので死んでいるのかと思ったのだが、通常の状態にしてやると石にくっついて触覚を出してグングンと動き出した。触角の間にあるはずの眼を探して見たが残念ながら見つからなかった。一応触覚のアップは撮影しておいたのだが。
その間にガイドがブドウガイを見つけていた。微妙に背面の模様が違うような気もしたので、一応撮影しておく。砂地に出たが残念ながらウミウシらしいウミウシは見つからなかった。
ルンキナウミウシの仲間が一匹いるにはいたが・・・まあ、アオウミウシとかシロウミウシなんてのは見つかったが。戻る途中でコモンウミウシを1匹見つけた、ガイドがアユカワウミコチョウを見つけた。で、時間が来たのでエクジット。やっぱり1時間半ほど潜っている事になる。

ゆっくりとログ付けしていたら結構な時間になっていた。慌てて片付けてから一度ショップに戻って帰路に着く。今回は収穫があったのかなかったのか微妙だが最終的には写真判定に持ち越しだ。



南勢でダイビング2   2001年 4月15日(日)

今日は、南勢で潜ってきた。今回使ったのはアリストダイバーズである。
いつものように家を出て少し早めに着く。ゲストは私ともう一人らしい。もう一人の娘は、初めてで道に迷ったのか少し遅れているようだ。
適当に雑談しながら、今日のポイントの話をする。2本ともソフトコーラルガーデンの予定。今年からソフトコーラルガーデンとオレンジフォレストという名前に変更したようだ。確かにソフトコーラルガーデンは、タンク1本では回りきれないほど広い。個人的には2分割よりもエリアを4分割くらいにしても良いと思っている。
そうこうしている内にもう一人のゲストが着いたので、準備にかかる。

1本目:ソフトコーラルガーデン
エントリーして、少し西側に入ってから南側のドロップオフに出てそのまま南側の壁沿いを流す。クリヤイロウミウシが何匹かとミツイラメリウミウシの白バージョン、黄色バージョンがいた。ガイドがここで待つように指示する。そういえばもう一人のゲストが見えない。私は撮影しながらこの付近をうろうろとしてフタイロニシキウミウシなんかも見つけた。最近このウミウシは多いようだ。近くにハナミノカサゴの幼体もいた。
暫くしてガイドがもう一人のゲストと一緒に戻ってきた。どうやらドライに慣れずに吹き上がってしまったらしい。
合流して南の壁に移動。ここには、オトメウミウシやフルーツポンチウミウシなんかも出てさらにハナイロウミウシらしきウミウシも確認できた。シロウミウシ、アオウミウシ、キイロウミウシ、ジボガウミウシ、コモンウミウシ、サラサウミウシなどは、そこらじゅうにいる。シラユキウミウシもちょこちょこと目にする。エアーが少なくなってきたので戻りかける。戻る途中でガイドがムラサキミノウミウシを見つける。比較的大きな個体だ。図鑑でヒドロムシのいるところに生息していると書かれているが、そのような環境で見た事は一度もなかったのだが、今回は初めてそういう環境で見れたことになる。約45分でエクジット
あ・・・忘れていたがベニイザリウオというのもいた。

シャワーを浴びて、ゆっくりと食事を取りながら2本目の準備をする。

2本目:オレンジフォレスト
エントリーして南の根を目指す。なるほど、オレンジフォレストとは良く言ったものだ。一面カジメが生えていて確かにオレンジの森だ。
まずは南側に向かって移動する。テンロクケボリガイが小さなトサカについていた。こんな大きさのトサカだとすぐに食い尽くされてしまうような気がするのだが、餌がなくなるとえっちらおっちらと移動するのだろうか?
続いてアカボシウミウシを見る。南勢で見るのは始めてた。フルーツポンチウミウシはこちらにもいた。カメキオトメウミウシやシラユキウミウシ、オトメウミウシもちょこちょこと目にする。やっぱりジボガウミウシ、コモンウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシはそこらじゅうにいる。戻り初めてマンリョウウミウシがカイメンにくっついているのを見つけた。一見グロイ様だがよくよく見るとあのイボイボ加減が愛嬌があって良いのだ。横にはミヤコウミウシもいた。そういえば最近、マンリョウウミウシとミヤコウミウシのワンセットで見る事が多いな。単なる偶然だろうけれど。
アンカー近くにもどるとテントウウミウシが2匹いた。どうやらこいつらは南勢では通年種のように思える。秋口が一番数が多いのは多いけれど。

ゆっくりとログ付け&雑談をしてからショップを後にする。
ウミウシは多いけれど初物が少ないのが悔しいところだ。南勢のウミウシは撮りつくしたという事なのだろうか?
う〜〜〜〜む・・・・。
志島でダイビングの予定だった。   2001年 4月 8日(日)

今日は久しぶりに志島で潜る予定だ。
9時半集合と言う事で、それに合わせて行く。サービスに着くと沖はともかくビーチはそこそこ波がかかっている。こりゃまずいかな?
何も無ければ全然問題ない程度なのだが・・・このサービスの場合は問題があるのだ。

で、ショップの人と話をすると、やはりボートをつなぐのに手伝って欲しいとの事だ。
何も無ければ別に問題ないのだが、ここのボートは砂地に着けるのだ。で、波打ち際においてあるアンカーにロープを結びつけるのだが、この作業中に足元には砂混じりの強い波がバンバンあたる事になる。
ここで正月の事が思い出される。そうドライのフットバルブを手伝っているときに壊したのだ。このくそ寒い中で、水没はさすがに二度とごめんである。
ということで、ダイビングをキャンセルしたのだった。

ということで時間があるので、適当に買い物しながら帰るのだった。
しかし、最近服を買うことが多いので、置くところがだんだんと無くなって来たのだが・・・。
でも、まだまだ買っちゃうんだろうなぁ〜〜〜(^^;;
南勢でダイビング1   2001年 4月 1日(日)

南勢で潜ってきた。利用したのは五ヶ所湾ダイビング。
アリストを使おうと思ったのだが、五ヶ所湾ダイビングのHPを見るとオープニング記念で2ボート8000円!となっていたので、今回はこっちを使うことにした。
ゲストは他に4人いるようだ。

とっとと準備をして、乗船し相賀浦に向かう。

1本目:ヒラシ
ここのガイドは当てにならないので、セルフで潜る事にしている。
エントリーして南のドロップオフに向かう。サラサウミウシやコモンウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、キイロウミウシなどの定番に出会う。ドロップオフを降りて下の砂地の探索に入る。クリヤイロウミウシなんかも見つかってそれなりに綺麗である。底の方ではオトメウミウシやカメキオトメウミウシなんかも見られ、ミツイラメリウミウシも相変わらず健在である。
ふと見ると手ごろな大きさのミヤコウミウシがいたのでこれを50mmで撮影。で、横を見るとマンリョウウミウシがいた。撮り直したいウミウシだったので、これも撮影である。
ある程度時間がたったので、戻り始める。透視度は良くないがコンパスを使ってアンカーまで戻る。途中で2cm位のイロイザリウオの幼魚を見つけたのだった。

1時間ほどの水面休息をしてから2本目に向かう

2本目:ヒラシ
1本目と同じところかと思えば、全然別の所にアンカーが落ちている。このアンカー打ちの下手さは現地サービスとは思えない。
また、コンパス便りに移動してウミウシ散策にあたる。
キイロウミウシ、テントウウミウシ、ヒロウミウシ、カメキオトメウミウシ、コモンウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、ジボガウミウシ、オトメウミウシ、サラサウミウシなどを見る。
キイロイボウミウシもいたっけ。
が、目新しいものは見つからない。もどりかけにフタイロニシキウミウシを見つけ、さらに卵塊にツノヒダミノウミウシが10匹ほどついているのを見つけた。これも再度撮影したかったウミウシだったので、撮影。ちょっと迷ったので、途中で安全停止してから浮上。
ボートまで20mほど水面移動する事になった。アリストの船が近くにいたので、思いっきりみられたかも・・・・かっこわりぃ〜〜〜〜(^^;;;;
で、ボートに上がってから聞いたら、ガイド付きで潜っていたグループはその倍以上泳いだらしい・・・おいおい・・・やっぱり頼りにならんガイドだ。

ショップに戻って、食事してから精算してもらう。
ここで、いきなり通常料金を請求された。おいおいオープニング記念の8000円じゃなかったのか!?
その旨聞いて見たら、それはメンバーだけだとのことで通常料金をやっぱり請求された。
ちなみにメンバーになるには15000円必要との事だ。ふざけるな!!
そんな事は一言も書かれて無かったのだ。
頭に来たがとりあえず通常料金を支払って店を後にする。後ろで「またよろしくお願いします」という声が聞こえる。2度と使うか!!と内心思いながら後にする。
で、いらいらを吹き飛ばす為に服とかを買いまくる私だった・・・ああ・・・さらにお金が・・・(^^;;;
串本でダイビング11   2001年 3月27日(火)

目がさめて早速チェックアウトの準備だ。
ふとんとかたたむの面倒だけど、マンションの一室を自由に使えるのはありがたい。
温泉にもいつでも入れるしね・・・って毎回朝も入ろうと思うのだけど眠くてぎりぎりまで寝ているので、はいれないのだけれど。

重い荷物を担いでチェックアウト。
早速串本に移動する。今日は一日ビーチの予定だ。いや・・・もしかしたらまたボートに載せてもらうかも知れないけれど・・・・。

今日は外洋に行くようだけど、私はやっぱりビーチに入る事にした。外洋も魅力だけどこのビーチでウミウシが見れるのもあと少しのような気がしたのだ。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーしていきなりゴシキミノウミウシのオンパレードだ。どうも朝はお食事中のようで比較的見つけ易いところにいる。このウミウシって写真に撮ると綺麗なのだけど、水中ではイマイチ地味なので見つけ難い。生息環境さえ分かっていればある程度簡単に見つかるんだけどね。
で、何匹かのゴシキミノウミウシを見た後、何時ものルートを辿る。オトメミドリガイ、シラユキウミウシ、ニセオブラートウミウシ、アマクサアメフラシ、ネコジタウミウシなんかを見てから変なウミウシらしきものを見つけた。どうやら志摩で見たハラックサウミウシのようだ。一項写真に撮っておく。この手の小さいのって最終的に写真を撮ってルーペで細部を見たら別種なんて事が良くあるのだ。ある程度時間がたったので戻って見るとキヌハダウミウシの仲間やセトイロウミウシの幼体、オーストラリスの幼体のようなウミウシも出てきた。もしかしたらこれは、センテンイロウミウシの幼体かもしれないのだけれど・・・・。
で、それらを見てからエクジット。

食事をとって2本目の準備にとりかかる。今日は買える日なので全体的に前倒しでやりたい。
セルフだと自分の都合でスケジュール立てれるから便利なのだ。
で、エントリーしようとしてじゃばじゃばと水の中に入りフィンをつけて、マスクをつけて・・・
ブチッ・・・げげげ・・・マスクのストラップが切れてしまった。
しかし、この程度の事で慌てる私では無いのだ。昨年からの不運続き当然マスクのトラブルも予想して予備のマスクを車の中に置いているのだ。一度水から上がって車に走る。新しいマスクのストラップを外して使っていたマスクにつける。で、再びエントリーだ。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーして今回はいつもより遠くに行こうと決めた。マリンセンター前くらいまで行こう。
で泳いで行って見たが・・・残念な事にウミウシが見つからないのだ。仕方が無いので、戻り初めてアオウミウシ、オトメミドリガイなんかを見つける。Discodoris sp.らしきウミウシを3匹ほどまとめて見つけた。その後エントリー口近くまで戻ってからエダウミウシ、光ウミウシ、シラユキウミウシ、サラサウミウシ、Noumea hongkongiensis、シラライロウミウシ、キヌハダウミウシの仲間なんかを見つけてエクジット。

う〜〜〜ん・・・さすがに時期的なものなのか今回は初物が少なかった。
サービスで着替えと簡単に機材の洗浄を済ませてから帰路につく。7時頃にウチに着いたのだった。やっぱり早く帰れるのは良いな。次の日が仕事だから帰りが遅いと辛いのだ。
串本でダイビング10   2001年 3月26日(月)

