冬季に、内湾の砂地に生える藻の中にいるところを観察。
同様の藻が生えているところは広範囲に分布していたが、本種がいたのは、その中でも非常に限られて範囲であった。その範囲では、10個体以上を確認することが出来た。
ウミウシガイドブック２のサカキウミウシに似るが、触角の色が黒く染色しないこと、背面突起の色彩のパターンが微妙に違うという点などからここでは、同種とはせずにStiliger sp.とするに留めている。
背面突起には、表面に白い斑点が入り内側には黄色の大き目の斑点が入る事が本種の特徴のように思える。