遠浅の内湾の海の岩場に生える海草の合間を這っていた。
非常にキレイなウミウシではあるが非情に小さい個体である為見つけるのは困難である。
ただし、このポイントでの個体数は多いと思われ、探す目で探せば見つけられる。

本個体について、ラドマン先生にご意見を伺ったが、未同定種という事であった。

ラドマン先生の以下のＨＰ参照。
http://seaslugforum.net/unident.htm#1895

その後、何点か写真を送ったところ本種と同定して頂いた。ラドマン先生によると本種はエッグイーター・・・ウミウシの卵を食べるということである。また食べる卵によって背面突起の色が変るらしい。
しかしながら本種を何個体も見たことがあるのだが、卵の近くで見たことは無いのだった。

以下のHP参照。
http://seaslugforum.net/favomira2.htm

「ウミウシガイドブック２」に掲載のツノヒダミノウミウシに似ていると思うが、こちらもエッグイータである。ツノヒダミノウミウシは見たことがあるが、こちらは確かに卵にくっついていた。