田辺で潜ろうと思っていたのだけれど、またまた海況が良くないということで、急遽串本で潜る事にした。毎度毎度突然の予約を快く受けてくれるシーマンズには感謝感謝です。
で、例によってAM4時に起きて出発し8時過ぎにシーマンズに到着する。今回もここのところツキまくっているシーマンズビーチで潜るのだ。
ちょっと雑談してから早速潜る準備にかかる。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーして何時ものルートを流す。キヌハダウミウシの仲間が見つかる。この仲間はここで潜るようになるまではアカボシウミウシしか見た事が無かったのだが、このビーチで2〜3種見るようになった。この仲間は他のウミウシを食べる事で知られているが、このビーチで見かけるのは小さいものばかり。ということは、それ以上に小さいウミウシを食べているのだろうか?
それとも幼体の時は食べるものも異なっているのだろうか?
ま、それはともかくせっせとウミウシ探しを始める。オトメミドリガイを見つけた。このビーチで唯一普通に見られるミドリガイの仲間だ。私はここではコノハミドリガイすら未だに見た事が無いのだ。続いてPlatydoris SP.だと思われるウミウシを見つけて撮影。そしてその後何匹かのフシエラガイの仲間を見つける。白っぽいのやら赤っぽいのやらオレンジがかったのやら・・・しかし、これらはもしかしたら全てカメノコフシエラガイのバリエーションなのかも知れない。バリエーションはそれはそれで見れてうれしいのだが・・・初物で無いのがちょっと辛いところだ。散々探し回ったがウミウシは前回と比べても少なくなっている。エアーが少なくなってきたので戻り初めてエントリー口周辺で残りのエアーを消費する。ここは浅い割にウミウシが多い。しかも浅いからエアーが全然減らないのだ。ということで、最後にシロウサギやシラユキを見つけてエクジット。2時間弱ほど潜っていた事になる。

食事をしてゲストやスタッフと雑談をしていた。スタッフの白木さんが「2本目はサンビラ行きますよ」と声をかけてくれた。ビーチも魅力だけれどサンビラはもう2年近くも入っていない。
串本で好きなポイントだったのだけど、サンゴか貝の食害で全滅に近い状態になったと以前聞いていた。それでも自分の目で見て見たいし、久しぶりにサンビラに入りたいというのもあって今日は全てビーチの予定だったけどボートに乗せてもらうことにした。
出航は12時ということで、慌てて食事を終えて2本目の準備にかかる。

2本目:サンビラ
エントリーしてまずはアンカー位置を確認。透視度はそれほど良くないし、よくよく考えて見るとサンビラをセルフで入るのは初めてだったのだ。なれたポイントでもちゃんとアンカー位置を覚えておかないと迷うことが多々ある私のことだ。今までに散々な目に何度も合っているのでアンカーロープ沿いに潜行してそこからコンパスをちゃんと使ったナビをする事にする。
まずはアンカーから北に向かって見る。砂地のところに何かいないかなぁ〜〜〜と思って探して見たが、特にウミウシは見つからなかった。じゃ、南の砂地だぁ〜〜〜。と思って砂地に向かって移動して見るけど、こっちにも何もいない。もっかい北だぁ〜〜〜〜と思って、ダイビングパークのビーチから泳いでいった砂地まで移動して見たんだけど、ダメだ。ウミウシはいない。
西の離れ根に行って見るとテヌエがいた。戻ってアンカーがある根の裏側を探して見るとコイボウミウシが交接していたので、この写真を撮ってからアンカー近くに戻る。ここで今期初のムラサキウミコチョウを目にする事になった。みんな上がりかけていたので、エアーに余裕はあったけどエクジット。
サンビラと言えばサンゴ・・・だったのだけど、見る影もなく荒れていたのである意味ショックだった。でもところどころ再生し始めているので来年位にはもう少し良い状況になっているかも。

戻って続けてさらにビーチに潜る事にする。
フィルムもいっぱい余っているしね。

3本目:シーマンズビーチ
エントリーしてゆっくりとウミウシを探す。やっぱりキヌハダウミウシの仲間が目に付き、オトメミドリガイ、アオウミウシなんかを見てどんどんとマリンセンター方向に流す。フシエラガイの仲間やDiscodoris sp.と思われるウミウシ、キヌハダウミウシの仲間なんかを見てから戻り初める。ほとんどエントリー付近に戻ったところでクモガタウミウシを見つけた。今まで志摩でしか見たこと無かったんだけど、串本でも見れるとは思わなかった。このウミウシはすぐに硬くなるし水中でみかけても触角や二時鰓を出していることは少ない。なんとか触覚と二次鰓が出ている写真が撮りたいと思ってたので、ちょっとしたテクニックを使って見ると最初に触覚を出して次に二時鰓を出して移動しはじめた。ここで撮影開始である。やっとまともな写真がHPにアップできそうだ。
エントリー口付近でキヌハダウミウシの仲間をまたもや見てからエクジット。

ショップに戻って、雑談してから何時もの宿・・すさみに移動する。
何時ものごとくゆっくりと温泉に使ってから、早めの就寝となる。
志摩でダイビング4   2001年 3月20日(火)

今朝目がさめて熱を測る。平熱に下がっている。昨日のパターンもあるので一抹の不安は残るものの潜りに行く事にした。
家を出発して、休日なので道は快調に流れたので、ちょっと早めに着いた。
使うのはいつものアリストダイバーズである。

今日は、祝日にもかかわらずゲストは私一人のようだ。手続きを手短にすませて早速ビーチに移動する。今日は一人なので、1本目は去年までのパターンで入る事になった。

1本目:あづり浜ビーチ(西)
防波堤からエントリーして、ゆっくりと水路まで移動する。途中でブドウガイ、チゴミドリガイ、アヅキウミウシを見て。ガイドが呼ぶので行って見るとハナミドリガイがいた。昨年末にAikoサンたちが見たと言うのは聞いていたのでいるとは思っていたが私が目にするのは初めて。105mmレンズで押さえの写真を撮っておいてから、50mmレンズでじっくりと撮影する。
その近くにGymnodoris sp.らしきものをガイドが見つけて撮影しようと思ったが、波に飛ばされたようでいなくなってしまって撮れなかった。押さえで撮っておけばよかったと後悔するも時既に遅し。まあ、縁があればまた会えるだろう・・・と最近は思うようにしている。
水路でキイロウミウコチョウ、サガミイロウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、キイロウミウシ、オトメウミウシなどをまとめて見る。ゴクラクミドリガイや背中に赤い模様のあるミドリガイを見てから約90分でエクジット。

外はすっかり春の陽気だ。外で食事をしながら雑談をする。
で、2本目の準備にかかる。

2本目:あづり浜ビーチ(東)
今回は、いつもの東側から入る。
エントリーしてテトラ方向に流す。透視度はこちらの方が悪いようだ。
こちらでもチゴミドリガイ、シロウミウシ、アオウミウシ、シラユキウミウシなんぞを見てからアリモウミウシを見る。クロモウミウシの成体がいたので、これを撮影。幼体は何度か見た事があるのだが、成体を見るのは初めてだ。
帰りがけにガイドが海草の先にくっついている茶色いウミウシを見つけた。これを撮影していると、このうみうしは中層にからだをぐぐぐっ・・・と伸ばしたかと思うと、次の瞬間には足を放して水中に飛び出して行ってしまった。ウミウシってこんな風にして移動することもあるのか?
と思いながら、考えているよりとりあえず撮影しなきゃ・・・って事であわてて捕まえて、近くにくっついてもらって再度撮影した。しかしある意味貴重なシーンを見たのかもしれない。
通常ウミウシって相手の這い後を探して見つかったらその這い後を追いかけて、パートナーを探すと言われている。しかし中層を漂ったらその這い後の臭いが消えてしまうではないか。
餌がなくなったからか、それともこの場所でのパートナー探しを諦めたのか、はたまた別の要因があるのか判らないけれど、不思議な行動を目の当たりにしたのだった。
フィルムが無くなったし、エアーの残りも少なかったのでエクジット。

ログ付けをしてからショップに戻る。ショップで何故かパソコンの話題に花が咲き6時過ぎにショップを後にする事になった。それでも9時前にはなんとか帰り着いたのだが・・・。
帰って熱を測って見ると、やっぱり平熱。どうやら完治したようだ。
あれ?咳も止まったぞ・・・・う〜〜〜〜〜む。
回復?   2001年 3月19日(月)

今朝目がさめて熱を測ったら平熱に戻っていた。
咳が出るようになったが、まあ風邪が治るときはこんなもんだ。
元気に会社に向かった。昼頃ダイビングサービスから「明日のダイビングどうします?」と心配して電話をもらったが、「熱が下がったので行きます」と答えておいた。
しかしだ、夕方になってしんどくなってきたので熱を測るとまたまた37度まで上がっている。
やばい・・・・どうしよう。
え〜〜〜〜い。今日も早く寝て、即効で治そう。
回復傾向   2001年 3月18日(日)

ダイビングに行こうと思っていたが、当然ながらキャンセルした。
今朝熱を測ると37度とちょっと下がっている。このまま今日は安静にしていれば、明日には回復しているかもしれない。
と思ったのだが、ここのところ風邪で散歩に連れて行ってなかった犬が大騒ぎだ。まるで「今日こそは散歩に連れていけー」と叫んでいるようだ。
諦めて、犬を散歩に連れていく事にした。下がったとはいえまだ微熱があるのだから、ちょっとしんどいのだが・・・・。40分くらい散歩させてから、汗をかいたので熱いシャワーを浴びて即効でベットに入る。
あとはうだうだと寝たり起きたりしてベットで過ごす。
夕方には大分調子が良くなって来た。
インフルエンザ悪化   2001年 3月17日(土)

今日はさらに熱が上がって38度を超えてしまった。でも会社に行かないと・・・・
ということで、ぼぉ〜〜〜〜としながら会社に行く。かなりだるい。
なんとか一日乗り切って、即効で寝た。
明日は良くなっていると良いな。

インフルエンザ   2001年 3月16日(金)

今日はさらに体調が悪い。熱も出てきた。
おいおいって感じだ。親父もダウンして会社を早退したようだ。どうやら親父はインフルエンザのようだ。で、症状が全く同じな私も当然ながらそうなのだろう。
ということで、やっぱり暖かくして早めに寝るのだ。
風邪   2001年 3月15日(木)

昨日と比べると今度は喉の奥も痛くなって来た。
本格的に風邪の前兆のようだ。今日は医者に行こう・・・・と思って昼休みに行ったのだが、激込みで結局診療受けるのを諦め途中の薬局で薬を購入して戻ってきた。
まあ、気休め程度にはなるだろう。今日から早めに寝ないと・・・・
歯医者   2001年 3月14日(水)

朝起きると鼻の奥が痛かった。
どうやら風邪の引き始めのようだ。しかし、今日は歯医者に行かなければいけないので、薬は飲まないようにしておいた。
体もだるいがなんとか乗り切って、夕方歯医者に向かう。
ガリガリと歯石を削られて治療終わり。約4ヶ月の通院がようやく終わったのだった。
串本でダイビング9   2001年 3月13日(火)

今日も串本で潜る予定である。8時半過ぎにシーマンズに着いたので、早速準備をする。

今日も少ないながら他のゲストがいる。さすがシーマンズである。
で、私は例によってビーチに入るわけだ。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーして最初にいつものルートを辿る。アオウミウシ、ムツイバラウミウシを見つけ、ミドリアメフラシを見てから沖の砂地でPlatydoris scabraを見る。ヒラミルにヒラミルミドリガイがくっついているのを見てから根沿いに戻りエントリーポイントの浅瀬でPlatydoris scabraの死骸を見つけた。浅瀬で探して見るとGymnodoris sp.が5匹ほどいるのが見つかり、さらに白いオトメミドリガイ、コネコウミウシが数個体、シラライロウミウシも見つかった。
結局動き回ったのは報われずここのエントリー口付近が一番色々と見れたわけだ。
2時間以上潜ったのでエクジット。
エントリーするときにいたボートが今又見える。ということは潜っている間にボートが出て行ってボートダイビング終わって戻ってきても私はまだ潜っていた事になる。浅瀬のダイビングはこれだから止められない。見るべきモノが見れれば水深なんて関係ないしね。

ショップに戻って雑談しながら食事をすませ、2本目の準備をする。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーしてすぐにクチナシイロウミウシを見つける。これが出てくるようになると春の訪れが近い。ということはウミウシシーズンの終わりも近づいた訳だ。続いてセトイロウミウシを見つけ、沖でもさらにセトイロウミウシを見つけた。シラユキウミウシやシロウサギウミウシも5匹ほど見つけた。サラサウミウシもここのビーチでは初めて目にした。コネコウミウシも多い。
そんな中で偶然Noumea hongkongiensisを1匹見つけた。そう!これもみたかったウミウシだったのだ。昨年の今ごろ志摩で見つけたウミウシをラドマン先生に同定して頂いたときに、このウミウシと最初言われたので、見て見たいウミウシのひとつだったのだ。
これを写真に収めてエクジット。

手短に後片付けをして、精算をすませてから3時過ぎにシーマンズを後にする。
ちょっと潜りすぎて出発が遅くなったが、それでもこの時間だから早いほうだ。途中の峠で雪を多く見る事になったのだが時間が早かったので、余裕でクリアできた。
7時過ぎには家にたどり着いた。この時間に着くと翌日の仕事が楽なのだ。


串本でダイビング8   2001年 3月12日(月)

田辺で潜ろうと思っていたのだが、海況が良くないとのことで中止となったので急遽串本で潜る事にした。シーマンズの電話がつながって一安心である。

いつものごとく早朝家を出発して、車を串本に向かって走らせる。特にトラブルも無くたどり着いた。今回は2日ともビーチで潜る予定である。
シーマンズに着くと平日にもかかわらず何人か他のゲストもいた。雑談をしながら他の方がボートに向かうのを横目に一人ビーチに向かう。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーすると水が冷たく感じる。前回のが暖かすぎたといえばそうなのだが、ここのところの寒波で水温も下がったようだ。
前回のウミウシラインに向かうが、あれだけあったフクロノリはすっかりと抜け落ちていて水温を見なければ春の海という感じがする。
前回見た巨大ヒトエガイは、今回はカイメンの上に鎮座してお食事中のようだ。しかし、ウミウシが全然目に入ってこない。アオウミウシはちょこちょこといるものの、それ以外はさっぱりだ。シロウミウシや前回のところでビワガタナメクジ、ミドリアメフラシなどを見るが残念ながらそれ以上のものを見つけるにはいたらなかった。しょうがないので、沖の砂地の方に移動して散策してみると、偶然フジナミウミウシを見つけた!
見たかったウミウシのひとつである。まさかシーマンズビーチで見れるとは思わなかったので、ちょっと感動モノである。2〜3mmの小さな幼体なのだがフジナミウミウシの特徴は出ている。こいつを存分に撮影して戻り始める。戻る途中でユビノウハナガサウミウシがユビノウトサカにくっついて食事をしているのが目に入った。2時間近く潜ってエクジット。

食事を取ってから、2本目の準備に入る。
ボート組みも出航するようだ。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーして・・・・手近な石をめくって見ると偶然ミノウミウシが目に入ってきた。ということで、これを撮影することにする。しかしながら水深30cmとあまりに水深が浅いのでレギからシュノーケルに変更して撮影する。1本目でフィルムを使いきっていなかったが、これで使い切れたので一度エクジットしてフィルム交換する。この辺りがセルフビーチの融通が利いて良いところである。フィルムを交換して再度エントリー。するとまたまた水深30cmくらいのところでネコジタウミウシを見つけたので、これを撮影する。もう1台のカメラの方がフィルム切れになったので、またまたエクジットしてフィルム交換。全然ダイビングにならない。
3度目は、さすがに疲れたので一度流してみようということでエントリーして近くを探さずにいつもの岩礁域の方に移動し探して見た。コネコウミウシのペアを見つける。これを見るのは久しぶりだ。昨年志摩で一度見たきり縁がなかったのだが、一度に3匹もいるのが見れるとは思わなかった。次にDiscodoris sp.?と思われるウミウシを見つけたのでこれを撮影。
が・・・ウミウシはこれで終わりだった。砂地に降りて見たがウミウシは見つからない。変なハゼがいたので写真を撮ろうと思ったがすぐに巣穴に入ったのでやめて砂地でウミウシを探しながら戻る事にした。しかし見つからないアオウミウシやシロウミウシ、いつものヒトエガイはいるのだが、他を目にする事はなく浅瀬に戻ってきた。
が、ここでシロウサギウミウシ2匹を見つけキヌハダモドキのようなウミウシを2匹、オカダウミウシと思っていたが実はキヌハダウミウシの仲間だったウミウシを数匹見つけたので、これを撮影。エアーも消費したのでエクジット。

ショップでログをつけていると、これが300本目のダイビングだと思い出した。ち・・・ボートにすれば良かった。300本記念は単独潜水という最も私らしい形で終わったのだった。
まあ、記念ダイブなんて年に1回はあるから良いか。

ショップを後にしてすさみに移動し、すさみの何時もの宿にチェックインする。
何時ものように温泉にゆっくりと浸かってから就寝。
志島で300本の予定だった。   2001年 3月 9日(金)

今日は、志島で潜る予定だったのだが、天候が悪そうだし、海況も悪そうだし・・・
ということでキャンセルしたのだった。
で、仕事をしていたのだが、午前中はそうでもなかったが午後からどっちゃりと雪が降って来た。
行かなくて良かった。
と言うことで、またまた先延ばしになった300本記念だ。
志摩で300本記念ダイブ・・・・の予定だった。   2001年 3月 4日(日)

今日は、志摩で潜るつもりだった。利用はいつものアリストダイバーズ。
日曜なので平日よりは多少遅く家を出ても集合時間には間に合うのだ。
しかし前日の天気予報では、天気は荒れるとの事だ。
家を出ると雨脚は強いが風はそれほど出てないので大丈夫だろうとショップに向かう。
ショップに着く頃には雨はほとんど止んでいた。

手続きをすませて、あづり浜へ向かう。途中で雨脚が強くなる。
ビーチに着いて・・・・ダメだこりゃ。
湾内なので入って入れない事は無いのだが、海が茶色い。透視度は劇的に悪そうだ。
しかも、南西の風なのか、湾内にも波が一部入って来ていてる。
外海は白波が立っていた、防波堤を乗り越えるくらいの波の強さだ。これは、うねりもかなりありそうだ。
参加者の意見の一致で今日は中止する事となった。
ショップに戻ると良い時間なので、どこかで食事をする事に。
話の流れからうなぎを食べに行く事になった。帰る途中のうなぎ料理の店で食事をしてから解散。
途中買い物をしながら、帰路に着くのだった。

ショップでは300本記念の準備をしていただいていたようだが・・・・残念だ。
その後の、ショップとの日程を考慮してみたが、どうやら他で300本記念となりそうだ。
300本が単独潜水ちゅうのも悲しいような気もするが記念ダイブとウミウシ撮影を天秤にかけるとやはりウミウシとなる。ちゅうことで、300本は単独潜水の可能性が今の所一番有力なのだ。
ま、私らしいといえばそうかもしれないけれど。
志摩でダイビング3   2001年 2月28日(水)

今日は志摩で潜ってきた。利用したのはアリスとダイバーズだ。
集合時間9時15分に間に合ったが他のグループが遅れているようだ。結局1時間くらい出発が遅れてあづり浜に向かう。他の2人はビギナーのようで、一人は初ドライ、一人はナビゲーションSPを受講するらしい。

手短に準備して1本目に向かう
今回は、ガイドの特別のはからいで去年までのエントリーポイントから入らせてもらえるらしい。水中を移動しないで良いので、これはありがたい。防波堤からのエントリーだと入ってすぐにウミウシパラダイスなのだ。

1本目:あづり浜ビーチ西
エントリーしてアズキウミウシ、コノハミドリガイがお出迎えである。すぐにトゲイバラウミウシを見つけさらにミノウミウシの仲間を見つけた。ガイドに合図して教えてあげてから、フクロノリの影に回りもうとしていたので、ちょっと撮り易い位置に移動してもらおうと、指し棒でちょっと触れたら・・・・
ああああ・・・・・・・・なんてことだ。ビキって固まってポロリと落ちてしまってあとは何処に行ったのか判らなくなってしまった(;_;)
初物の可能性大だったのに・・・・ショックだぁ。しかし、探しても見つからないので、諦めて他のウミウシを探すことにした。すぐにブドウガイの仲間が見つかったので、これを撮影。
はいずりまわりながら移動し、ふと中層を見ると黒いものが浮いているのが見える。
良く見るとパタパタと羽ばたいて泳いでいる。アユカワウミコチョウだ!!
ウミコチョウの仲間が泳ぐというのは話では聞いていたが、実際に見るのは初めてだ。あまりにも可憐な泳ぎに一人大興奮で大騒ぎしていたのだ。ガイド呼んで「泳いでる〜〜〜」とレギ越しに叫びしばらくその泳ぎを見ていた。自分のカメラの腕を知っているので、まともに撮影できないのは目に見えていたので、無理に撮影しようとせずししばらくその泳ぎを眺めていたのだった。その後、通称ウミウシの壁に移動し壁周辺でまずはウミウシ探し。キュウバンウミウシのようなウミウシを見つけたのでこれを撮影しておき、さらに中層を漂っていたヒラミルミドリガイを眺めてから、壁に入る。ゴクラクミドリガイ、シラユキウミウシ、オトメウミウシ、キイロウミコチョウ、サメジマオトメウミウシ、カメノコフシエラガイのペアなどを立て続けに見る。
やっぱりウミウシの壁は健在なのだ。ガイドが戻ると言うので、ここで撮影したかったので、エクジットポイントの角度だけ確認して先に戻ってもらうことに。
キイロウミコチョウとカメノコフシエラガイを撮影してから一気に戻る。途中の砂地の藻の中に1匹だけシロキセワタガイらしきものがいたので、これを撮影して一気に泳いでいると・・・げげげ・・・足をつってしまった。しばらく身動きもできずに痛みが治まるまでその場に留まるのだった。痛みが減ってきてからゆっくりと移動しエクジット。一気に戻ったので、ほとんどダイブタイムは変わらなかったようだ。

昼食を取ってから、すぐに2本目の準備にかかる。いつもより時間が遅いので、はしょれるところは、はしょるのだ。今度は東側をそのまま潜る予定である。

2本目:あづり浜ビーチ東
エントリーしてテトラ方面に流す。途中でまたまた変なウミウシを見つけたので、これを撮影。テトラを回り込んでウミウシを探しているとまたまた、さらに変なのを見つけてこれを撮影。
しかし、こちらのウミウシはこれで終わりだった。砂地にも何もいないし、砂地を超えたところの岩場にもいなかった。クマノミやアライソコケギンポは見られたが、ウミウシはいない。
戻りかけに砂地にエイがいるのが判ったが我々に気づいたのか砂を巻き上げて辺り一面煙幕状態になってしまった。ガイドが言うにはアカエイだったらしい。
あとは、まっすぐ戻ってエクジット。

外は土砂降りの雨だ。機材を洗って着替えてからログ付けをする。
あづり浜を後にする頃には辺りは暗闇だった。今日は帰りが遅い。
一度ショップに戻ってから帰路につく。砂利道を出たところでいきなり車のヘッドライトが消えた。え!?何が起こったのか一瞬分からなかった。どうやらハイビームは使えるようだが、両方とも一度に切れたらしい。そのまま運転するのも困難なので、手近で比較的大きそうなガソリンスタンドに入って直してもらう。バルブが切れていたようだ。
その後は快調に走れたが、家に帰りついたのは9時過ぎだった。ふう・・・疲れた。

串本でダイビング7   2001年 2月25日(日)

今日も引き続き串本で潜るのだ。今日はボートは乗らずに朝からずっとビーチだ。
早速タンクを借りて、1本目の準備にとりかかる。

1本目:シーマンズビーチ
エントリーしてやはり左へと流す今日は転石中心に捜して見る事にする。ここのビーチは透視度は良くないが、生物層は豊富そうだ。
で、最初に見つけたのがなんと巨大なヒトエガイだった手をかざして見ると直径20cm以上は軽くありそうだ。水深わずか3mのところにいるのだ。周囲に餌となるカイメンが見当たらないのにこの大きさまで成長するというのは、不思議と言えば不思議だ。続いて昨日見たアオウミウシ、ヒロウミウシを見てから転石場に付く。ここで探して見るとまず最初にDendrodoris sp.が見つかった。続いてNoumea simplexだ。シラユキウミウシは散々見たがこれを見るのは始めてだ。こいつを撮影してフィルムエンドでまたまた一度戻る事にした。1時間強潜っていた事になる。

フィルムを交換してすぐに2本目へと向かう。
残圧は90kg/cm2程度。しかし、残タンで潜れるのはセルフダイビングの醍醐味だ。

2本目:シーマンズビーチ
エントリーするが今回は移動範囲を小さめにして探して見る。またまた黄色い小判型の変なウミウシを見つけた。とりあえず写真に収めておく。次にムツイバラウミウシらしきウミウシを見つけるのでこれを撮影した。ここで残圧が少なくなって来たので、戻りかける。エントリー口のちょっと沖のところの転石を探すとコモンウミウシの幼体のようなのが出てきた。良く見ると雰囲気がコモンウミウシとは違うようなきがする。残りフィルムをこいつの撮影に使うことにする。
ファインダー越しに見ると触覚の色が薄い。アリウスか?しかし2時鰓が出てないようなので、確認できない。しかしこの微小サイズの場合肉眼で出てないと思っててもちょびっとだけ出ている事もあるので撮影しておく。念のため横からの撮影もしておくのだ。
フィルムエンドでエクジット。

クラブハウスに戻って食事をしながら、カメラのフィルムを交換しておく。もう十分満足しているのだが、まだ時間に余裕がありそうなので、もう1本潜る事にする。
今回はもうちょっと遠くまで行ってみようか?

3本目:シーマンズビーチ
エントリーしていつものアオウミウシ&ヒロウミウシを見てからマリンセンター方向に流す。
ちょっと入り組んでいるところの転石を中心に探して見る。まず最初にシラユキウミウシを見つけた。南勢や志摩では普通種だが串本で見るのは以外と初めてなのだ。続いてエダウミウシが出てきた。以前見たのとは体色が違うので、これは撮影。さらにクロコソデウミウシに似ているウミウシも見つけたがクロコソデとは趣がずいぶんと違うのでこれも撮影。7mmくらいだったが産卵していたようだ。水深が1.8mと浅くボートの航路が近いので波の影響を受け易いので、ここでの撮影にはかなり苦労した。エアーの消費も激しいので余裕を持って戻り始める。
途中でまたまたヒトエガイ登場。午前中に見たのとは場所も大きさも違うので、別の個体だと思う。フクロノリの上をぐんぐんと這っていた。
エクジットポイント近くの転石を探して見ると、ニセオブラートウミウシを見つけた。フィルムも丁度終わりかけなので、こいつで撮り切ってエクジット。

手早く機材を洗ってから着替えを済ませ、精算してから2時半にはシーマンズを後にする。この調子だと遅くとも7時までには帰り着ける。シーマンズビーチだけで10種類近く初物をゲットした事になる。タンク代1本1500円で3本で4500円。
施設使用料とか協力金とかもあるけれど、めちゃくちゃ安上がりで最大の満足を得たので、帰り道はずっとニコニコ状態だったのだ。しかも最終日に早く帰れるなんてこれ以上の事は無い。
しばらくはこっちに通うことになるだろうな。結局一部凍結していたところもあったが、影響は無く、途中で寄り道しても7時半には家に帰り着いたのだった。
明日はフィルム6本現像にださなきゃ。

古座でダイビング1&串本でダイビング6   2001年 2月24日(土)

今日もまたまた串本で潜るのだった。今回使うのは南紀シーマンズクラブだ。ビギナーの頃からずっとお世話になっているサービスで、一番私のダイビングスタイルに合わせたサービスを提供してくれるサービスだ。ここならじっくりと写真が撮れるのだ。

予定通り着いたのだが、どうやら海況がおもわしくないらしい。
ということで、隣町の古座で潜る事になった。今回利用する古座ダイビングセンターもシーマンズの姉妹店みたいなものなのだ。
古座に入るのは初めてだけど、どんなウミウシに出会えるか楽しみだ。
送迎の車の中で、すごいものを見た。なんとJunonのハウジングを持っているのだ。完全オーダメイドのJunonのハウジングを持っている人に初めてであった。そしてその方はなんとイノンのZ220も別のハウジングに装備していた。これまた発売されたばかりで、なかなか手に入らないと聞いているものである。すごいなぁ〜〜〜。

が、串本と違って勝手が分からない。ガイドなしで潜るのだから、とりあえずどういうポイントかと潮流についてはちゃんと聞いておかないと不安なものがある。ポイントマップ見ながらだいたいの方角と距離を掴んでおく。あとは入ってから勝負だな。
ボートに乗船して、これまたすごいのを目にする。なんとなんと今度はハードミュー(ビアンキ)だ。インターネット特注バージョンのハードミューを使っている人がいるなんて・・・。
これまた本物を見るのは初めてなのだった。そんなこんなで、陸でひたすら感動しながらボートはポイントに向かう。

1本目:ゲンゴロウ根
エントリーして即潜行。周囲を確認して見るがどうやらアンカーを打った場所は、ブリーフィングとはずれているようだ。まあ、個人的にはこっちの方が分かり易い。ということで水路を抜けて根の外周を回って見る事にした。
最初に見つけたウミウシは例によってアオウミウシ、つづけてアオウミウシ、さらにアオウミウシ・・・・おいおいおい・・・これしかおらんのかぁ?
参ったなぁ〜〜〜と思いながら探して見るとルンキナウミウシの仲間を見つけた。これも何度も見た事があるが、やっとアオウミウシ以外に出会えたのでこれを撮影。つづいて・・・・やっぱりアオウミウシが多いが、キイロウミウシやサメジマオトメウミウシなどもなんとか見つけた。
一周してアンカー近くまで戻ってから、シロミノウミウシを一匹見つけた。あいかわらずこいつの動きは見ていて愛嬌がある。
時間が来たのでエクジット。根のトップが水深5mくらいなので、安全停止中もウミウシ捜せるのがうれしい・・・結局見つからなかったけれど。

海況が悪くなる可能性もあるとの事で、タンク交換程度の休憩だけで続けて潜る事になった。
フィルムはあまっているので、そのまま一度トイレにだけ行って、2本目のポイント概要を聞いてから2本目へと向かうのだった。

2本目:カモメ
またまたエントリーして即潜行。これまたブリーフィングとは違うところにアンカーが落ちているようで、チェーンの近くだった。これまた私にとってはこっちの方が分かり易い。ドロップオフ沿いに捜して見る事にした。古座は1本目のゲンゴロウもそうだがソフトコーラルが豊富だ。海の雰囲気は熊野に似ているように感じた。
しかし・・・こっちもひたすらアオウミウシは目にするものの、それ以外のウミウシを目にしない。ニシキウミウシがいた程度である。ドロップオフを諦めてスロープになっている方を底からゆっくりと探して見るとコトヒメウミウシを見つけた。何カットかこれを撮影し、さらに根の上の方に向かう。こっちもウミウシは不作だったが1本目と同様に根の上で遊んでたら安全停止が終わっていたので、そのままボートに戻りエクジット。

戻って食事をしていると、串本の海況が回復して来たので、アンドの鼻には入れるとの事だ。
ビーチも大丈夫かな?だったらタンク借りてビーチに潜ろう。
串本に戻って、最初にビーチの様子を見に行く。波はなさそうなので、入れそうだ。タンクを借りてみんながボートに向かう中一人ビーチに向かう私であった。

3本目:シーマンズビーチ
エントリーして即左側に流す。するとすぐにゴシキミノウミウシが見つかった。なかなか幸先のいいスタートだ。ということで、これを撮影。色々と探して見るとフクロノリに変なウミウシらしきものがくっついている。触覚もあるし、どうやらウミウシのようだ。ということでこれを撮影していると・・・フィルムが無くなった。エアは十分残っているので、一度フィルム交換に戻る事にした。またまたアオウミウシを4匹ほど見つけたがこいつらは無視無視・・・。
なんやかんやで1時間ほど潜ってエクジット。

フィルム交換してから続けて残タンで潜る事に

4本目:シーマンズビーチ
エントリーして同じ方向に流す。またまた別のゴシキミノウミウシが見つかった。どうやらこのポイントでは結構見れるのかもしれない。アオウミウシ、ヒロウミウシなどを見てから転石下を探して見ると、オトメミドリガイが出てきた。続いて探して見ると石には何もなかったがめくった方に何やらウミウシらしきものがひっくり返っているのが見える。
このパターンは一見してPlatydorisと判る。そっと拾い上げてめくった後の石にくっつけて見ると非常にスローに動き出した。Platydoris scabraのようだ。こいつをとりあえず撮影。
ここで50mmのハウジングの方がフィルムエンドとなった。辺りも薄暗くなってきたし、手持ちのライトのバッテリーも切れかけていたので、戻る事にした。
結局残タンでも1時間近く潜っていたのだ。

1本目、2本目とボートは不作だったがセルフビーチが最高に楽しかった事になる。
シャワーを浴びて機材を片付け、明日もビーチで潜らせてもらえるようにお願いしてからシーマンズを後にする。
宿泊予定のすさみに移動しかけたのだが、ライトを機材と一緒に預けたのを思い出して取りに戻る。すさみに移動して温泉につかり、いつのまにか眠りについているのだった
甲賀でダイビング1   2001年 2月18日(日)

久しぶりに甲賀で潜る事にした。使うのはタイブステーション35だ。
9時前にサービスに行き、タンクだけ借りてセルフで潜る事にする。
今日は前回の2回と比べれば波はぜんぜんマシな方だ。ポイントに車で移動してからセッティングする。カメラ2台持って入ってウミウシ探しだ。

1本目:ウジマビーチ
適当に沖に流す。アカエラミノウミウシを最初に見つけ、次にアズキウミウシを見つけた。ふと見ると一箇所にサメジマオトメウミウシがいっぱいいる。近くを中心に探して見るとホウズキフシエラガイやオトメウミウシなども何個体か見つけた。ふと見るとトゲイバラウミウシらしきものがいるのが目に付いたので、まずはこれを撮影。こいつの撮影で四苦八苦している時に偶然目にやった場所に別のウミウシがいるのを見つけて、撮影が終わってから、こっちを確認する。
どうやらこいちはサガミコネコウミウシのようだ。これを撮影してからさらに近くを探すと、サガミミノウミウシ3匹、アカエラミノウミウシなども見つかった。テレコンの方のカメラのフィルムエンドなので一度戻る。

フィルム交換して残圧見たら50kg/cm2ほど残っていた。タンク変えようと思ったら、交換のタンクは持って来ていないことにきづく。漁協まで戻って残タンでこっちで潜って見る事にした。

2本目:漁協前ビーチ
エントリーして適当に移動しながら沖に流す。いろいろ探して見たが、アズキウミウシを2匹見つける程度だった。テトラを中心に探して見ると、アリモウミウシを数百匹見つけた。
水深の50cmくらいのところにひたすらこいつらがいるのだ。
エアーの残りが少なくなったので、まっすぐに陸に向かう。
ぎりぎりでエクジット。

しかし、かなり移動していたようで、海岸の防波堤の上を延々と漁協まで歩く事になったのだ。
砂地はやっぱりちゃんとコンパス見ないとだめだなぁ〜〜〜、と痛感したのだった。
トイレに行きたくなったので、これで終了することにして、機材を簡単に洗ってからドライを脱いだところで、ショップの人が戻ってきた。
色々と雑談をしてから帰路に付く。今日は早く帰れたのだった。
串本でダイビング5   2001年 2月14日(水)

今日もすごいもの見つけ隊で潜ってきた。
冬場の峠道は凍結している事が多いので、帰りが心配ということもあり、早めに帰りたいので、早めに入る事に・・・ということで8時半に集合という事になった。
手続きすませて、準備にかかる

1本目:ダイビングパーク前ビーチ6番周辺。
昨日よりも波が小さいので、昨日のコガネマツカサウミウシをちゃんと撮りたいというのもあり6番周辺に。ただ、いずれにしろ割れ目の中なので、撮り難い事には違い無い。
とりあえず撮り易いところにいないかなぁ〜〜と探していたら、1匹だけいた。邪魔なガヤも周囲にそれほど無いので、こいつを撮影することにした。
ただ、水深が浅いので撮影には非常に苦労したのだが・・・・なんとか撮れた。
その後昨日も見たマツカサウミウシを見、コガネマツカサウミウシを見る事に。昨日は交接していたウミウシだったが、今日は産卵していたようで近くに卵塊があったので、これを撮影。
それ以外には、特に見るものも無くエクジット

休憩して食事をする。
2本目は12時過ぎエントリーの予定だ。
ということで、準備をしていると、古見さんも入るらしい。
と言うことで、エントリー時間が1時間ほど後ろにずらされてしまった。これだと帰りの時間はいつもと変わらないな・・・・。帰り道が心配だ。

2本目:ダイビングパーク前ビーチ1〜3番周辺
エントリーして3番まで移動中にダイダイウミウシ2匹とオトメミドリガイ2匹を見るが特に珍しいと言うものでもない。1番周辺でガイドがユウゼンウミウシを手渡してくれたが様子がおかしい。どうやら魚にかじられたのかボロボロで死んでいるのか、それとも死にかけているのか・・・。
ユビノウハナガサウミウシの小さいのやアカボシツバメガイを見て戻る事に。今回は何も見るものがなかった。
ということでは悔しいので、戻りながら石をめくったりしていたのだが、やはり何も出てこない。最後の水路まで来て、めくった石に貝のようなのが付いていたので何気なく触って見たらポロっと取れて転がって行くのが見えた。触った感触が柔らかかったので、手にとって見るとウミウシのようだ。この場で撮りたかったがすぐにリカバリーできるタイプのウミウシで無かったのとガイドが先に行って、既にフィンを外しかけているのが見えたので、ウミウシ持ってガイドのところで合流。水槽で撮りたいと伝えたがダメだと言われたので、その場で撮影する事にした。
が、上潮ということもあって微妙に波があって思うように行かない。
結局ガイドに止められたので、放す時に適当に3〜5カットほどシャッターと切っておいた。
ピンぼけでも何かの参考になるかもしれないので(結局何の参考にもならない程度のものだったが)。
私としては、最大限譲歩してガイドの指示に従ったつもりだったが、ガイドからみればそうではなかったらしい。まあ、立場違えばそうなのかも知れない・・と、ここは素直に謝っておいたのだが、その後の一言が良くない。「マンツーマンならウミウシオンリーのわがままダイビングにも付き合いますが・・・」色々なショップでウミウシをリクエストしてきたが、わがままダイビングと言われたのは初めてだ。そういうつもりは無かったとの事だが、どっちにしてもそういう言葉は言われた方は、気分が良いモノでは無い。
で、手早く片付けたのだがダイビングパークを後にしたのが結局PM4時半過ぎといつもよりも遅いくらいだ。昨日今日と串本では晴れていたが、奈良の山中はなんと猛吹雪。これがあるから早く帰りたかったんだよなぁ〜〜。ずるずると滑りながら家に着いたのは9時30分近くだった。

串本でダイビング4   2001年 2月13日(火)

串本で潜ってきた。利用したのはすごいもの見つけ隊である。
道が心配だったので、一度AM4時にセットした目覚ましをAM3:40にセットしなおしていたつもりだった。目覚ましが鳴って起きて準備をしているとテレビの時刻が5時を示している。
え!?5時!?・・・と腕時計を見る・・・げげげ・・・。目覚ましを見る。
3時40分にセットしたつもりが4時40分にセットしていた。あわてて飛び出し車を走らせる。集合は一応8時半となっている。普段の深夜だったらこれでも間に合うのだが・・・この平日のこの時間だと新宮あたりの通勤渋滞に巻き込まれるかもしれない・・・。
車をすっとばし、途中の峠で一箇所凍結していたのでヒヤっとしたが、それ以外は快調であった。しかしやはり新宮&勝浦で一気にペースダウン。しょうがないので遅れる旨の連絡を入れておく。結局9時前くらいになんとかたどり着いたのだが・・・

手続きをすませ、すぐに準備にかかる。

1本目:串本ダイビングパーク前ビーチ8番付近
エントリーしてすぐにガイドがフチドリミドリガイを見つける。その後何匹か見つけて、ホンクロシタナシウミウシを見る。今回の個体は背面に白い点々模様が入っているので、バリエーションとして撮影しておく。しかしウミウシは少ない。ジャノメアメフラシ、クロヘリアメフラシ、アメフラシなどはいっぱいいるのだが・・・。
その後ガイドが、ミドリガイの仲間、セトイロウミウシを見つけたので、これを撮影しておく。
戻りかけにミドリガイの仲間を見つけたので、これを撮影してエクジット。

昼食をはさんでから2本目の準備にかかる。

2本目:串本ダイビングパーク前ビーチ6番付近
エントリーして6番付近でアカボシツバメガイ2匹見つけ、その後ホウズキフシエラガイを2匹見つける。浅瀬にはシロガヤやクロガヤが多い。シロガヤを見ていて、何でこんなにシロガヤがあってマツカサウミウシの仲間がいないんだぁ〜〜〜・・なんて思いながらガヤの中を見ているとコガネマツカサウミウシが見つかった。あまり良い位置じゃ無いので、動かして撮影したかったのだが、こいつは下手に触ると背面突起を自切してしまうので、このままで撮影。触覚がちゃんと写っていると良いのだけれど・・・・。
続いてマツカサウミウシを見つけた。こいつらも撮影。そっと動かして色々な角度から撮影しておいた。その結果マツカサウミウシと判明したのだ。
こちらにもタツナミガイ、クロヘリアメフラシ、アメフラシ、ジャノメアメフラシなどが多い。
赤い体に赤の点々が入ったDendrodoris sp.の写真を撮っているとガイドが石にくっついた何やらを持ってきた。をを〜〜〜〜!これは、もしやカンランウミウシ!?とりあえずバシバシと撮影しておく。しかし、うねりがあって、あんまり良い感じには撮れていないなぁ。
とりあえず、それを撮影してからエクジット。

今日は泊まりなので、ゆっくりログ付けしてもかまわない。
ゆっくりログ付けしてからすさみのいつもの宿に移動し、温泉につかってから就寝。
神明でダイビング2   2001年 2月 9日(金)

今日は、神明で潜ってきた。大矢さんがあづり浜でガイドしているのならダメだったのだが、予約を入れていた人の都合が変わって潜れるようになったらしい。
あづり浜でも良かったのだが、6時半までに帰宅しなければならないので、こちらを希望していたのだ。あづり浜で潜って6時半に帰宅と言うのは不可能なのだ。

ショップに着いて、2台のカメラのセッティングをする。そうなのだ、今日から2台体制なのだ。
ボート乗り場を見ていると、海を白いものが流れている・・・・どうやら氷のようだ(;_;)
今日は寒そうだ。
手続きを済ませ、ボートで移動する。

1本目:エビハナ
エントリーして・・・つ・・冷たい。水温は11度だった。潜行して90度方向に移動する。いきなりクロコソデウミウシがいたのでガイドに教える。が、この後こいつを何十匹も見る事になるのだ。ヒブサミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、シロイバラウミウシなどを見ていく。
クロシタナシウミウシも健在だ。その間クロコソデウミウシは大小合わせて色々と出てくる。産卵しているのもいる。
水底でも水温は11度と水面と変わらない。さすがに30分を超えると寒さが骨身にしみてくる。
なんやかんやで1時間程潜り、ボート乗り場へ戻ってくる。この辺にはコノハミドリガイも見られるのだ。1匹だけ、変なミドリガイを見つけた。外見はヒラミルミドリガイなのだが、触角だけが紫に染色している。写真を撮ろうと思ったのだが水深が浅くロープの上にいた個体なので、なかなか撮れない。

30〜40分ほど水面で休息してから、2本目のダイビングに入る。このときドライの袖が再び破れたので、リストリングを借りる。もうこのドライは本格的に修理に出さないとダメかも知れない。この冬だけは持ってほしいのだが・・・・・。

2本目:エビハナ
エントリーして今度は、浅い瀬の方を見て回る事にする。今回もクロコソデウミウシはイッパイいるのだ。さらにヒブサミノウミウシもガイドと2人で何匹か見つけた。どうやらこいつらはこのポイントでは普通種のようだ。シロイバラウミウシも健在である。
瀬の所は、藻がイッパイだった。その藻の中からガイドがハナアマモウミウシを見つけた。これを撮影。あづり浜で見るものよりもピンクがかっているように思える。その他アヅキウミウシ、ゴクラクミドリガイ?やミドリアマモウミウシらしきものも見つける。ただしこのミドリアマモウミウシはあづり浜で見る5mm程度のものと比べると2〜3cmといちぢるしく大きい。そういえばこのポイントで見るアカエラミノウミウシの大きさも通常のものの2倍以上はある。本当に同種なのか、それとも栄養豊富な為に発育が良いだけなのだろうか?
帰りがけに、トゲイバラウミウシ、ヒメクロモウミウシなどを見てからエクジット。
寒さにもめげず70分以上潜っていた。不思議と写真を撮っている時は寒さを忘れるのだが・・・集中力のせいか、それとも集中していると体温が上昇するのだろうか?
いずれにしても撮っている時間は全体のダイビングの時間に比べてごくわずかなので、非常に寒いダイビングであったことには変わり無いのだが・・・(^^;;;

ショップに戻って、機材を荒い雑談&ログ付けの後、ショップを後にする。
途中ちょっと買い物してたら・・・・6時20分ごろに家に着いた。ぎりぎりだ。
6時30分から歯医者に行くのだった・・・。
志摩でダイビング2   2001年 2月 4日(日)

今日は久しぶりに志摩でガイド付ダイビング。久しぶりに大矢さんのガイドで潜る事になる。
あづり浜でのダイビングだが、ここは昨年も含めて散々潜っているので、新たなウミウシに出会えるか?という不安も無い事はないのだが・・・。

ビーチに着いて、漁協の方と話をしてから早速1本目の準備にかかる。

1本目:あづり浜ビーチ
エントリーして左手首から水が入ってくるのがわかる。つ・・・冷たい。しかし仕方ないかぁ。
水路まで行こう・・・との事でエントリーし移動し始める。すぐにガイドがクロモウミウシを見つけた。一応撮影しておく。その後、コモンウミウシを見、沖に流す途中でタツナミガイなども見る。砂地に藻が生えていたので、ゆっくり藻の中を見ながら進んでいくと、ウミウシ発見である。サカキウミウシ?のようだ。初物なのでじっくり撮影しておく。とガイドともう一人のゲストを見失ってしまった。多分水路の方に先に行ったんだろうと思って移動しかけるとアラートが鳴るのが聞こえて周囲を見渡すとガイドがいた。合流し、水路に行くかと思ったがここまでで結構時間を食っていたので、水路には行かずに引き返して浅瀬をじっくりと探すことになった。
クロヘリアメフラシや引き返す途中でサカキウミウシ?が多数密集しているところも見つかった。砂地からゴロタに戻ったところでイソウミウシ?らしきものを見つける。ガイドを呼ぶと、「これもウミウシぃ〜?海綿にしか見えない」とレギ越しに言っているのが聞こえたので指し棒で触角に軽く触れると触角が引っ込んで、暫くしてまた出てくるのを見て納得したようだ。
テトラのところにはムカデミノウミウシが沢山這っている。こいつらもキレイなのだが・・・・さすがにここまで多いと見飽きるなぁ。串本では見た事ないけど。ウスユキミノガイを見つけたので、もう一人のゲストに見せる。
その後、クロヒメウミウシ、アユカワウミコチョウなどを見て、EN&EXポイントまで戻ってきた。でやっぱりアリモウミウシ100匹は健在だった。例によってこのなかにヒメクロモウミウシも混ざっているのだが、既にフィルムエンドだった。

シャワーを浴びてドライを脱いで見ると、ドライの手首のシールが裂けているのに気付いた。だから水没したのかぁ。ちなみに絞れる位には水没していた(;_;)
昼食をとってから2本目の準備にかかる。

2本目:あづり浜ビーチ
今回は、より東側に行って見ようということになった。手首はリストシールを借りて潜る事にした。エントリーしてみて・・・一応水は入ってこないようだ。
一度見つかると次々と見つかるの法則にしたがって、アユカワウミウコチョウをまたもや見つけた。結局3匹くらい見つけてからガイドが変なものを手渡した。ウミウシのようだが・・・こんな色と形状のは見た事が無い。固まっているので、秘儀くっつきのテクニックを使って手ごろな石の上にくっつけてみた。すると触角が出てきたのでウミウシと確信した。丸まっていたので辛いところだが全体の写真と触角、あまり露出させない二次鰓の写真を撮ってからガイドと合流。ヴァタエやチゴミドリガイを見てから砂地に入る。砂地でガイドがミノウミウシを見つけたので撮影。初物かと思っていたが、撮影している途中でこれはムラサキミノウミウシだと気付いた。以前見た環境とは全然違っていたので、そうだと思わなかったのだ。いずれにしても撮り直したいウミウシだったので出会えたのはラッキーだった。
さらに沖に移動してアオウミウシ、クロシタナシウミウシ、ミドリアマモウミウシ、ヒロウミウシなどを見てから戻る事に。沖の岩場にはアライソコケギンポが多く見られた。
流しながら戻って、EN&EX付近でヒメクロモウミシの撮影リベンジを試みた。
リベンジ成功となるか玉砕となるか・・・・(^^;;;
フィルムエンドでエクジット。

シャワーを浴びてから機材を荒い、ゆっくりと雑談しながらログ付け。
ショップに戻って精算をすませてから帰路につく。一人で潜るのも悪くないが、ウミウシを探せるガイドと潜るとやっぱり効率が違うなぁ。と再認識するのだった。

神明でダイビング1   2001年 1月31日(水)

今日は阿児町の神明っていうところで潜ってきた。賢島という地名の方が分かりやすいのだろうか?
ショップはアリストだ。あづり浜に入りたいと思っていたのだが、ガイドの大矢さんが講習で入れないとの事だったので、好きにして良いということもあって、講習ポイントの近くを潜る事にしたのだ。

1本目:エビハナ
事前に地形やポイントの概略を聞いておく。湾内なので潮の流れや波の心配をする必要はなさそうだ。もっとも今日はどっちにしろベタ凪だけど。ボートの往来が多そうなので浮上するのは注意しないとな。
エントリーしてすぐに水の冷たさを感じる。水温は12度だった。透明度も10m以上見えているのでよさそうだ。
潜行して90度方向に進んでいく。水深が深く取れるのだ。すぐに海草にウミウシがついているのをみつける。クロコソデウミウシだ。初物!ということで撮影しようと着底した。
どっかぁ〜〜〜〜ん。
下はヘドロヘドロの状態なので着底したとたんに10mの透視度が一気に10cmに変わる。濁りが抜けるのをひたすら待つしかない。この瞬間にウミウシを見失うと結構ショックなものがあるのだが・・・・幸いウミウシも健在だった。慎重にカメラやストロボの設定をして撮影にとりかかる。着底しているとちょっと体を動かすごとに周囲はモヤモヤになるのだ。
なんとか撮影を終えて、移動を開始する。
このクロコソデウミウシは結構数がいるのが分かった。5〜6匹立て続けに見つけてしまった。
その他、シロイバラウミウシやタツナミガイ、アメフラシの巨大などもみつかる。
今回はこのポイントの調査も兼ねているので、水深の深い方にも行ってみる。サボテンのようなヤギ類が多く見えてくる。水深24mを超える付近でウミエラを見つけた。これがウミエラかぁ。
ワイドのカメラや50mm位のカメラがあれば撮影もしたいところだが、2倍テレコン仕様では無理なことだ。引き返してウミウシを探しながらエクジット。

一度トイレに行ってから、ちょっと休憩。
大矢さん達が2本目に入るとの事なので、講習終了後、待たしては悪いと重い私も2本目に入った。
1本目が深めだったので比較的浅めに移動する。クロコソデウミウシはあいかわらずちょくちょく目にする。カゴにはシロイバラウミウシがちょこちょこと付いている。アカエラミノウミウシも多い。2cm位のノーマルサイズを何匹か見つけるが、1匹だけ5cm位の巨大バージョンを見つけた。本当に同種なのだろうか?それにしてもデカイ。タツナミガイやアメフラシもやっぱりちょこちょこと見る。戻り際に藻の上を這っているきれいなミノウミウシを見つけた。ヒブサミノウミウシのようだ。こいつも撮影しておく。ボートの下付近まで戻ってアオウミウシやコノハミドリガイなんかも見つけた。1匹だけアライソコケギンポが全身出して横たわっているのも目にしてからエクジット。

みんなボート上にいたので、講習はもう終わったのかと思ったらまだまだ続くらしい。
先にショップに戻ってもらって着替えてからログ付け。
見たものを大矢さんと奥さんに報告しておく。精算をすませて帰路につく。時間が早かったので、オイル交換をしてから帰宅。
串本でダイビング3   2001年 1月28日(日)

すごいもの見つけ隊の隊長がデキモノが出来たので潜れないようなので、久しぶりにシーマンズでセルフボートダイビングすることにした。
ショップに着いて、ボートを確認する。を・・・今日は1本目は昇雄丸で2本目は8世か。しかし海況が悪そうなので、全便湾内のようだ。1本目:住崎、2本目:アンドの鼻となっていた。
アンドかぁ〜〜〜・・・苦手だなぁ。
とりあえず、スタッフを捕まえて最近のボートポイントのウミウシ情報を聞く。住崎でアデヤカミノウミウシが見れていたとか、アンドでレオパルドゥスがいるとの事だ。シーマンズビーチでもちょくちょく目にするらしい。今度そっちも責めてみよう。

1本目:住崎
初めての昇雄丸に乗る。漁船って感じの船だ(本当に漁船かもしれないけど)。ダイビング専用のボートの方が色々と便利ではある。
ポイントに着いて、エントリー。まずは沖の3つ根を目指したが、気付いたらさらに沖の砂地まで来ていた。あまりに久しぶりで距離感まで鈍っているのかも。一度戻って再度3つ根に移動。まずは、クダゴンベを確認。前回見たのは夏だったのでその頃から比べると著しい成長振りだ。次にアデヤカミノウミウシ探しをする。アデヤカミノウミウシは見つからないがテヌウニシキウミウシが根の上に鎮座していた。根を回り込んだところでタテヒダイボウミウシ、キイロイボウミウシなどを見る。さらに探してみるがアデヤカミノウミウシは見つからなかった。
ふと岩壁を見ると、黄色の海面のようなのが見えた。良く見ると触角も二次鰓もある。ウミウシである!。これは今まで見た事が無い・・・ということで早速撮影に入る。一通り撮影してコンピュータを見ると無限圧時間が10分を切っているので、本根に戻る事にした。本根でウミウシ探しをする。イガグリウミウシがいたのでこれも撮影。何度も撮影しているのだが、何故か毎回見つけると撮ってしまう。さらにヒロウミウシが固まっていたのを見つけた。その中で1匹だけ1cmくらいのがいたので、これも撮影。3倍使用だとドデカク撮れるのだ。
コンピュータを見ながら徐々に深度を上げていく。根の頂上付近で探してみたがこれ以上はウミウシは見つからなかった。
アンカー沿いに浮上し、浮上をしながらもロープに何か付いてないかと探してみるが見つからず、5mラインで安全停止。安全停止中も周囲を見ていた。残り1分ということろでパタパタと泳ぐ物体を発見。もしかしてこれはクリオネの仲間!?ファインダーをのぞいたが、見失いかけたので思わずキャッチ。安全停止終了してエクジットし、船に持って帰ったのだった。

フィルムケースに海水を入れて持って帰り、機材を入れていたプラケースに海水を張って放してみると元気に泳いでいる。シーマンズのスタッフにも見てもらう。一応、ケースの中で何カットか撮影してみた。でもケースの中での撮影は困難極まりないのだった。
研究所(串本海中公園併設)に持って行ったらという話もあったが、丁重にお断りした。持って行ったら最悪標本にされてしまう可能性もあるから。だから2本目のダイビングで海に戻すことにした。幸い捕まえた住崎と次のアンドの鼻は隣同士のポイントなのだ。
昼食を終えて、2本目の準備をする。

2本目:アンドの鼻
個人的に串本で一番苦手なポイントの1つである。とにかく迷子になりやすい。1本目の「クリオネの仲間を放す時には教えてね」と白木さんに言われていたので、エントリーしてボトムで白木さんが来るのを待っている。待っている間にもウミウシ探し。サラサウミウシが見つかった。三重県では多いのだけれど串本ではそれほど目にしない。
とすると白木さんが移動し始めたので、とりあえず追いかける。と、いきなりレオパルドゥスと見つけていた。白木さんがガイドしているお客さんが撮影をし終えるのを待って撮影をしようとすると白木さんが移動し始めたので、クリオネの仲間を入れたフィルムケースを白木さんに放してもらおうと思って預ける。白木さん達が移動し終わってからじっくりとレオパルドゥスの写真を撮る事にするのだった。白木さんによると数日前まではウミウシカクレエビが付いていたらしいが、私としてはレオパルドゥスそのものを撮りたかったので、余計なものが付いていない方がありがたい。欲を言えば付いているのと付いていないのの両方が見れれば良いのだけれど・・・。
しかしレオパルドゥスはでかかった。105mm+2倍テレコンの構成では体全体を写すには1m以上はなれないといけない。ストロボ光が届くかさすがに心配だ。この距離だと撮れてもモヤモヤ感が残るのは仕方が無いとあきらめるしか無いのだが・・・。
とりあえず撮影を終えて、本根の方に向かう。アザハタの根にはクロホシイシモチの群れやムレハタタテダイの群れはいるらしいが、ウミウシはいないだろうとの判断だ。
直接行くと迷いそうなので、一度アンカーに戻ってから本根に向かう。昨年はここでミドリリュウグウやアオスジリュウグウなどを見たものだが、今年は全然目にしない。まだ時期が早いのだろうか?本根周辺でも特に目新しいものは見つからないので、アンカーに戻る事に・・・・。
と、この辺ではなかろうか・・・・というところまで戻ったがアンカーらしきものが見当たらない。また迷ったかぁ?ということで、位置的にはそうそう違ってないはずなので、この辺で散策する事にした。そうすればその内みんな戻ってくるだろう・・・(^^;;;
数分もしないうちに人がぞろぞろと戻ってきたので、合流してみると・・・
ガイド同士がスレートで
「アンカーが切れたみたいだ」
「とりあえず本根に移動して、そっちから上がろう」
との事をやりとりしている。そうか・・・本根から戻ってきたばっかりなのにな。
ということで、本根に移動してちょこちょこ探してみたが何も見つからないので、そのままアンカー沿いに浮上安全停止してからエクジットしようと思ったのだが、本根には串本ダイビングパークの船がつないでいるはず。とするとシーマンズの船はその後ろか。
って事でパークのネレイスをやりすごして-3m位のラインをネレイス後方に流してみるが船影らしきものが見えてこない。どうなっとるねん?って感じで浮上してみたら8世はロープにつながれいないで、遠く離れていた。船まで泳ぐのか!?と周りの状況を見ていたらシーマンズのガイドやお客さん達もみんなネレイスにエクジットしていく。そうか・・・こっちにエクジットするのか。ということで、ネレイスにエクジット。
ネレイスはパークに戻って陸送でシーマンズに移動する。ちょっと格好悪い(^^;;;
シーマンズに戻って手短に機材を洗って片付けてから、帰路につく。
で、車を運転しながら、今日のダイビングはよくよく考えるとシーマンズのボートに乗ったのってアンドの鼻に行く片道だけだったなぁ〜〜〜・・って事に気付いてなんとなく笑いが込み上げてくるのだった。出る時間が早かったので道の流れは快調だった。
田辺でダイビング1   2001年 1月27日(土)

今年初めての田辺のダイビングである。今回の利用はステイドリームだ。
ボートは無理そうとの事で今回はビーチで潜る事にした。どうもこのサービスとは相性が良くないのか、中止になる事が多い。ボートにはまだ乗った事が無いのだ。昨年の3月頃に潜ったときは、それはそれはウミウシパラダイスであったがさてさてどうなっていることやら。
事前情報によると、まだほとんど目にしないとの事だが・・・。

例によってAM4時起きて車を飛ばす。休日なのでトラックが少ないのがありがたい。
8時過ぎにはステイドリームに着いた。スタッフは既に来ていたので、雑談しながら手続きをする。気さくな感じの女の子もスタッフとして入ったようだ。
今日のゲストは私含めて4人。2グループに分かれてのダイビングとなる。私ともう一人のフォト派ダイバーは計さんのガイドで潜る事になった。

1本目:天神崎ビーチ
いつものエントリー口よりも沖側からエントリーする。ちょっと流して、ガレバで散策。計さんが早速ウミウシを見つけた。ゴマフリイロウミウシの白バージョンだ。これは以前志摩で一度だけ見た事がある(オレンジバージョンは串本で一度見た)。ちょっとピントが甘かったりしたので、撮り直したいと思っていたのだ。しかも今の装備は当時とは比べ物にならないくらいゴージャスなのだ。ということでじっくり10カットほど撮影した。続いてシロウミウシを見つけ、さらにシラユキウミウシらしいのを見つけてきた。しかし私が見に行ったときには穴に入り込んでいく途中で既にお尻がちょっと見えている程度だったので、シラユキではなかったかも知れない。
んで、さらにさらにサラサウミウシらしきものを見つけてきた。が趣が違う。レティキュラータかな?まあ、レティキュラータとサラサは同種という話もあるようなのだけど。で、さらに趣が違うのは、触角が3本あるのだ。とりあえずこいつを撮影。しかし、ここまでガイドは色々見つけてくるものの私自身で見つけたのは0。このままでは悔しすぎる。
ということで、本気モードだ・・・・という訳でも無かったのだが、ここから本領発揮だ。
スーパーマクロモードが炸裂した。3mm程のウミウシを見つけた。最初シラユキかと思ったが触角の色が濃い。サラサの幼体かとも思ったが、ファインダーで見ると外周部の色が黄色では無く赤いように見える。二次鰓を中々出さないので、色が把握できない。シラユキモドキかそれとも別種か・・・・?とりあえず撮影しておく。さらに類似のウミウシをいくつか見つけて撮影。
時間が来たので戻りエクジット。

昼食をとりながら雑談をする。2本目はアーチまで行く事になった。

2本目:天神崎ビーチ
今回は試用のバイオフィンを借りて、これで潜る事にする。買おうかどうしようか迷ったのだが、試用出来るのはありがたい。
で、試してみたのだがあおり足だと全然進まない。普通のフィンワークでもイマイチだ。細かい水泳のばた足のようなピッチのフィンワークだとぐいぐい進む。そうか、こういう感じでないとダメなのか。しかしこのフィンワークは疲れる・・・・。
で、一気にアーチまで行って、ウミウシ探し。しかしなかなか見つからない。壁にシロウミウシ、アオウミウシがいた程度だ。計さんはサメジマオトメウミウシを見つけてきたが、これまた私にとっては普通種。アーチを抜けたところでじっくり探してみる事にした。そしたら出てくる出てくる。1本目にも見たヴェリエリっぽいウミウシやオトメミドリガイ、フウセンウミウシなどを見つけたので、これらを撮影する。時間が来たので戻りがてら定番らしいタツノイトコを見、さらに砂地を進んでハナハゼなんかを眺める。で、さらに石の下から橙色のウミウシを見つける。ダイダイウミウシかもしれないが3mm程度なので判別不能。念の為撮影しておく。
エアーも無いので一気に戻ってエクジット。
結論・・・バイオフィンは、私には向かない。

ショップに戻って雑談&ログ付けをする。帰り支度を終えると一緒に潜っていたもう一人のゲストが車のロックしてしまったとかで締め出されたようだ。ステイのスタッフと一生懸命こじ開けようとしていたが結果的にJAFを呼ぶ事にしたようだ。
で、私は先に失礼させてもらうことにした。
すさみに移動して、荷物を部屋に運び込む。盗難以来ダイビング機材を全て部屋に持ち込んでいるので手間がかかって仕方が無いのだが、もう盗まれるのはこりごりなので、しょうがない。
温泉につかって、早めに就寝。明日は久しぶりの串本ボートダイビングだ。
串本の写真残り2本が仕上がって   2001年 1月23日(火)

仕上がり予定は明日だが、多分今日当り仕上がってきているだろうと言うことで、何時ものカメラ屋さんに行く。案の定仕上がってきていたので、どきどきしながら確認する。

・・・・・はぁ〜〜〜〜〜。
ヨカッタァ。2絞り位オーバになっていると思っていた露出はほぼ適正で仕上がってきている。どうやらずれていたのは最後の1本だけだったみたいだ。
これで一安心である。
後は家に帰ってルーペでじっくり見て、一喜一憂するのだった。

志摩でダイビング1   2001年 1月21日(日)

今日は、久しぶりに志摩でダイビングの予定だ。今年に入ってから、雪が降ったりでなかなか行けなかったのだが、今回はなんとかなりそうだ。といっても昨日の雪が心配と言えば心配なのだが。
念の為早めに家を出る事にした。しかし懸念の青山峠も路肩に雪は残っているものの、道は全然問題ない。しかも平日は混む道も休日はガラガラなのだ。ということで予定よりも速くショップに着いた。寝不足なので車の中で仮眠をとる。
時間が来てみんながそろったので、手続きをすませてからエントリーポイントに移動。
私は今回はセルフで入る予定だ。

1本目:あづり浜ビーチ東
エントリーしてすぐに水がマスク内に入ってくるのがわかる。げげげ・・・・前回割れて修理したと思っていたところがまた割れている。瞬間接着剤を借りるが今回はつかない。しょうがないので、応急手当してエントリーポイント付近で遊ぶ事にした。本当は西側に行きたいのだが、しょうがない。午後からはレンタルマスクがショップから届くらしいので、これを借りる事にする。
マスクに不安を抱えたままエントリー。透明度も良くないので、あまり広範囲に移動しないようにして近くを散策。
ミドリガイの仲間が多い。アヅキウミウシや名前が分からないものも数種見つかった。その中で前年2度見たミドリガイの仲間で、側足を広げた内側が赤いタイプのものが見つかった。波にあおられながら時折側足を動かすのか赤い部分が見える。この赤い部分が出たところを撮影したかったので、ここで撮影することにした。今回はなんとか撮れたと思う。
あとは、このポイントで多く見られるが図鑑などに名前が上がっていないミドリガイの仲間も多く観察できた。ヒラミルミドリガイに似ているが、色が濃いのと側足の内側に水色の点々が入るのが特徴だ。ちょっとだけこれを撮影。あとはアズキウミウシも撮影。だいたい70分くらいでエクジット。

エクジットしたらマスクが届いていた。遠くから持ってきてくれてありがとうございます。
ということで、2本目はこのマスクを借りて潜る事にする。これで西側水路(別名ウミウシの壁)に行く事が出来る。
とりあえず2本目のセッティングだけして昼食をとる。ここで他の人と情報交換。ウミウシ的にはムカデミノウミウシを見ただけのようだ。ゆっくり雑談をしてから2本目に向かう。

2本目:あづり浜ビーチ東〜西
エントリーしてコンパスを250度に合わせて一気に西側の壁を目指す。ちょっと沖側に出たので、そこからウミウシを探しながら壁に入る。ムカデミノウミウシ、シロウミウシ、キイロウミウシ、アオウミウシなどを見るが期待の水路にしては他に見つからない。暫く探してみたのだが残念ながら今日は収穫はなさそうだ。移動し始めてこまごまと探してみるのだが今回はいまいち不作だ。昨シーズンまでのエントリーポイント付近まで捜しながら戻るがミドリガイの仲間やアズキウミウシ、タツナミガイ等ここの普通種は見つかるのだが初物は出ない。ここから90度にコンパスを合わせて戻り始める。予想通りこのコースだと砂地を通るのが最小限ですむのでウミウシ探しにはベストだ。ミドリガイの仲間は結構目に付く。透明度も東側に比べるとかなり良い。東側に近づくにつれてだんだんと透明度が落ちてくるのがわかる。90度だと下手するとエントリーポイントの堤防を行き過ぎる可能性もあるので(透明度は50cmほどだし)この辺りだろうと思って浮上したら、堤防の近くだった。再潜行して堤防に当り堤防沿いを移動。ふと見るとアオノリが付いている堤防の石の上に黒いのが点在している。良く見るとアリモウミウシのようだ。ひとつの岩の上に20匹はいる。で周辺の岩5箇所にそれぞれ同じくらいいるのだから・・・・なんとこの畳一畳もないような範囲内にアリモウミウシ100匹!!。で、そのなかで一匹一匹良く見てみると、中に活発に動いているのがそれぞれの岩に1匹くらいいる。どうやらヒメクロモウミウシのようだ。アリモウミウシは石にくっついて動いている様子は無いのだが、こいつは活発に動いている。よし!こいつを撮影しよう。ということで水深50cm位のところで必死に撮影するのだった。10カットほど撮影してからエクジット。それにしても灯台下暗しとはこの事だ。

ログ付けをしてから、ショップに戻り、帰路につく。
8時過ぎには帰り着いたのだった。
奈良で新年会   2001年 1月20日(土)

写真を受け取りに良くと、やはりかなりオーバ目で仕上がってきていた。
しかし、まあ我慢できるレベルでもある。減感はあまり変化が無いと聞いていたので、とりあえずノーマルで出しても良いだろうと言うことで、串本で撮影した残り2本をノーマルで現像に出すことにしたのだ。
午後から雪が降り出して来たので会社はいつもより早めの閉店となった。今日は某MLの奈良メンバーの新年会があるので、こちらに参加する予定だ。
道は流れが悪い・・・・雪が降っているのでしょうがないか。普段なら30分で着く桜井に今日は1時間もかかってしまった。みんながそろってから焼肉屋さんに移動し、焼肉を食べる。
ダイビングや写真の話題が尽きず、店を出たのは1時過ぎであった。家に着いたのが2時過ぎ・・・。明日は(実際には今日だが)、志摩でダイビングの予定だ。
現像   2001年 1月17日(水)

とりあえず最後に撮影したフィルムを-1/2減感で現像に出してみる。
これで様子を見て、残りの2本を決める事にするのだ。
最後の1本は新ネタが無いのが幸いだ。
串本でダイビング2   2001年 1月16日(火)

昨日に続き、今日もダイビングパーク前ビーチで潜る予定。
早めにエントリーしようということで8時前にパークに着いたのだが、まだ誰も来ていないようだ。永合さんの車は止まっているが・・・。
海況は昨日よりはかなり回復している。これなら入れそうだ。
暇なのでビーチに行ってみる。すると・・・・げげげ・・・タイドプールが凍っている。
こりゃ、水温も低そうだ。

暫くして、高橋さんがやってきた。エントリーの準備をするが、なんやかんやで何時もの時間にエントリーすることになってしまった。こりゃ、帰りも辛い事になりそうだ。

1本目:ダイビングパーク前ビーチ6番周辺
事前に何処に行きたい?と聞かれて、昨シーズンのログを見て6番周辺をリクエストする。魚があまりいないのでリサーチ出来てないとの事だが、ウミウシ的には期待の持てるところだ。
エントリーしてすぐにシロミノウミウシが見つかった。そのすぐ近くに真っ白なミドリガイの仲間がいるのに気づいて、こちらをまずは激写。白いので露出をアンダー気味に撮影する。高橋さんが近くにいたツマグロモウミウシを見つけてきた。こいつは以前に潮岬で見た事があるのだが、そのときの写真は惨憺たるものだった。リベンジも兼ねてここで撮影。
つづいて、目的の6番周辺で、ウミウシ探し。石の下からDendrodoris sp.を見つけた。赤いボディーの中央部に黒い点々が入っている。中々きれいである。続いてSiraius immondaを見つけた。これは串本ではちょくちょく見つかっている。しかし見れば見るほど志島で見たのとは趣が違っているように思える。果たして同種か別種か?そしてSiraius immondaの近くに別のウミウシがいるのに気づいた。これは初めて見るウミウシだ。よくよく見るとその横に小さな個体もいた。このウミウシを撮影していると高橋さんがミカドウミウシの幼体を見つけてきた。周囲に点々が付いていてまだまだ翼足が発達していないようだ。その他の外見はミカドの成体そのものなのだが。さらにツバメガイの仲間を高橋さんが見つけたので、これを撮影。戻る途中でコノハミドリガイなんかもみつけた。

2本続けて潜るつもりだったのだが、時間がずれ込んだので昼食を先にすることになった。午後からは1〜3番方面の予定だ。

2本目:ダイビングパーク前ビーチ4番沖
エントリーしてウミウシを探しながら移動。3番付近で結構変なウミウシを見た記憶もあるので、気になっていたのだが結局ダイレクトにいつもの4番水路に入ってしまった。途中でキンチャクガニやダイダイウミウシを見たりする。ここのダイダイウミウシは、志摩や南勢で見るのとはちょっと趣が違うのだ。本当に同種なの?と思えるのだが、とりあずダイダイウミウシの特徴は出ているので地域差による変異なのだろうか?
で4番沖の水路にたどり着いてウミウシ探し。ここでウミウシを見た記憶はあまり無いのだが、探してみるとツマグロモウミウシが3匹固まっているのが見えた。これをまたまた撮影。さらに近くの石に2匹固まっているのを高橋さんが見つけてきたのでこれも撮影。石の下からビワガタナメクジの赤いのを高橋さんが見つけ、さらに別の石の下にいるのを私も見つけた。ナマコにはナマコマルガザミが付いていたので、これも撮影しておく。
サンゴヒメエビの仲間もとりあえず撮影。エアーが少なくなってきたので戻りかけるがここで高橋さんがコナユキツバメガイを見つけたので、こいつも撮影。この仲間にしては珍しくドロップオフ・・という程のモノでもないが、岩壁を這っていた。しかし!ここで重大なミスに気付いた。撮影していたカメラの絞りギアの表示が実際の絞り値とずれていたのだ。2絞りくらいずれている。って事は・・・今まで撮った写真は?何処からギアがずれていたのだろう?軒並みオーバになるのは目に見えている・・・ハァ・・・
ともかくこいつを撮影しておいて、気付いたら残圧が残り少ない。一気に戻ってエクジット。

機材を洗って車に積み込み、簡単にログ付けしてからパークを後にする。4時に出たがやはり予想通り新宮手前から車の流れが悪くなる。熊野に入ってある程度流れが良くなってきたが、既に日没を迎えていた。後は走れるところはちょっとでも速く走るに限る。下北は問題ないが外気は既に氷点下。上北でも路面はところどころやばそうだが、なんとか大丈夫そうだ。峠超えで、ちょっと凍っているがなんとか切り抜けて、なんとか9時前にはたどり着いたのだった・・・疲れたぁ。
串本でダイビング1   2001年 1月15日(月)

本来なら田辺で潜る予定だったのだが海況が悪かった為、串本で潜ってきた。
前日からの寒波の影響で途中の峠越えが不安だったのだが、とりあえず9時集合なので4時過ぎに出発した。川上村〜上北山村に抜ける峠は凍結していると想像していたが、なんと今回は吉野から既に凍結している。まるでスケートリンクのような路面をゆっくりと走行するしか無いのだった。凍結している道は、当然ながら川上村、上北山村まで続き下北山村に入る頃にようやく凍結した路面から開放された。しかしさすがにここまでの距離が凍結していて緊張して運転していると胃が痛くなってくる。緊張が体に及ぼす影響というのも相当なものだなぁ〜〜〜と思うのだった。下北からは快調に車を走らせたが、今回は熊のでも所々雪が残っていた。そんなこんなでいつもよりも30分ほど余分に時間はかかったもののなんとか8時半にはパークに入ることが出来たのだった。
しかし、海を見る限りビーチダイビングは無理そうだ。ボートなら大丈夫かな?とも思ったがパークからのボートは無理だろうなぁ。
パークでくつろいでいると高橋さんが登場。永合さんご夫妻もいらっしゃった。ここで今日は無理だろうなぁ〜〜という事になったのだが、高橋さんによるとボート乗り場だと入れそうとの事だ。と言うことで、ボート乗り場で潜る事になった。
入る前に修理したてのドライスーツを来て水槽に足を入れてみる。フットバルブからの浸水は無いようなので一安心だ。

1本目:串本ダイビングパークステラマリス乗り場
エントリー即潜行し、移動し始めたのだが、どうにもマスク内に水が浸入してくる。マスククリアしてもしても次々と入ってくる。マスクのスカートを修正してみたりもするのだが改善する気配は無い。高橋さんが気づいて、一度戻ろうと言うことになった。戻ってマスクを確認してみるとフレームが割れていて、レンズがずれている。治るかな?と修正してみたらなんとかなりそうだ。とりあえず1本は持つだろう。ということで仕切りなおしだ。
移動しながら石をめくってみる。クロヘリアメフラシの幼体は相変わらず多い。時々普通のアメフラシの幼体も目に付く。ふと見るとこれまたアメフラシの幼体のようなのだが、全身にケバケバがある。クロスジアメフラシかフレリトゲアメフラシか?とりあえず撮影しておく。
移動中に珊瑚の群生の上を通過する。周囲はテーブル珊瑚なのだが中心部には枝珊瑚の群生が広がっているのだ。これほどまでの量の枝珊瑚を見るのは初めてだ。これだけあればバカボンエビも沢山いるだろうなぁ〜〜〜〜・・・などと思っていた。しかし、仮にいたとしても着底する隙間は何処にも無いのだけれど。
珊瑚の群生を飛び越してガレバに出て、再びウミウシ探しだ。ふとめくった石の下になにやらケバケバの物体が・・・・。最初、タカラガイの仲間だと思って石を戻しかけたのだが、ふと触角が目に入ってきた。この触角の形はタカラガイじゃない・・・・ウミウシだ。ケバケバはタカラガイの外套膜では無くてホクヨウウミウシの仲間の背面突起のようだ。というこで、ここで撮影開始である。バシバシと撮影するのだった。
撮影が終わった頃、高橋さんが呼ぶので見てみるとヒメキンチャクガニがいた。キンチャクガニは前回見たのだが、ヒメキンチャクガニは今回が始めて。こいつも撮影しておく。その他変なカニがチョコチョコ出てくる。
珊瑚の上を再び移動しながら戻り始める。それにしても見事な珊瑚だ。今度潜るときはBCのポケットにマリンカムのカメラを忍ばせておくことにしよう。
適当に石をめくりながら戻っていると、ホウズキフシエラガやゴマフリイロウミウシなども見つかる。エクジット直前にオトメミドリガイを見つけた。こいつも初物なので、残りのフィルムをここで消化するのだった。1時間くらいのダイビング計画だったのだが、なんやかんやで1時間半以上潜っていたりする。

機材を洗って、明日もあるのでパークに預けておく。
ゆっくり食事し、ゆっくりログ付け&雑談した後にパークを後にする。とりあえずマスクを修理しないといけないので近くの(という割に遠いのだけど)、ホームセンターで瞬間接着剤を購入する。いつものすさみに移動して、温泉で疲れを癒し、部屋に戻ってからマスクの修理。
テレビを見ながらうとうとして10時には就寝するのだった。

明日は田辺でダイビング?   2001年 1月14日(日)

田辺で潜る予定なので、海況確認の為、現地に連絡を入れたのだが、どうも海況が良くないらしい・・・ということで、キャンセルする事にした。
で、串本はどうかな?と思って、すごいもの見つけ隊に連絡してみたらボートは無理そうだが、ビーチなら入れるかも・・・との事だ。
ということで、串本に行く事にした。
フットバルブ   2001年 1月13日(土)

フットバルブの部品が届いたので、早速修理することにした。
ところが、応急処置として使ったアロンアルファがまずかった。結構硬化してしまっていて、なかなか取れない。適当にカッターで削ってなんとかカバーを付ける事ができた。
これで水没しなければいいのだが・・・・。
とりあえず初テストは田辺になりそうだ。
アポロの対応   2001年 1月 9日(火)

アポロスポーツが休み明けで営業を開始したはずなので、フットバルブを注文するために電話した。しかしながらアポロの対応はすばらしいものであった。
アポロが言うには、
・個人に販売はしない。
・販売店を通して購入するように。
・近くでは奈良の橿原に販売店があるのでそこで購入してほしい
との事だった。ちなみに片道1時間以上かかるし、場所も分からない。どうせいっちゅうねん。
ちなみに私が購入した店では昨年の和議申請以降、取り扱いを止めたようだ。

頭に来たので、HP上から苦情を書き込んだ。
暫くして、誤りの電話が入った。個人にも販売できるらしい。それなら最初からそうせいっちゅうねん。そんな対応だから和議申請するような事態に陥るんだよ。

志摩でダイビング・・・の予定だった   2001年 1月 8日(月)

今日はアリストで志摩で潜る予定だったのだが、ガイドの体調不良との事でダメっぽいとの事だ。一人で潜っても良いのだが、ドライのフットバルブは気になるし、それ以上に外は大雪なのだ・・・・。ということでキャンセルする事にしたのだった。
ということで、ホームページの修正をひたすらすることにした。
念の為フットバルブ修理   2001年 1月 7日(日)

明日潜りに行こうかなぁ〜〜〜〜・・・と思ってフットバルブを修理しておく。
とりあえずゴムシートを用意してフットバルブの淵にアロンアルファを塗ってゴムシートを付ける。さらに念のためビニールテープでぐるぐる巻きにしておくのだ。
一応これで水没から逃れることができると思うのだが・・・さてさて。
仕事始め   2001年 1月 5日(金)

今日は仕事始め。
で、アポロにTELしてみるが、アポロは9日からの営業のようだ。
ということは、それまでダイビングはお預けということになる。せっかくの休みなのになぁ。
困ったものだ。
志島でダイビング1   2001年 1月 2日(火)

志島で潜ってきた。
例によって現地に9時ぐらいに着いたのだが、誰もいない。トイレに行きたいので車で10分くらいのところにあるコンビニまで戻って、トイレに駆け込み、昼食を買ってからサービスに戻る。
波がきつそうだが・・・ポイントではどうかな?

1本目:漁礁
ボートに乗る時にここのサービスは、砂地から入ってボートに乗り込まないといけない。
ということは、ボートの割にビーチと同様の苦労を要する訳だ。
で、波が強かったので、この砂交じりの波が足元に何度もあたっている内に水没したのが分かる。どうやらフットバルブから水没したようである。足は冷たいがしょうがないので、このまま潜るしかない。
ポイントに着いて、潜行し着底。あいかわらずアバウトなアンカリングなのでまずは漁礁を探すことから始まる。今回は岩礁域にアンカーが落ちている。だいたいの位置を把握してからコンパスを合わせて散策の開始である。
適当に石をめくってみると、Siraiusu immondaのようなウミウシがいた。ただ串本で見るのと違って平べったいのだが。さらにヤグルマウミウシもまたもや見つけた。どうやらこのポイントでは普通種なのかもしれない。ホウズキフシエラガイは相変わらず多いし、アオウミウシもいたりする。さらにRostanga sp.も見つけた。これは初物だ。バシバシと撮影する。
1時間ほど潜って浮上しExit。

ボートで戻ると浮ブイが波で砂浜に打ち上げられているようだ。絡まっているのを外してくれといわれたので、外しに行ったのだがナカナカ複雑にからまっているので外れない。波打ち際のアンカーにからまっているので波があたる。そしてフットバルブから水没しジャバジャバと水が入ってくるのだった。最悪である。
なんとか絡まっているのを外して、昼食をとる。水没したドライは、中にたまった水を流して、タオルで拭いておく。私も靴下を新しいものと交換する。

2本目:漁礁
エントリーして場所を確認。本当に感心するほど毎回適当にアンカリングしている。今回は砂地に落ちているようだ。ということで、岩礁域方向に移動しつつウミウシを探す。シロウミウシの幼体、サラサウミウシの幼体、ヤグルマウミウシ、などを見つけ、さらにマンリョウウミウシらしきものを見つけた。色合いがずいぶん違うのだがおそらく幼体だからだろう。これを撮影しておいて、さらにちょっと移動したところにまたマンリョウウミウシの幼体を見つけた。ホウズキフシエラガイは相変わらずイッパイいる。クロシタナシウミウシの幼体も見つけた。それ以外には変なヒラムシの仲間も見つけた。
時間が1時間を越えたので、そろそろ終了・・・と思って浮上を始め、安全停止を1分くらいしたところで突如右足から水が滝のように流れ込んでくるのがわかる。見る見るうちに右足が完全に水没し、さらに左足にも流れ込んでくる・・・・。
あかん・・・浮上しよ・・・
しかし、その間にも水は流れ込んできて、結局エクジットした時には腰くらいまで水没してしまったのだった。

サービスに戻って右足を確認してみたところ、そこにはポッカリと穴があいていた。
フットバルブが壊れたようだ・・・はぁ〜〜〜〜。
とりあえずこの時期にもかかわらず、全部脱ぎ捨ててシャワーを浴びておく。
着替えを積んでいてよかった・・・・。

帰りに近くの衣料店でフリースを何枚か購入してから岐路に着く。
最悪の一日だ。ダイビングはしばらくお預けだな・・・・はぁ・・・。

新年は海の中で   2001年 1月 1日(月)

「新年明けましておめでとうございます」
さすがに海の中では声には出せなかったが、心の中でそうつぶやいた。んで、パチパチと拍手。と言ってもグローブはめている手では、音も出ないのだが。
外れかけている、「Happy New Year 2001」の看板を修正してから移動する。ウミウシはあいかわらず見つからない。エビ・カニ類も思ったほど出ていない。そういえばマブールのPcomのYOSHIさんが、夜行性の生物も本当の深夜には活動しないと言っていたのを思い出す。もしかしたらそうなのかもしれない。魚は眠っている。ボート乗り場から3番に抜ける通り道のところでブダイが眠っているのを目にする。その上にはツノダシが漂っていた・・・が、一瞬別の魚かと思えるほど、色が違っている。ツノダシも昼夜で色が変化するのか。パークの福田さんによると、「外敵に警戒しないですむ夜の色が生物本来の色かもしれないね」との事だ。なるほど、そういう考え方もあるのか。
で、移動しちょっとイルミを張っているコースから外れる。ここでようやくウミウシを見つけた。サキシマミノウミウシのようだ。3匹ほどいるので、念の為それぞれ撮影しておく。
水深1m以下のところなので、水面の波の影響をもろに受けてちょっと辛い。フィルム残してもしょうがないし、これから先出る様子も無いので、ここで全部消費しておく。
その後、移動しながら探して見たがウミウシは見つからず、エクジット。
今年初のウミウシはサキシマミノウミウシだった。

機材を洗って片付けてから着替え、年越しそばを食べながらログ付けをする。
そのまま、車の中で泊まってから明日も潜ろうかとも当初は思っていたが、眠いし寒いし何よりカメラのストロボの調子が悪いので、このまま帰ることにした。福田さんに挨拶してから帰ろうと思ったのだが、いらっしゃらなかったので古見君やその他のスタッフのみなさんに挨拶してから帰路につく。パークをAM2時過ぎに出発し、車の流れも順調だったのだが、下北山付近でどうにも眠くてたまらなくなり駐車スペースがあったので、そこで車を止めて仮眠するのだった。1時間位寝たのだろうか?寒さで目が覚めたので、さらに帰路につく。AM7時にはなんとか帰り着いてそのまま布団の中に・・・


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